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http://31634308.at.webry.info/201303/article_21.html
2013/03/23 22:54 かっちの言い分
人間の感覚は麻痺する。また、悪を毎日毎日目にし、マスコミも騒がないと、別に大したことはない思ってしまう。マスコミで唯一、原発関係記事を取り上げているのは、東京新聞である。その東京新聞が以下のように驚くべき記事を書いている。福島原発から流れ出たセシュウムが17兆ベクレルだという。天文学的な数字であるが、あまりに淡々と記事が書かれているので、大した問題ではないかのような錯覚に襲われる。
セシウム17兆ベクレル流出か 原発港湾内濃度から試算
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013032301001818.html
東京電力福島第1原発の港湾内で海水の放射性セシウムの濃度が下がりにくい状態が続いていることに関し、汚染水の海への流出が止まったとされる2011年6月からの約1年4カ月間に、計約17兆ベクレルの放射性セシウムを含む汚染水が海に流れ込んだ恐れがあるとの試算を、東京海洋大の神田穣太教授がまとめた。
東電は、11年4月に1週間で意図的に海に放出した汚染水に含まれる放射性物質の総量を、約1500億ベクレルと推計しているが、その100倍以上に当たる。
神田教授は「現在も地下水や配管を通じて流出が続いている可能性がある。すぐに調査すべきだ」と指摘している。
この記事で注目されるのが、現在も地下水や配管を通じて流出が続いている可能性があると書かれているが、実際に流れていなければ17兆ベクレルの数値が出る訳がない。以前なら、基準値よりも少しでもオーバーすればマスコミは大騒ぎしたが、今では何事もなかったような報道である。高々2年で17兆ベクレルである。50年もすれば天文学的な数字になる。神を恐れない所業の産物である。
この湾から2月17日に採取したアイナメから1Kgあたり51万ベクレルのセシュウムを検出している。こんな魚は間違っても食べられない。しかし、今や食の安全も無視されている。自民党の議員は、東北地方のコメを安全だとして、学校給食に使えと言っている。それほど言うのなら、まず自分の子供、孫に食べさせてから言えと言いたい。
今日、新潟県の柏崎刈羽原発周辺で初の住民広域避難訓練が行われたという。一度事故が起これば、福島の現実が待っているのに、避難訓練をするという。原発を止めれば、このようなバカげた訓練など必要がない。これこそ本末転倒の話である。
これ以上、日本に原発事故を想定した避難訓練などしないことを主張をしている政党を、与党とするしかない。
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