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中国北京政府の習近平国家主席がアフリカ訪問、「資金援助」を強調、資金源は日本のODA予算だ (板垣 英憲) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/688.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 3 月 28 日 07:53:53: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/1833f40a605702108b02e7129324f644
2013年03月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「中国人がズルイのか?、それとも日本人が間抜けなのか?」

 答は、どんなバカな中国人でも分かっている。「日本人は間抜けなのだ」と。中国人は、「他人のフンドシで相撲をとる」のが得意だ。

 中国共産党1党独裁の北京政府は、日本政府が「国交正常化一日中平和友好条約締結」以来、40年にわたって続けてきたODA(政府援助)によって得てきた資金を海外援助に使って味方を増やし国際的地位を向上させてきた。とくにアフリカ諸国に対する資金援助は絶大なる効果を発揮し、いまや「中国のアフリカ」とも言えるほどの結束を築いているのである。北京政府は、アフリカ諸国を「カネの威力」で心までつなぎ止めている。北京政府は国連安保理の常任理事国の地位を生かし、様々な議題で賛否を問うとき、味方になって賛成してくれる国を数多く持っている。これとは正反対に、アフリカ諸国のなかで日本に味方する国は極めて少ない。

◆北京政府の習近平国家主席は就任初のロシア訪問(3月22〜24日)、3月24日〜25日、アフリカのタンザニアのダルエスサラームを訪れ、「重要演説」をして、領土問題などに関し、「核心的利益」を互いに守ることを訴えた。

 朝日新聞は3月26日付朝刊「13面」(国際面)で「習氏、アフリカ援助強調」「『核心的利益のため協力』」「まずタンザニア訪問」という見出しをつけて、以下のよに報じた。

 「アフリカ諸国向けの200億ドル(1兆9千億円)の融資枠の設定も表明、援助を重ね、外交政策の仲間をつくるアフリカ歴訪だ」「『CHINA ATD(中国の援助)』。こんなブレートが掲げられた国際会議場、習氏は、ぴかぴかのカギのレプリカをタンザニアのキクウェテ大統領に手渡しした。中国の援助でできた会議場を引き渡すセレモニーだ」

 習近平国家主席は、3月25日〜29日南アフリカを訪れて、「BRICS 首脳会議」に出席、29日〜30日にはコンゴ共和国を訪問。「資源外交」を含めてその存在感をアピールする。

◆北京政府は、最近、パキスタンのアラビア海沿岸にある港町グワダル一帯を借り受ける契約を結び、アラビア半島からスーダンに至る「回廊」を着々と築いている。グワダルには海軍基地を建設する計画があり、アラビア海からペルシャ湾に至る出入り口「ホルズム海峡」に対するシーパワーを誇示しようとしている。この海域は、米海軍の第5艦隊がにらみを効かせており、「米中衝突」の火ダネになる危険が高まっている。日本にとっては、石油・天然輸送路「シーレーン」が脅かされる恐れが大となりつつある。一方、北京政府は、北アフリカでの「資源争奪戦」に熱心に取り組んでおり、とくにアルジェリアをはじめマリ、チャドなどから「日本を排除すること」に力を入れている。アルジェリアで日揮天然ガス関連施設が武装勢力に襲われ、10人が犠牲になった人質事件の背後には中国北京政府の影がチラついていたのもその一例である。

 

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コメント
 
01. 柴犬 2013年3月28日 10:16:11 : IUaDey3.d8orI : 4Q80R8Zler
>アルジェリアで日揮天然ガス関連施設が武装勢力に襲われ、10人が犠牲に
>なった人質事件の背後には中国北京政府の影

本当に許せない中国共産党 やり口は北朝鮮など足元にも及ばないテロならず者国家 現実はアフリカの国民の為に何もならない、アフリカの極悪政府にとりついて資源と富の分配のみを計画

しかしコンゴ・中央アフリカ・・・これらの国まで手を伸ばすことは禁断の手筋 近いうちに痛い目にあうだろう


02. 無段活用 2013年3月28日 10:30:06 : 2iUYbJALJ4TtU : 6MIcfD8YQs
ただ、そのような中国を「新植民地主義」と非難する声もある。

http://www.afpbb.com/article/economy/2650250/4725860

奴隷獲得のために平気で戦争をやるような土地。生産力の源泉を奪い取るの
だから、当然、そこを征服しても国力が戻ることはない。必然的に衰退を続ける
しかなかったのだが、そこを欧州の列強に突かれた。

この1〜2世紀、欧州の植民地という憂き目を見たが、その欧州は衰退を始め
た。そこに中国が新規に参入する。両者とも、彼らを軽く見ているところがどこ
かにあるだろうが、両者を天秤にかけ手玉にとるくらい、彼らはやるだろう。

幸いにも、日本はアフリカに植民地を持たない。中国のような、手荒な開発も
していない。つまり、彼らに恨まれる種を日本は持っていない。

アフリカで中国と対抗しよう、などど考えなくていいから、彼らから尊敬の念をか
ち取れるように、彼らのためになるような援助を黙って続けることだと思う。


03. 2013年3月28日 18:47:03 : OmwOSjQ4So
アフリカ諸国は地中海側の一部を除く大半の地域が欧米諸国の植民地であった歴史を持つ。長い間政治も行政も経済もすべて欧米列強のなすがままだった。奴隷の供給先でもあった。現在の国境線は欧米諸国によりその利害調整の結果決められた。

戦後、ほとんどの地域でそれぞれ独立を果たしたが、今も経済的には欧米に従属している。富の源泉たる資源の権益は国内の特権階級・支配層と欧米の企業が握っている。テレビでアフリカの住民が流暢な英語やフランス語を話すのをみたことがあるだろう。彼等は特別な権益を持った層である。

欧米は、長い植民地経営の歴史を持つ。支配のノウハウがある。ただ欧米流の方針は国民一般の生活の向上にはなかなかつながらず貧富の差は近年ますます広がっている。

中国は資源の開発や生活基盤の建設には欧米と異なるアプローチを採っている。中国からブルーカラーの労働者を大量に送り込み目的物を作る。援助の方法も欧米と異なる。

今後どうなるかは分からないが中国の国力の充実によりこの欧米とは違った方法が効果を上げる可能性もある。開発の方法は一つではないからだ。

日本はアラビアもアフリカも植民地として収奪した歴史はない。ここは冷静に見たい。欧米が経済を実質運営するアフリカ、中南米の国民の生活がなかなか向上しないのはなぜだろうか。


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