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維新、負のスパイラルへ真っ逆さま!“ゆ党”民主党の再来か(ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/558.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 3 月 24 日 21:54:49: AtMSjtXKW4rJY
 

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130324/plt1303241839001-n1.htm
2013.03.24 ZAKZAK


 【大阪から世界を読む】

 伸び悩む支持率、解消できない大阪維新の会系と国会議員団との「東西対立」、色あせる「改革政党」のイメージ、大阪維新に所属する市議がしでかした自民党市議団への中傷…。このところの日本維新の会は、連鎖的に悪循環に陥る「負のスパイラル(螺(ら)旋(せん))」から抜け出せない感がある。(松本浩史)

■正念場の参院選

 伝えられているところでは、大阪市内で30日に開く結党大会で採択される平成25年活動方針では、夏の参院選で自民、公明両党の過半数(122)を阻止する目標を打ち出すとのこと。橋下徹共同代表(大阪市長)もことあるごとに、同様の決意を表明しているから、そのような仕儀となるのだろう。

 支持率が高止まりで安定している安倍政権にしても、自民、公明両党で過半数を上回るには、非改選組(58)をあわせて64議席が必要で、決して楽な数字ではない。維新とすれば、参院選の結果こそが、政界で存在感を示せるかの正念場となるわけで、党の消長がかかっている。その意味で「過半数阻止」を打ち出すのはむべなるかな。

 そこで、少しばかり気が早いが、関係筋の見立てなどをもとに、参院選で維新がどうなるか考えてみた。おおかたこうした様相になるのではないか。

■10議席からの上積みが焦点

 選挙戦は、改選数2〜5の複数区が16都道府県、改選数1の選挙区は31県で行われる。複数区は、全部で10道府県ある改選数2の選挙区では、自民、民主両党がほぼ分け合う公算が大きいとされており、維新とすれば、みんなの党と選挙協力して絞り込んだ候補が当選圏内に食い込めるかがカギとなる。

 けれども、維新のおひざ元の近畿地方には、京都、兵庫の2府県しかなく、ほかは、それほど組織力のない北海道や宮城、茨城などである。

 3〜5は、都市型政党の維新にとっては、勝負どころとなる。ただ、これにしても、東京の改選数5をはじめ、埼玉、千葉(同3)、神奈川(4)など6都府県しかなく、維新系候補は1議席獲得すれば、上出来だろう。せいぜい改選数4の大阪で2議席を獲得できるか、というとこだろう。

 とある自民党幹部は「維新は『1人区』では全敗。複数区でも東京で1議席とったとしても、近畿地方を中心に5議席くらいしか獲得できないのでは」とみている。

 比例代表に関しては、平成22年の前回参院選で「第三極」として脚光を浴びたみんなの党の選挙結果が参考になる。みんなは、約794万票で7議席を獲得し、維新もこの程度の得票能力はあるとみていい。もっとも、「第三極」の票が分散すれば、目減りする可能性もある。

 つまりは、選挙区、比例代表とあわせて約10議席にどれだけ上積みできるかが焦点になるわけだ。たかだか約10議席というなかれ。退潮傾向著しい民主党に伸びしろがないため、維新の動向が、野党の全獲得議席数の多寡を左右するのは自明であり、ひいては、参院選後の政治運営に少なからず影響を与えることになる。

■「病状」と重なる求心力の低下?

 気がかりなのは、入院したことで「重病説」も流れた石原慎太郎共同代表の病状である。2人代表制そのものは、議会制民主主義において邪道であると前回の拙稿で指摘した。だが、こと選挙戦となれば、「党の顔」として知名度の高い石原氏が街頭に立ち、支持を求めれば、維新に所属するどの国会議員が同じまねをしても、比ぶべくもない。

 維新の平沼赳夫国会議員団代表が19日、「近々復帰する」と述べ、「重病説」をきっぱり否定。けれども、石原氏は、復帰するとされた22日の衆院本会議を欠席した。

 政治の世界では、「健康に問題あり」とささやかれただけで、求心力を失いがちになるのに、こんなざまでは、復帰しても有権者がどう受け止めるか、言わずもがなであり、たやすくぬぐい去れるものではない。御年80歳というからなおさらだ。

■「ゆ」党の再来?

 維新の面々が安倍晋三首相と接触を重ねていることも、維新がどんな党運営を志向しているのか分かりにくくさせている。橋下氏がいくら見得を切っても、自民党の「補完勢力」と受け取られてしまう。

 かつて、民主党が結党したばかりのころ、その立ち位置があいまいなことを揶(や)揄(ゆ)されて、与党でも野党でもない「ゆ」党と評された。日本銀行の正副総裁人事や平成24年度補正予算に賛成するなど、今の維新の対応は、まさに「ゆ」党を地でいくような振る舞いが浮き立っている。

 維新は、参院選を控え、冒頭、指摘したような陰りがみられるうえ、石原氏の健康問題など懸念材料は後を絶たない。暦の上では少しずつ春めいて、「春分の日」を迎えたというのに、いまだ寒が明けないでいるようだ。

 

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