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生活の党 小沢一郎代表/広島での街頭演説 2か所
http://4472752.at.webry.info/201303/article_12.html
2013/03/22 15:59 銅のはしご
小沢一郎代表 広島での街頭演説 (YouTube文字起こし)
2013年3月20日(水) 広電電停本通駅前
〈 注;傘をささずに演説。すぐにずぶ濡れになってしまう雨の中 〉
【2013年3月20日・生活の党本部】小沢一郎代表 広電電停本通駅前街頭演説
亀井(静香)先生のお供をして参りました小沢一郎でございます。 ( 聴衆・大拍手と声「いいぞ!」 )おかげでワルにされてしまいましたけれども,(聴衆・笑,再び大拍手と声「いいぞ!」 ) 亀井先生と同格に扱って頂いたという事を考えれば大変光栄な事でございます。 ( 聴衆・笑・拍手 )
今日はここに一緒に立っております佐藤公治(さとう・こうじ)君の夏の参議院選挙,なんとしても佐藤公治(さとう・こうじ)議員その人のためにも,そしてこの広島県のためにも,そして何よりも,日本の国政のためにも,何としても皆様の御力をお借りしたい。その思いで今日は参りました。
亀井先生とわたくしと,そして仲間のはたともこ君(=はた ともこ参議院議員),菅川(洋)君,そして中川(けい)君ともども皆なでお願いに参った次第でございます。どうか皆様,皆様の御力添えを,この本当に雨の中を,こうして街頭にお出で頂きました皆様のこの熱意と御力を,どうぞ今後も佐藤公治(さとう・こうじ)君に対しまして,ぜひとも宜しく御支援,お支えをお願いしたい。この事をまずもって皆様にお願い申し上げる次第でございます。 (聴衆・大拍手と声「いいぞ!」)
今,亀井先生から個別の色々な具体的な課題につきまして,お話しありました。わたくし重複を避けます。
ただ皆様に申し上げたい事は,昨年の総選挙,わたくしも亀井さんも非常に苦労を致しましたし,また,皆様に大変御迷惑をお掛け致しました。 (雨足が激しくなる)
ある意味において,年末の総選挙の国民の皆さんの厳しい御批判,御判断は止むを得なかったのかも知れません,わたくしはそう思っております。
御承知のように,わたくし自身3年半前に,自民党政治では国民の暮らしを守れない。ここで自民党政治から脱却して,そして政権交代を皆さんの御力で実現させて下さい。
そうお願いを致しました。 (亀井氏が,雨にずぶ濡れている小沢議員をタオルで拭く)
その結果,本当に皆さんの御力で,戦後初めての本格的な政権交代が行なわれました。
しかし,その民主党政権は皆様の御期待に反して,ほんとうにその経過を見ましても,国民の皆様のその期待に,充分応える事は出来なかった。
その事につきましては,わたくし自身,皆様に,国民皆さんにほんとうに申し訳ない,そういう気持ちでいっぱいであります。
わたくし自身,その間3年半にわたりまして,検察の国家権力によりまして政治活動を妨害されて参りました。
しかし,それはそれとして,本当にこの事は,民主党政権が何も為し得ずして,そして国民の皆様の期待に応え得ずして終わってしまった事を,誰よりも誰よりもわたくし自身本当に申し訳なく,そしてまた残念でなりません。しかし皆さん,昨年末の結果は,この民主党政権の自らもたらした結果ではあります。
ですから,その事自体は甘んじて受けなければなりませんけれども,しかし皆さん,本当にこのままでいいのでしょうか。
安倍政権,今,メディアの鐘や太鼓の御囃子の中で皆様に何とはなしの期待を抱かせておりますけれども,やっている事は何の事はない,かつての自民党政権がやって来た手法と同じ事であります。
わたくしはその意味において,小泉政権もそうでありました,郵政改革さえやれば日本の改革は前進するんだ,そして皆さんが幸せになるんだ,生活が豊かになるんだ,そう小泉さんが言いました。
あの時は確か80%近い国民の支持でありましたけれども,皆さん,その政治の結果はどうなったでしょうか。
国民所得はあれ以来ずーっと下がりっぱなしであります。10%近く国民の所得は下がりました。大企業は大きくなり,その内部留保は250兆円260兆円と言われております。
しかしそれは国民皆さんには配分されずに,国民所得は10%も下がったというのが現実であります。去年の所得も下がりました。
そして今この安倍内閣,このままで本当に国民の皆さんの暮らしが豊かになるんでしょうか。向上するんでしょうか。国民所得が本当に増える何らかの根拠はあるんでしょうか。
わたくしは自民党政治の再現は,決して皆さんの幸せをもたらすことはない,そのように考えております。
そして何よりもですね,わたくしは戦後ずーっと政権交代がなかったこの日本社会において,民主主義国家で半世紀以上も政権交代がなかった。そんな国は世界中どこにもありません。それを,わたくし共が皆さんの御力で成し遂げた。
これを民主党政権が失敗に終わったからと言って,しょうがない,またずっと自民党で,これでは日本の民主主義は,永久に我が国に定着する事はありません。
そしてそれは,社会の停滞をもたらして,国民の皆さんの生活を,この国を,後戻りさせるだけであります。
わたくしはどうしてもですね,個別の色々な政策問題と同時に,もう一度,もう一度,本当に政権を担当できる,国民の皆さんの期待をきちんと政治の上で実現できる,そういう受け皿を,政党を,グループを何としても創らなければならない。そう思っております。
どうか皆さん,そうでなければ日本の政治の前進もない。そして日本は何時まで経っても政治的には後進国,そう言われ続けてしまします。
わたくしはそういう意味において,どうしても次の総選挙,ここでもう一度政権を奪還し,そして国民の皆さんの暮らしに目を向けた政治を創り上げて行きたい。
そのように思っております。そして,その第1歩が今年の夏の参議院選挙であります。
ここでまた,本当に自民党が圧勝するような結果になってしまったら,今申し上げましたように,日本の前途は非常に暗いものになってしまいます。
何としてもですね,わたくしは,この参議院選挙をまず第1のステップにして,そして来たるべき総選挙で,もう一度国民の皆さんが,ああ,このグループなら,この連中になら政権を任せてもいいやと,そう思える政党・グループを創り上げなければならない。
わたくしは,その基を築く事が,基礎を築く事が,わたくしの政治家としての最後の役目と思っております。
そしてこの民主主義の,議会制民主主義の基を築き,そして日本の将来を次の世代の人に譲り渡して行きたい。
わたくしはその次の世代を代表する選手として,今,脇に立っております佐藤公治(さとう・こうじ)君。ほんとうに長い長い付き合い,友人として同志としての付き合いをして来た佐藤公治(さとう・こうじ)君であり,その人物も頼れる人柄も全部知り尽くしておりますし,また、亀井先生もほんとうに公治君を可愛がって育てて頂いております。
どうか皆さん,わたくしも最後の御奉公として,今言った事を一生懸命,必ずやって行きたいと思っております。そして松明を,バトンを,佐藤公治(さとう・こうじ)君に引き継いで行きたい。そういう,本当にそういう思いでおります。
今,この街頭から皆様にこうしてお願いしておりますが,どうかこの思いをおくみとり頂きながら,皆さん自身のために,そして日本の将来のために,皆さんの御支援と御決断,御理解をぜひともお願いするものであります。
ほんとうに悪天候の中,こうして大勢の皆様,街頭にお出まし頂きまして,誠にありがとうございました。
どうか皆様の温かい御支援を重ねてお願い申しあげまして,御挨拶といたします。
ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。(小沢氏・礼を繰り返す・背広もずぶ濡れ)(聴衆・拍手)
生活の党 小沢一郎代表 広島での街頭演説 (YouTube文字起こし)
2013年3月20日(水)フジグラン東広島店前
【2013年3月20日】小沢一郎代表 フジグラン東広島店前街頭演説
皆さん,こんにちは。亀井(静香)先生のお供をいたしまして今日は皆様の前にお願いに参りました。
おかげでワルの仲間入りをさせられてしまいましたけれども,しかし,亀井さんとは本当に長い間のお付き合いでございまして,色々と折に触れてお世話になって参りました。
今日はこうして二人でですね,お互いにもっとも国の次代を担う有望格として評価しております佐藤公治(さとう・こうじ)議員のお願いに参った次第でございます。
どうか皆様,今日は市長さんはじめ多くの方々,雨の中をこうして街頭にお出まし頂きました。どうぞ皆様のお力を佐藤公治(さとう・こうじ)君に対しまして,最後まで与えて頂いて,夏の参議院選挙をもう一度,皆さんの代表として国会に送って頂きますように,まずもってお願いをする次第でございます。
どうぞ宜しくお願いを致します。 (聴衆・拍手)
個別の政策論につきましては,市長さんからもそして亀井先生からも,TPPの問題点,あるいは原発の問題,あるいはこんにちの安倍政治の問題点,お話しがありました。
わたくしは重ねて申し上げませんけれども,本当に皆様にお考え頂きたいのは,昨年の総選挙。我々,民主党,そして民主党と同様にわたくし共もたいへん厳しい国民の皆さんの御批判を頂きました。
これは,その結果は,わたくし共,甘んじて,そして反省を込めて受け入れなければなりません。
わたくしは,御承知のように,3年半前の総選挙におきまして,自民党政治では国民の皆さんの暮らしを守って行く事はできない。大変化のこの世の中について行けない,対応できない。だから政権をわたくし共に任せて頂きたい。そう言ってお願いを致しました。
わたくしは先頭に立って,全国を,全都道府県を回って,国民の皆さんにお願いを致しました。
その我々の気持ちを良として頂きまして,国民の皆さんは政権を任せた。民主党政権ができました。
しかしながら,この民主党政権は皆さんに御約束した事を為す事も出来ず,そしてまた皆さんの期待を担って本当に良い政治をする事は出来なかった。
その結果の,国民の皆さんの昨年末の御批判であります。その総選挙の後に結果として,自民党の政権がもう一度再びできました。
もちろん,政治はですね,国民の皆さんのためのものです。
国民の皆さんの暮らしが良くなれば,どの政党であっても構いません。
自民党であろうが民主党であろうが何党であろうが,本当に良い政治をしてくれるならば,国民の皆さんにとっては,どんな政党でも良い筈であります。
しかし,皆さん,3年半前に自民党政治では駄目だ,と,そう国民の皆さんが判断した。去年の選挙の結果出来た今の自民党政権は,かつての自民党とどのように違っているでしょうか?
今,色々マスコミが持て囃して,如何にも新しい国民の皆さんのための政治が為されるかの如く報道しておりますけれども,現実にやっております事は,かつての自民党政権と同じ手法,同じ官僚制機構の上に乗っかった官僚主導の政治を,ただ繰り返しているだけであります。
わたくしは,そういう意味で本当にこのまんま何とはなしに自民党,民主党が駄目だから自民党政権でしょうがないやと,
ここで国民の皆さんが諦めてしまったらば,わたくしは,本当に日本の将来と言うものは暗澹たるものになってしまうのではないかと,特に国民の皆さまの暮らしを守って行く事は出来ないのではないかということを非常に心配致しております。
それは,TPPの問題もその一つであります。
あるいはまた,中国や朝鮮半島の世界的な不安定な地域に存在している日本。朝鮮に動乱が勃発したらどうするのか,中国はどうなるのか。これは本当に深刻な問題であります。
そういう政治的問題と同時に,デフレ脱却・景気を良くすると言ってますけれども,またぞろヨーロッパにおいてはユーロの危機が叫ばれております。
従いまして,本当にこれからの政治の舵取りは大変なんです。
わたくしはその意味でですね,何党の政権でも良いですけれども,本当に政権交代可能な議会制民主主義を作んなきゃいけない。
なぜ作んなきゃいけないかと言いますと,現在の政権与党が本当に国民のほうを向いていない,国民の生活と暮らしを考えていない政党であれば,すぐ,
それに取って代わる政党が存在するという事がですね,政治に緊張感を持たせ,そして国民の皆さんのために頑張ろう!という事になる訳じゃありませんか。
戦後半世紀以上にわたって自民党政権が続いた。取って代わる政党がなかった。ですから色んな問題が起きてきた訳でしょう。
このまんまで行きますと,また自民党の長期政権になりかねない。
もう一度過去の轍を踏む。過去の失敗をまたぞろ国民の皆さんの負担の下に行なう事になってしまいます。
だから,わたくしは本当に民主党政権が皆さんの期待に応える事ができなかった,そしてそのような形で,民主党政権が終わらざるを得なかった。大変皆さんに申し訳ないと同時に,残念でなりません。
しかし今言った様に,だからと言って諦めたんでは,日本の民主主義は永久にこの国に定着しません。
わたくしはこういった中から,もう一度ですね,もう一度政権交代可能な勢力をどうしても創り上げて,
そしてお互いに緊張感の中で政治を行なっていくという,本来の民主主義国家の在り方に日本をして行かなくちゃならない,そういう思いでおります。
今,ほんとうに我々,小さな勢力になってしまいましたけれども,この思いは必ず国民の皆さんに通ずるとおもいますし,
国民皆さんの日々の生活の中から必ず,やはり競争相手の政権を担える政党がなくちゃ駄目だと,そういう認識を持って頂ける,そのように,わたくしは確信しております。
そういう意味で今なお全国あちこちを皆さんにお話をしながら歩いておる訳であります。
そのためには,まず最初の関門が,スタートが,今度の夏の参議院選挙であります。
わたくしは今申し上げましたように,私の自民党を離党して以来の最大の目標は,本当に日本を民主主義国家にする事。
そのためには議会制民主主義,政権交代可能な議会制民主主義を日本に打ち立てる事。
それがわたくしの夢であり,また政治家としての使命だと,そう思っております。
民主党政権では失敗してしまいましたが,その事を充分我々反省しながら,次の総選挙では何としても,もう一度政権を奪還し,政権交代可能な日本を創り上げたい。そのように思っております。
わたくしは,その事でわたくしの政治家としての本当に最後の御奉公として,この民主主義を日本に定着させる。
その第一歩を自分の力で,何としても皆なと一緒に創る。
そして,そのあと次の世代に改革を譲り渡したい。バトンを譲りたい。
そう思っております。
その次の時代を,次の世代を引っ張って行く代表者が,ここにいる佐藤公治(さとう・こうじ)君であります。 (聴衆・拍手)
佐藤君はわたくしのオヤジさんの代から本当にお世話になり,そしてまた彼自身をよく知っている1人であります。
本当に皆さんのために一生懸命ひたすら頑張ってくれる,そういう真っ直ぐな男であります。
どうか皆さん,亀井先生が仰っていた様に,こんにちの政界にいちばん必要とされるのは,ひたすら,直向きに国民の代表として一生懸命努力する,そういう政治家がわたくしは必要だと思っております。
どうか皆さん,わたくしが本当に最後の力を振り絞って,政権交代可能な日本の第1歩を築き上げると同時に,その後の日本を,この佐藤公治(さとう・こうじ)君に託して行きたい。
そう思っておりますんで,どうぞ次の夏の参議院選挙におきましては,もう一度,広島の代表として,皆さんの代表として佐藤公治(さとう・こうじ)参議院議員を誕生させて国会に送って頂きますよう,重ねてお願い申しあげまして,街頭からの御挨拶といたします。
どうぞ皆さんよろしくお願いします。
ありがとうございました。(小沢議員・深々と礼を繰り返す)
ありがとうございました。(聴衆・拍手)
〈以下省略〉 佐藤公治(さとう・こうじ)参議院議員の街頭演説
◇ 参照
佐藤公治(さとう・こうじ)君
生活の党 佐藤公治(さとう・こうじ)参議院議員(広島選挙区)
1959(昭和34)年7月28日〜
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