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2013/3/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆解散・総選挙の「条件」だったのに
有権者をナメるのもいい加減にしろ! と言いたくなる。自民党がまとめた選挙制度改革案が、あまりに酷(ひど)いシロモノなのだ。
国会議員の定数削減について、自民党案は衆院の比例代表定数(現行180議席)を30削減し、残り150のうち60議席を中小政党の優遇枠として得票数2位以下の政党に優先的に配分するとしている。これは、連立を組む公明党へのあからさまな配慮だ。
当然、野党からは批判が続出。「分かりにくい」「投票価値の平等という観点から、憲法違反の疑いがある」などと反発の声が上がっている。
みんなの党の江田憲司幹事長は、19日の会見で「非常に作為的。選挙制度は国民のためにあるという原点に立ち返ってほしい」と酷評。民主、維新と週内に協議するが、江田は「自民党案の問題点を指摘し、断固反対するための会合になる」と息巻いており、選挙制度改革は進展しそうにない。
実は、これこそが自民党の狙いなのだ。ある自民党幹部がこう打ち明ける。
「潰されるのは承知の上。むしろ、そのために野党がのめない案を出したんだから。定数削減が頓挫した時に、『自民党はやろうとしたが、野党が反対した』と言えればいい。公明党にも配慮を示したし、これで十分でしょう」
ハナから自民党はヤル気ゼロ。今度の改革案はアリバイ的なものに過ぎないのだ。
昨年11月14日の党首討論を思い返して欲しい。当時の野田首相は「(定数削減について)決断いただくなら今週末の16日に解散してもいい」と言った。その後、1月からの通常国会で法改正することを自公民3党で合意。定数削減が条件で解散に至ったのに、安倍自民は約束をアッサリ反故(ほご)にする気なのだ。
「政権に復帰した途端、自民党の悪しき体質がロコツに出てきました。消費税10%で国民に負担を強いるのに、自分たちは身を切ろうとしない。1票の格差について、各地で違憲判決が出ている中、自民党が頬かぶりを決め込むのは、憲法と国民への挑戦ですよ」(政治評論家・本澤二郎氏)
ホント、何のための解散だったのか。つくづく野田前首相は罪深いバカ男だ。
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