http://31634308.at.webry.info/201303/article_18.html
2013/03/20 21:00 　かっちの言い分

陸山会事件で、推認を根拠にしたトンデモ登石裁判長の有罪判決に対して控訴した石川議員らの控訴審。証拠採用を全くしない時点で、内心飯田裁判長はもう一度今回の事件を洗い出しをする気はなく、一審を支持していると思っていた。このブログでもそう書いた。だからこそ、裁判所がそういうことなら、一審のトンデモ登石裁判長が有罪推認の根拠となった、TBSが全日空ホテルの喫茶店で５０００万円を受け渡したとした報道について、小沢氏らが別裁判で訴えた方がいいと書いた。そこで、この事件をもう一度マスコミを巻き込んで国民に訴えなければ、やはり世間的には裁判所の言うことは正しいということになる。

　この２審の裁判に飯田裁判長を当てたということも、何か裏で工作があったとしか思えない。また、弁護側がやっていないという唯一の証拠を一顧だにしないということは、尋常ではないと思っていたが、法律の世界のプロである元検察官の郷原氏が、衝撃的な記事をブログで発表した。かなり長文なので、ポイントだけを引用する。

「刑事裁判の絶対権力者」による「ざまあ見ろ」判決の傲慢

http://nobuogohara.wordpress.com/2013/03/19/%e3%80%8c%e5%88%91%e4%ba%8b%e8%a3%81%e5%88%a4%e3%81%ae%e7%b5%b6%e5%af%be%e6%a8%a9%e5%8a%9b%e8%80%85%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%81%96%e3%81%be%e3%81%82%e8%a6%8b%e3%82%8d%e3%80%8d/

（略）
東電ＯＬ事件のことだけでも、飯田裁判長としては、小川裁判部に対して心中穏やかではなかったであろう。それに加え、小川裁判部は、秘書事件に関しても、小沢氏の犯意を否定するだけでなく、敢えて、秘書の犯意まで否定する判示を示すことで、秘書事件を担当する飯田裁判長に対して、「適切に証拠により事実認定を行えば、秘書についても無罪しかあり得ない」という強烈なメッセージを送ってきた。

飯田裁判長は、小川裁判部に対しては、内心「恨み骨髄」だったのではないか。

飯田裁判長にとって、小川裁判部からのメッセージを受け入れて、秘書事件について一審の有罪判決を覆して無罪の判断をするのは、何より耐え難いことだったはずだ。小川裁判部とは全く反対の結論、つまり、一審判決秘書の犯意や隠蔽の意図を認める結論を出そうとするのも、小川裁判部にここまでコケにされた飯田裁判長の「心情」としては、わからないでもない。

問題は、その判決の中身だ。小川裁判部とは反対の結論を出すことでリベンジしたいというのなら、自ら、或いは合議体の他の裁判官の力も活用して、小沢氏無罪判決の秘書に関する判示について問題点を徹底的に洗い出し、それを否定する根拠を示す方向で最大限の努力を行い、その方向で、説得力のある判決文を書くというのが、刑事裁判官の最上位の東京高裁部総括にまで上り詰めた「刑事裁判のプロとしての矜持」というものであろう。
（略）

要するに、「小川裁判部がどういう認定をしようとクソくらえだ。私の裁判部では、どんな判断をしようと私の勝手だ。ざまあ見ろ」と言っているようなものだ。
（略）

２審の飯田裁判長の有罪判決については、郷原氏は伏線があるとしている。それは、飯田裁判長が東電OL殺人のゴビンダ氏を有罪にした判決は誤審で冤罪だとした小川裁判長への恨みであるとしている。その小川裁判長が小沢氏の２審で無罪を支持したことに対する意趣返しを、石川元秘書らの裁判で行ったということを書いている。現在、大学教授で、弁護士である著名な郷原氏が書いたのである。飯田裁判長からすれば名誉棄損レベルの話である。「ざまあ見ろ」判決とまでコケにしているのである。

実際、誰が見ても、これが人の一生を変える判決をする日本の裁判かと泣けてくる程、酷い裁判である。少なくとも、だれが見ても推認しかない根拠に対して、反対証拠を受けて、白黒をつけるのが公正な裁判であろうが！

こんな裁判がまかり通るなら裁判所はいらない。ゴビンダ氏を１５年も拘束していても、平気でいられる飯田裁判長が、またしても何の反省もなく誤認判決を出すという裁判制度に問題があると郷原氏が指摘している。日本の司法制度も劣化してきている。その司法改革の絶好の機会が民主党政権であったが、その立役者の小沢氏が最高裁、官僚の罠に嵌められたということを日本の国民はどう考えているのか？

本来、その国民の世論の良い意味での先兵がマスコミとならなければならないのに、結局体制世論の先兵になっていては、国民一人一人が自身で真実を見つけ出し行動するしかない。

コメント
01. 2013年3月20日 21:45:38 : 4LdzCx7nxw 日本にまともな司法がないことが、はっきりと明瞭に確実にわかった。
02. 2013年3月20日 21:48:26 : cIkmTyypTY 　だから　法律とは　どんなもんか！！ 　ＴＰＰで教えてあげる　ｂｙ　ＵＳＡ
03. 2013年3月20日 22:25:10 : cWIBtbognM 日本に民主主義がないということは恐ろしいです
04. 2013年3月21日 00:39:49 : a1iNOS3XDA 飯田を広場に引きずり出し、公開処刑せよ。このナチ以下のテロリストの生存を 許すことは、日本国民に対するテロ行為である。奴はテロリストの断末魔を迎えるであろう。
05. 2013年3月21日 02:58:09 : maxkpWHZCo このヒラメ野郎は ロスチャに見せしめの為 確実に友愛される筈だ
06. 2013年3月21日 04:25:44 : RufpgDo1AM 即刻死刑に処すべき裁判官だ。 こんな裁判官に居座られたら 民主主義なんてあったもんではないし 東電事件や足利事件のような 冤罪ばかりが増えるだけだ。
07. 2013年3月21日 09:23:22 : mvurMTJIK2 ●問題の本質は「最高裁事務総局」の司法界支配にある。 この問題は飯田裁判長の小川裁判部に対して抱いた「恨み骨髄」という個人的な問題に矮小化してはならない。 本質は一連の冤罪・裁判が「最高裁事務総局」のシナリオに基づき行われていると言うところにあり、「最高裁事務総局」の司法界支配にある。 この本質を踏み外しては問題の根深さ、重さが見えなくなってしまう。 更に言えば、官僚により『三権独裁』が行われているという事実だ。
08. 2013年3月21日 11:41:54 : AZp7uV2jhE 07さん なるほどだ。 この陸山会裁判にゴビンダ裁判の飯田を指名して「飯田vs小川」のバトルと見せているのも「最高裁事務総局」の筋書き通りってことだな。 みんなバトル情報に乗せられて「最高裁事務総局」のことをすっかり忘れろということだ。
09. 2013年3月21日 13:11:53 : mp6fw9MOwA 裁判所は法と証拠をもとに真実を突き止める場所で有る。 法の解釈に当たっては法の精神を重要視すべきであり、国民が安心して暮らせる為に法律が有る事を忘れてはいけない。 登石・飯田は法の精神を否定し、法の抜け道を冤罪作りに利用した裁判官の本質を捻じ曲げた判決を試みている。 しかし、抜け穴でも有罪に出来ない為、推認、証拠隠し等の違法行為まで働いている確信犯である。 しかも、違法判決でも罷免されないとの裁判所が築いた特権が有る事を知った知能犯である。 しかし、この指示を出したのが最高裁事務総局で有り、裁判官を掌中に収めるとの法律違反でヒラメ裁判官を養成していないと実現出来ない大がかりな犯罪である事が、検審の不正利用・田代の虚偽報告書と起訴見送り等から証明されている。 飯田に有罪判決を出させ、最高裁でも佐藤栄佐久さんへの明らかな間違いの収賄金額0円の収賄罪を最高裁が認めたと同じで違法な判決で一件落着と読んだのだろうが、ここまで違法行為を見せつけて無事に済む訳が無い。 ここ数年の最高裁事務総局の組織表を開示し、誰がどの罪を犯しているか吟味する活動を開始すべきとの状況を作り出してしまった。 おろかな最高裁事務総局で有り、個人で無いので罪に問われないとの間違った判断だろうが、個人が特定できない場合は全員が罪になるのがPL法の前提条件だ。 最高裁事務総局は冤罪がどのようにして作りだされたかの履歴を明確にし、罪に問われる人を最小限にする準備が不可避だ。
10. 2013年3月21日 18:43:09 : jx8MwmZp9o いまだにTPP無しで選挙も裁判も正せるとか考えてる小沢信者には 飯田の判決さえ暖簾に腕押しか？ 本当にバカにつける薬は無いねw 弁護士活動が自由化されアメリカ人弁護士が入ってきたら 飯田なんか簡単に弾劾確定だろ でも小沢信者はアメリカ人弁護士のフリーに反対=TPP反対

11. 2013年3月21日 23:52:59 : 4wCv06mQSg 発酵食品のような飯田裁判官は裁判官としての仕事をしていないのでクビである。 まあ、ここまで腐ると発酵食品も腐敗菌で覆いつくされてしまう。 大概にしておかないと司法試験そのものが崩壊してしまうぞ。
12. 2013年3月22日 15:56:08 : X57vQPwEqE 司法社会がこれ程までに官僚的組織（縦割り）であったことに驚きです。 陸山会事件をみれば何故このような裁判官が司法界に生存しているのか不思議である。おそらく司法判断に優れた功績のある人物が登用されるのではなく、組織への貢献度が出世を決めるのではないかと思ってしまうのである。 これでは司法組織は原発村と何ら変わらない利権組織なのではないのか？ そう・・・司法村なんだ！ 三権分立という言葉に護られた治外法権社会が司法村なのだ。 登石、飯田・・・いつかは名誉の叙勲を受けるのだろうな。 本当に日本は大丈夫なのか？ 国家や国民の為に滅私奉公するのか公務員ではないのか？ 本当に日本は大丈夫なのか？ 日本の公務員は日本から出て行ってほしいと思うのが日本人の気持ちではないのか？ 霞が関はワシントンにでもソックリ移転したらどうなんだ！

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