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2013-03-28 10:50:37NEW ! simatyan2のブログ
兵庫県小野市の「福祉給付制度適正化条例」が27日市議会本会議で賛成
多数で可決成立しました。
市によると、電子メールや電話は22日までに1734件(賛成61%、
反対38%)あったそうです。
蓬莱務(ほうらいつとむ)市長は常任委の後、
「賛否の議論があり、市議も苦慮したと思う。
市民の多くは理解し賛成している」
と述べていますが、本当に多くの人が賛成しているのかどうかは疑問です。
というのも、事前の電子メールや電話が1900件ほどあり、そのうちの
賛成が、61%もあると公表しているからなんですね。
この数字が眉唾物であることは後ほど書きます。
まず大衆と言うのは選挙の投票と同じで事前の調査に非常に左右されます。
また蓬莱務市長というのは、顧客満足度志向や成果主義といった民間企業の
手法を次々と役所に導入していて、職員に意識改革を迫るしちょうであると
いうことです。
どこかで見たような手法ですね。
そう、橋下市長に非常に似てるんですよね。
つまり民間の競争原理と合理化を口実に弱者切捨ても厭わない、橋下市長と
同じ類の独断専行型の危険人物のようなのです。
前に『大阪の恥「橋下徹」と東京の恥「世耕弘成」 』という過去記事を書き
ましたが、『兵庫県の恥「蓬莱務」』も加えるべきですね。
まず格差の是正を行わずして市民に監視をゆだねるなどという政策を実施
すれば、庶民同士が監視し密告をするという暗黒社会になってしまいます。
昔アメリカが黒人奴隷社会だったころ、奴隷解放運動の芽を摘み取ったのは
他ならぬ黒人だったことを思い出します。
黒人が白人の機嫌をとるため制度に疑問を持つ黒人を密告していたんですね。
早い話が黒人が黒人を売っていたのです。
このブログでも再三書いているように、日本も自由でありながら自由の無い
国になりつつあるんですね。
ただ今回の小野市の条例にはもう少し複雑な事情があるようです。
というのは、小野市の人口は40938人で、生活保護世帯が130世帯で
対象世帯が僅か13世帯という事実があります。
さらにその13世帯のうちの一世帯がギャンブル依存症らしくて、一世帯の
ために条例を作ったらしいのです。
しかも市の職員自らが条例を作ったからといって対象世帯のギャンブル依存
症が防げるとは思っていないとも認めているんですね。
http://diamond.jp/articles/-/33631
これじゃ一体何のための条例かわからないんですよね。
ですから蓬莱務市長の意図は別にある可能性があります。
例えば政府が計画している国民締め付け計画の一環で、手始めとして兵庫県
小野市を一つの実験区域として支配者は考えたのかもしれません。
でなければ小野市のように生活保護世帯が極端に少ない地域でこんな条例を
可決する意味がありませんからね。
この小さな区域で全国の反響を見ながら世論誘導をし、いずれ生活保護のみ
ならず、あらゆる分野での締め付けを徐々に少しずつ進めていくつもりかも
しれません。
そもそも普通に日常生活を送っている大多数の人にとって生活保護者の実態
など興味の範疇に入らないものなのです。
興味を持つとするなら生活が苦しく制度の適用を考えている人か、あるいは
制度を苦々しく思っている既得権益者か、どちらかなんですね。
それがなぜ最近になって騒がれだしたのかと言うと騒ぐ人がいるからです。
騒ぐことを専門にする組織が・・・。
確かに保護費をギャンブルに投じているなどと言われると一般市民として
あまりいい気はしません。
真面目に働いている側から見ると不公平感を感じるからです。
しかし積極的にバッシングする気になるかと言えばそうじゃないんですよね。
なぜなら今の不安定な世の中でいつ自分がその立場に陥らないとも限らない
わけですから、一部の不心得者のために制度そのものを廃止しようなんて
考えには及ばないものです。
要するに廃止したところで庶民は誰も特をしないんですから。
これが制度を無くせば浮いた予算を庶民に分配してくれるんなら別ですけど、
そんなことは無いわけでやっぱり官僚の懐に戻ることはわかってるんですよ。
ですから制度に多少の不満はあっても積極的にバッシングは出来ないんです。
それに不公平感というなら今の世の中の格差に対する不公平感のほうが圧倒
的に強いわけです。
天下り企業の退職を繰り返して得る、官僚の莫大な退職金やマスコミ人の異常
な年収などの方が余程不公平で追求して欲しいのです。
だから貧困層を必死にバッシングする書き込みなどは、それはある意図を持って
書き込まれたものであると見てまず間違いありません。
そこで制度を無くせば誰が得をするのか?
ということを考えてみるわけです。
「テレビの金持ち目線」の著者で知られる精神科医の和田秀樹さんは、
「生活保護を叩いて得をするのは誰だ? 」
という疑問から、
「貧困層を締め付けることによって特をするのは財源を管理する側と富裕層、
それに便乗し人気取りと財界からの票田を見込む姑息な政治家、さらには、
国民のリストラをたくらむ非情な官僚たちである」
との結論を導いています。
つまり国民から集めた税金を自分達の財産と勘違いしている既得権益者達
は1円でも国民のために還元したくないのです。
また還元しなければならない事態を恐れているのです。
そのために明らかな誤解、もしくは意図的な嘘の流布を行っています。
ちなみに世間で流布されている生活保護の誤解を下記に掲載すると、
・受給者は、預貯金は基本的に禁止
(たとえば保護費を紛失したらその月は「おしまい」)
・医療費タダは嘘
(保険適用相当医療しか無料にならない)
・「病院通いにタクシー」は嘘
(傷病理由受給者しか交通費は出ない)
・水道代タダは嘘
(自治体による)
・バイトちょっと足したらよい暮らしは嘘
(収入分だけ次の支給から差し引かれる)
などがあります。
こうした意図的な誘導によって真の不公平から市民の目をそらせようと
してるんですね。
もともとテレビから発信された保護者の実体、例えば給付金を持って酒を買い、
パチンコ店に行く保護者の映像はテレビのヤラセだったことが判明しています。
考えればすぐにわかることで、カメラの前でこれ見よがしにパチンコ店に
行く馬鹿は存在しません。
それと共に市民目線に名を借りた、いわば偽市民とも言うべき組織の動きが
活発化しています。
偽市民とは「行政側への意見」とか「新聞の読者の声」、あるいは掲示板、
ブログへのコメントなど、いわゆる市民に名を借りた投書やクレームをする
チーム世耕などの世論誘導専門組織のことです。
過去記事で「書き込み請負業者」のことを書きましたが、投書を受けた側は
それが本当に一般市民の客観的な意見なのか、業者によるものかどうか区別
がつきにくいですが、僕のブログでもそれは端的に現れています。
例えば弱者擁護の立場で支配者糾弾記事を書くと否定的というか攻撃的な
コメントが非常に多くなりますが、しかし「なかのひと」で確認すると全て
同一組織からしか発信されていることがわかります。
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11459359755.html
そのためブログは承認制にしています。
それは名前やIPアドレスを変えても同じ場所からしか発信できないからです。
まさかパソコン遠隔事件のように海外サーバーを借りてまで無数に有る一般
ブログの監視はしないでしょうからね。
ただ僕のようなブログでもこういう状態ですから、他のブログ、行政、新聞、
テレビ、ネットなどの書き込みや投書の半数以上は「チーム世耕」などの
組織が頻繁に行っていると断言できます。
そもそも庶民と言うのはどんな時でも体制に不満を持つものなのです。
一般企業でも客から電話や投書がくるときはほとんどがクレームで、感謝や
激励の連絡は微々たるものです。
なぜなら客というのは商品に不満があればクレームを出しますが、満足した
場合は何も言わないだけで、わざわざ連絡などしないものです。
だから企業が感謝や激励の手紙を紹介するときは自作自演になるんです。
この傾向は組織が大きくなればなるほど強くなります。
もちろん各自治体や国も例外ではありませんね。
ですから行政が実施する政策に肯定的な意見が多い時ほどまず疑うべきです。
例えば反対の投書10通が本当の市民の民意でも、90通の偽の支持があれば
本来の民意は霞んでしまうのです。
100人が100人分を受け持てば簡単に10000人の民意が誕生します。
そんな結果を見て「世間はこう考えているのか」と騙されたりする人も出て
くるんですね。
まあ支配者にとっては当たり前の自作自演でしょうが、事情を知らない人は
作為の世論でも世の中の動向だと思って長いものに巻かれてしまうんですね。
要するに嘘も百回繰り返せば実際そうなってしまうんです。
実際は一部の組織が動いているだけなのに・・・。
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