http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/406.html
Tweet |
苦悩をにじませた輿石東参院議員会長
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130320/plt1303200801001-n1.htm
2013.03.20 ZAKZAK
民主党は19日の常任幹事会で、参院選に出馬予定だった山口和之元衆院議員と華道家元・池坊青年部代表の華道家、池坊美佳氏の公認取り消しを了承した。
山口氏の公認取り消しは自らの意向。池坊氏は「体調不良」が理由だが、民主党では戦えないと判断したとの見方が強い。2月には医療法人理事長の安藤高朗氏も公認を辞退している。
常幹では、先の衆院選で落選した奥村展三元文部科学副大臣を比例代表の公認候補とすることを内定したが、この日の追加は奥村氏だけだった。
平成24年度補正予算の参院本会議採決で欠席した植松恵美子参院議員の離党届を受理することも了承され、日銀総裁人事の参院本会議採決で造反した風間直樹参院議員を厳重注意とすることも決まった。植松、風間両氏は改選組だ。
19日の参院常任役員会では、風間氏について「民主党はまたかと思われる。こういうことのないようにビシッと言ってほしい」との注文が出る一方、「党に従わなければ処分、下手したら除名だと言って党がもつのか」との意見も出され、荒れ模様となった。
相次ぐ公認辞退と止まらぬ党議違反。輿石東参院議員会長は「植松さんも風間さんも仲間として選挙を戦うのかの判断をしなければならない。戦う前に1議席失っていいのか」と苦悩をにじませた。
民主党の悩みは、離脱者の続出だけでない。国会で熱を帯び始めた憲法論議をめぐっても、他党に大差をつけられつつある。集団的自衛権の行使の是非など、他党が具体的な議論を始めたのに対し、民主党は8年も前に策定した「憲法提言」にのっとった発言を繰り返し、いまだに曖昧な姿勢に終始している。
民主党は19日、政権交代後2度目となる党憲法調査会の総会を国会内で開いたが、出席者は約15人にとどまった。これでは、論議以前に憲法に対する問題意識の低さが問われる。
18日の憲法調査会役員会では、衆院憲法審査会の幹事を務める武正公一氏が苦しい胸の内を明かした。 「憲法提言を基に意見を述べたら『民主党は踏み込まず』とメディアに書かれるだけだ。民主党の憲法審査会のメンバーは発言に苦労している」
武正氏の念頭にあったのは、憲法9条を含む第2章について党を代表して意見を述べた14日の審査会。自民党や日本維新の会などが北朝鮮情勢などを念頭に集団的自衛権行使の可否に踏み込むなか、武正氏は触れることができなかった。
民主党は現在、自民党が昨年4月に取りまとめた憲法改正草案への批判を強めている。しかし、護憲派と改憲派で党分裂につながりかねない。対案作りは約1年が過ぎても一向に進まない。憲法改正が争点となる今夏の参院選では「蚊帳の外」に置かれかねない状態だ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK145掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。