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2013年3月27日 日刊ゲンダイ
<清和会とつながり深い「永田町の怪僧」>
注目を集めていた朝鮮総連中央本部の競売。26日、落札したのは鹿児島市の宗教法人「最福寺」だった。入札下限額が21億3400万円のところ、落札額は2倍以上の45億1900万円。確固たる意思を持って落札したウラに安倍首相のカゲがちらつくのだ。
最福寺は元プロ野球選手の金本知憲、清原和博がシーズンオフに真言密教の「護摩行」という荒行に励んだ寺として知られる。法主の池口恵観師(76)は「炎の行者」と呼ばれる有名人だ。元赤軍派議長の塩見孝也、地下経済の黒幕といわれた許永中、暴力団組長などとも人脈があり、政界とも太いパイプを持つことから「永田町の怪僧」の異名も持つ。
「鳩山由紀夫、邦夫兄弟も熱心な信奉者ですが、さらに深いつながりがあるのが自民党の清和会。信者だった三塚博が福田赳夫を紹介し、森喜朗、小泉純一郎、中川秀直……と脈々と人脈を受け継いできました」(永田町関係者)
安倍首相とも浅からぬ関係だ。父・晋太郎の友人で安倍の父親代わりとなった医師の故・重富克美氏に約20年前に紹介されて以来、悩みや相談にのってあげてきたという。
そんな人物が、なぜ築60年近い朝鮮総連本部を45億円も払って落札したのか。
池口法主は「アジアの平和の場として使いたい」とする一方で、「総連側から要請があれば建物を貸すことも検討したい」とも語った。まるで、在日朝鮮人の活動拠点を守るために落札したかのような発言だ。
「池口氏はたびたび訪朝し、楊亨燮(ヤンヒヨンソプ)最高人民会議常任委員会副委員長らとも会談しているキーマン。総連本部は総連側に貸し出され、いずれは北朝鮮の大使館になるんじゃないかという話も流れています」(総連事情通)
<政権長期化狙い>
池口法主は安倍と昵懇(じつこん)だ。安倍は「拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ない」と事あるごとに繰り返してきた北朝鮮強硬派。一方で総連本部を守ってやれば、多かれ少なかれ北朝鮮に恩が売れる。国交正常化を進める際に、これは効いてくる。
「安倍首相は官房副長官時代に小泉元首相の電撃訪朝に同行し、その後の支持率アップを見てきました。北を動かせば政権長期化につながることをよく理解している。熱心に取り組むとしている教育問題や規制緩和を会議に丸投げしているように、信念がありそうでそうでもない。前回が短命政権で終わっただけに、今回は長期政権に執着しているはず。そのために多少の手段は選ばないでしょうね」(政治評論家・山口朝雄氏)
だから米国に言われて急に「北朝鮮と手を組もう」となってもフシギではない。そんな中での良き相談相手の競売落札。“日朝国交回復”という仰天話の序章が始まったと専門筋は見ているのだ。
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