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総連本部を落札見込みの寺、北朝鮮と気になる仲 法主、訪朝5回「優先的に貸したい」[朝日新聞]
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地と建物(東京都千代田区)は26日の開札の結果、宗教法人「最福寺」が落札する見通しになった。その額、45億1900万円。都心の一等地にある「北朝鮮の大使館」を、鹿児島市の宗教法人が取得する狙いはどこにあるのか。
「総連から依頼を受けての入札ではない。将来は英霊の供養と民族融和の拠点となるお寺を建立したい」。最福寺の池口恵観(えかん)法主(76)はこの日、朝日新聞の取材に対して取得目的をこう説明した。
靖国神社が近いという立地を意識しつつ、「総連から『貸してくれ』と言われた場合、政府の許しがあれば、優先的にお貸ししたい」とも語り、使い道には含みを持たせた。
最福寺は1973年に建立された真言宗の寺。清原和博さんら元プロ野球選手が、火柱の前でお経を唱える護摩(ごま)行を重ねた寺として知られる。
寺関係者によると、池口氏は2009年から5回、北朝鮮を訪問している。日航機をハイジャックして亡命した過激派「よど号グループ」と面会したり、故・金日成主席の生誕イベントに出席して勲章を授与されたりした。
北朝鮮の政府関係者ともつきあいがある一方で、日本の与野党の政治家らとの交流も盛んで、「安倍晋三首相とは懇意」(寺関係者)だという。右翼団体「日本青年社」に論文を寄稿するなど、幅広い人脈がある。
池口氏と数年来の交流があるという元自民党参院議員会長の村上正邦氏は、「手に入れた施設を総連に貸すことで、『北朝鮮との窓口』『キーマン』というポジションを確立しようという思惑があるのでは。ただ、首相周辺は彼を信用していない」と指摘する。
■45億円どこから
大金の出どころをいぶかる声もある。地元が鹿児島で、最福寺を訪問したことがあるという民主党前衆院議員の川内博史氏は「あの寺に45億円なんて大金があるとは思えない」と不思議がる。
警視庁幹部も「入札に参加した真意や資金の出どころなど、わからないことが多い。今後どうするつもりなのか」。一方、別の公安関係者は「今までの活動や言動から、総連に貸し出す可能性が最も高い」と言い切った。
総連は今後どうするのか。入札の結果について、表向きは「コメントすることはない」(広報担当者)としているが、最福寺の名前を知らされた総連幹部の一人は「最福寺とは話し合いができる。貸与も依頼できるだろう」と漏らす。
■「党幹部の依頼」
池口氏は11年の4回目の訪朝時に、北朝鮮の党幹部から「総連本部を維持できなければ、日朝関係は悪化する。なんとか解決するように働きかけてほしい」と依頼されたと、月刊誌「世界」の12年4月号で明かしていた。
落札が正式に決まるのは29日だ。この間、東京地裁は最福寺が買い手としての資格を満たすかどうか審査する。民事執行法の規定では、仮に最福寺が朝鮮総連から資金提供を受けている場合、落札の資格を失うこともある。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201303260616.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201303260616
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