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公害企業「チッソ」の代理人、つまりは「人非人」と言っても差し支えないような人物を議員に選ぶ水俣市民がこれほど多数いることに唖然とする思いだ。魯迅が「阿Q」を書いた気持ちが痛いほどわかる。権力者だけではなく無知蒙昧な民衆もまた、理不尽に充ち満ちたこの世を支え維持しているのだ。
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http://www.asahi.com/national/update/0320/SEB201303190071.html
朝日新聞デジタル版 2013年3月20日7時55分
議事録の水俣病質問削除 水俣市議会、チッソ系議員動議
熊本県水俣市議会で19日、水俣病に関連した質問が「議題にない内容」だったとして発言の取り消しを求める動議が出され、保守系会派などの賛成多数で可決された。市議会事務局によると、このような理由による削除は前例が確認できないという。
削除されるのは、野中重男議員(共産)の12日の一般質問での発言。水俣市などで10月に開かれる国際会議で、「水俣病の教訓」を掲げ、水銀の使用などを規制する新条約が採択される。これに関連し、行政の対応が遅れて被害が拡大した水俣病の歴史を踏まえ、「情報が広く国民に知らされていれば多くの被害者の発病や差別、偏見、風評被害も防げたのではないか」などと市にただした。
ところが、原因企業チッソ出身の塩崎信介議員(新政同友クラブ)が19日の本会議で「発言はすべて簡明にし、議題外にわたってはならない」との規則に反しているとして動議。9対5で可決し議長が削除した。
野中議員は事前に「水銀に関する水俣条約外交会議について」と質問内容を通告し、議題にも上がっていたため、「言論の自由を脅かすもの」と削除に反発。一方、塩崎議員は「水俣病のことを言っても、水俣市にとってマイナスなだけ。JNC(チッソ)と手を取り合っていかないと水俣の将来はない」と語った。
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