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2013年03月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「中国人がズルイのか?、それとも日本人が間抜けなのか?」
答は、どんなバカな中国人でも分かっている。「日本人は間抜けなのだ」と。中国人は、「他人のフンドシで相撲をとる」のが得意だ。
中国共産党1党独裁の北京政府は、日本政府が「国交正常化一日中平和友好条約締結」以来、40年にわたって続けてきたODA(政府援助)によって得てきた資金を海外援助に使って味方を増やし国際的地位を向上させてきた。とくにアフリカ諸国に対する資金援助は絶大なる効果を発揮し、いまや「中国のアフリカ」とも言えるほどの結束を築いているのである。北京政府は、アフリカ諸国を「カネの威力」で心までつなぎ止めている。北京政府は国連安保理の常任理事国の地位を生かし、様々な議題で賛否を問うとき、味方になって賛成してくれる国を数多く持っている。これとは正反対に、アフリカ諸国のなかで日本に味方する国は極めて少ない。
◆北京政府の習近平国家主席は就任初のロシア訪問(3月22〜24日)、3月24日〜25日、アフリカのタンザニアのダルエスサラームを訪れ、「重要演説」をして、領土問題などに関し、「核心的利益」を互いに守ることを訴えた。
朝日新聞は3月26日付朝刊「13面」(国際面)で「習氏、アフリカ援助強調」「『核心的利益のため協力』」「まずタンザニア訪問」という見出しをつけて、以下のよに報じた。
「アフリカ諸国向けの200億ドル(1兆9千億円)の融資枠の設定も表明、援助を重ね、外交政策の仲間をつくるアフリカ歴訪だ」「『CHINA ATD(中国の援助)』。こんなブレートが掲げられた国際会議場、習氏は、ぴかぴかのカギのレプリカをタンザニアのキクウェテ大統領に手渡しした。中国の援助でできた会議場を引き渡すセレモニーだ」
習近平国家主席は、3月25日〜29日南アフリカを訪れて、「BRICS 首脳会議」に出席、29日〜30日にはコンゴ共和国を訪問。「資源外交」を含めてその存在感をアピールする。
◆北京政府は、最近、パキスタンのアラビア海沿岸にある港町グワダル一帯を借り受ける契約を結び、アラビア半島からスーダンに至る「回廊」を着々と築いている。グワダルには海軍基地を建設する計画があり、アラビア海からペルシャ湾に至る出入り口「ホルズム海峡」に対するシーパワーを誇示しようとしている。この海域は、米海軍の第5艦隊がにらみを効かせており、「米中衝突」の火ダネになる危険が高まっている。日本にとっては、石油・天然輸送路「シーレーン」が脅かされる恐れが大となりつつある。一方、北京政府は、北アフリカでの「資源争奪戦」に熱心に取り組んでおり、とくにアルジェリアをはじめマリ、チャドなどから「日本を排除すること」に力を入れている。アルジェリアで日揮天然ガス関連施設が武装勢力に襲われ、10人が犠牲になった人質事件の背後には中国北京政府の影がチラついていたのもその一例である。
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