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2013-03-24 陽光堂主人の読書日記
司法のデタラメ振りは目を覆わしめるものがあり、立法・行政と合わせて三権は壊滅状態にあります。不正選挙裁判は却下・棄却され、PC遠隔操作事件では東京地検が間接証拠だけで被疑者を起訴し、有罪に持ち込もうとしています。
13日には陸山会控訴審判決があり、東京高裁は石川知裕被告ら元秘書3人をいずれも執行猶予付き有罪とした東京地裁判決を支持し、無罪を主張する弁護側の控訴を棄却しました。 高裁は石川氏の弁護団が集めた87通にも上る新証拠を尽く却下し、公判はたった2回しか開かれませんでした。裁判所は、最初からやる気がないのです。
この裁判の焦点は、不動産登記の期ずれの問題と、その原因とされる5000万円の裏金の授受です。不動産登記の方は、仮登記と本登記のどちらが正しいかという下らない問題で、不適切と言うなら修正すれば済むだけの話です。
この問題は、小沢氏の裁判でも採り上げられ、不動産の仮登記を提案したのは仲介業者側だったという業者の法廷証言も残っています。秘書らの落ち度ではないことは明らかです。
5000万円の裏金の授受の方が本命なのですが、検察はこれを立証できず、断念しています。それにもかかわらず1審では「ミスター推認」裁判長が有罪判決を下し、高裁もこれを追認しました。「ミスター推認」裁判長2号の誕生です。(飯田喜信裁判長)
控訴審では、石川氏に裏金を渡したとされている水谷建設元社長の川村尚氏が、「今も現金を渡した相手の顔を思い出せない」「検事に『(裏金の授受は)15日じゃなきゃ、ダメだ』と念を押された」と供述しているという新たな事実が明らかにされました。しかし、飯田裁判長らはこれらを無視して、既定方針通り控訴を棄却しました。検察とつるんでいることは明らかです。
こんなデタラメ・理不尽とは徹底的に戦うべきで、石川議員は直ぐ様最高裁に上告しました。ところが、思わぬところから銃弾が飛んできました。何と、所属する新党大地の鈴木宗男代表が横槍を入れようとしているのです。
「日刊ゲンダイ」は、22日付でこう報じています。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8333.html)
新党大地代表・鈴木宗男もやっぱり「親バカ」
愛娘を議員にしたい一心で変節
新党大地の鈴木宗男代表の「親バカぶり」が政界で話題になっている。
コトの発端は今月13日、陸山会事件で控訴が棄却された一件だ。有罪となった新党大地の石川知裕衆院議員は、判決を不服として即日上告したが、判決後の石川の会見に同席した宗男が意外なことを言い出した。
「石川さんの次の選挙を考えたら、無駄な時間を過ごせない」
「ただ闘うだけでなく、将来のために、身を引くことも考えるべきだ」
その上で、「予算案を通すまでは職責を果たしてもらい、その後は、将来を考えてベターではなくベストの判断をしたい」と、予算審議後の上告取り下げを示唆したのだ。
「事前の打ち合わせもなく、会見の席上でいきなりそんな話をされて、石川議員も面食らった様子でした。そもそも、鈴木代表は、断固として闘うべきだと石川議員に言ってきた。無実ならば、最後まで訴え続けなければ政治家としての将来もなくなるという考えです。だから、鈴木代表も自分の裁判では最高裁まで闘ったし、上告が棄却されれば異議申し立てをするほどの執念を見せた。それが突然、石川議員に議員辞職を勧めるのだから、“やっぱり娘を議員にしたいのか”と感じてしまいました」(新党大地関係者)
石川が失職すれば、比例の繰り上げ当選で愛娘の貴子氏が議員になる。公民権停止中の宗男にとっては、娘を通じて国政に深く関与できるという思惑もあるのだろう。
一貫して無罪を訴えている石川が簡単に引き下がるとは思えないが、「外堀を埋められている」と、北海道の地元紙記者がこう言う。
「宗男さんに近いルートから、石川議員が辞職を決意したというような情報が盛んにリークされています。予算成立後の議員辞職が既成事実化されつつある。最終的には石川議員の判断ですが、最近は、すっかり闘う気力を失っているように見えます」
執念の政治家も、娘かわいさに冷静な判断力を失ってしまったか。
石川氏が失職すれば娘が繰り上げ当選するということであれば、疑われても致し方ありません。しかし、陸山会事件で示された司法のデタラメ振りは糾弾されるべきで、単なる親バカで済む話ではありません。
司法がここまで腐敗すると、もう解体して一から作り直すしかないと思いますが、その契機となる重大事件の幕引きを図ろうとしているのですから、鈴木宗男の正体を見た思いです。官邸や裏権力からアプローチがあったのではないかと疑わしくなります。
鈴木氏のロシアとの関係は賛否両論あり、北方領土問題の2島返還論(段階的返還論)も危ういものがあります。ロシアは歯舞・色丹の返還のみで決着を図ろうとしており、安易に2島返還論に乗ると、それで終りとなる可能性があります。先行して返還させるのはよいとして、残り2島をどうするのか、明確にしておく必要があります。
中川一郎が「自殺」した件では、遺族側は鈴木氏が自殺の引き金になったと主張しています。中川氏が鈴木氏に対し「お前に、俺は殺された。俺は死ぬしかない」などと怒鳴り殴っていたというのですが、鈴木氏はこれを否定してます。
真相は藪の中ですが、モラルを欠いた行動をすると色々と疑惑を招きますから、日本をよくするにはどうしたらよいかという原点に戻って正しい判断をしてもらいたいと思います。娘可愛さに冤罪を是認するのは許されません。
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