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2013.03.25 ZAKZAK
安倍晋三首相が政権運営に自信を深めるなか、野党陣営には手詰まり感が広がっている。世論調査では、民主党、日本維新の会、みんなの党という主要野党の支持率を合計しても自民党に大差をつけられているうえ、内部に不満因子を抱えて分裂含みなのだ。今年夏の参院選まで4カ月だが、野党再編にまで発展するのか。人間関係などから、分析した。
「参院選を第1のステップに、来るべき衆院選でもう一度、政権を担える政党をつくらなければならない。それが最後の役目だ」
生活の党の小沢一郎代表は20日、広島市内での街頭演説で、こう語った。野党を結集して自民、公明与党に挑む決意を語ったのだ。
産経新聞とFNNによる最新世論調査で、参院選での投票先を聞いたところ、自民党43・4%に対し、民主党8・0、維新11・2%、みんな6・4、生活0・7%で、野党4党合計でも自民党に遠く及ばなかった。
野党がバラバラでは勝負にならず、小沢氏の言い分は当然だが、自身の影響力は激減しており、現時点では野党陣営には遠心力が働いている。
民主党は、海江田万里代表や輿石東参院議員会長ら労組色が強い執行部と、保守系の中堅・若手の溝が広がっている。すでに離党者も出た。
特に、前原誠司元外相には離党説が絶えない。前原氏は維新の橋下徹共同代表(大阪市長)と近く、党内では「維新入りするか、自民党政権に参画するのでは」という視線を浴びている。関係者によれば、これとは別に、中堅・若手にも離党を模索する動きがあり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)をめぐっても、推進派と反対派で意見対立がある。
参院選での野党共闘でも、民主党は孤立気味だ。細野豪志幹事長が今月初め、維新の松井一郎幹事長に連携を呼びかけたが、「政策が違う」とはねつけられた。
これに対し、維新とみんなは20日、参院愛知選挙区(定数3)で女性の統一候補を擁立する方針を固めた。共闘態勢をつくりつつあるようだが、党内は揺らいでいる。
維新は、旧太陽の党や国会議員団を中心とする「東京」と、橋下氏や大阪維新の会が牛耳る「大阪」の対立のほか、政策や人脈、選挙戦略の違いなどから「事実上、7つの勢力に分裂している」とされる。東京側のトップである石原慎太郎共同代表の入院が長引き、永田町では「代表辞任、いや議員辞職するのでは」という憶測も絶えない。
在阪ジャーナリストは「橋下氏にとって、維新の首相候補である石原氏がいなくなれば、自民党との連携に前向きな旧太陽系は不要になる。近い将来に分裂し、民主党やみんなの一部と合流して野党第1党をつくるのではないか」と話した。
みんなは、渡辺喜美代表が「みんなの党」の看板にこだわるのに対し、江田憲司幹事長は維新への合流も視野に入れているとされる。
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