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miyamoto 宮本徹 @miyamototooru
「反韓デモに抗議のうねり ツイッター発 市民集う」、毎日に続き、朝日が夕刊で取り上げている。小熊教授のコメント「臭いものにふたをするより、対抗運動が起き、多くの人が差別問題を考える方が理想的」。 http://pic.twitter.com/T53eqOgYoD
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反韓デモに抗議のうねり ツイッター発、市民集う
朝日新聞 2013.03.26 東京夕刊 18頁
「韓国人を殺せ」などと連呼するヘイトスピーチ(憎悪表現)のデモに、抗議の意思を示す市民の動きが急速に広がっている。
17日、東京・新大久保。
「在日韓国・朝鮮人をたたき出せ」。日章旗とともに、約200人のデモ隊が通り過ぎてゆく。主催は「在日特権を許さない市民の会」(在特会)。一方、反対側の歩道には「仲良くしようぜ」などと書かれたプラカードを持つ人が、ずらり並んだ。人数はデモ隊に匹敵するほどだ。
都内の行政書士、谷家(たにや)幸子さん(50)は思わずプラカードを前につきだした。デモや市民運動には縁がなかったが、この方法なら自分にもできると新大久保に来た。両隣の人と「あれはひどいね」と言葉をかわす。見も知らぬ同士だ。
それは、つぶやきから始まった。「反韓デモの際、歩道からプラカードを掲げ、差別反対の意思表示をしませんか」。2月11日、東京の会社員、木野寿紀(としき)さん(30)が最初にツイッターで呼びかけた。
貧困問題のデモや集会に参加していた木野さんは反韓デモの過激化が気になっていた。商店が因縁をつけられる動画を見た。「良い韓国人も悪い韓国人も殺せ」。そんな言葉も出始めた。
「あんなの無視したらいいと、多くの人が見て見ぬふりをした。でもその間に公然と悪質な差別が行われるようになった。もう傍観者ではダメだ」
つぶやきから数日で、500件以上のリツイートやコメントがあった。
最初の意思表示は2月17日。30人ほどがプラカードを掲げた。「仲良くしようぜ」のロゴに、握手をあしらった絵柄。自作のカードでもいい。反韓デモのたび、抗議の人数は増えた。
弁理士の金展克(きんのぶかつ)さん(38)も抗議に参加する一人だ。在日3世の金さんにとって、「殺せ」は自分に向けられている。先週からデモコースを新大久保地区から変えさせる署名を集め始めた。観光客や韓国人商店に呼びかける。ネット署名も合わせ、1週間足らずで6千人分近くが集まった。
新大久保では、31日にも「日韓断交」「不逞(ふてい)外国人追放」などをうたったデモが予定されている。
(石橋英昭)
●差別考える契機
<社会学者・小熊英二さんの話> 反韓デモへの抗議は、おかしいと思ったことを広く呼びかけ、声を上げる自発的行動だ。こういう行動のために体が動く人が増えたことは、3・11後の大きな変化だ。
尚早に法規制に頼って「臭いものにふたをする」より、対抗運動が起き、多くの人が差別問題を考えるほうが理想的。どちらが説得力を持つか試される中、淘汰(とうた)されるのが望ましい。
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