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深まる矛盾 広がるノー/橋下市長 大阪市解体計画/市民サービス削減・統合・民営化ずらり(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/386.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 3 月 19 日 20:13:48: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-19/2013031903_01_0.html


「しんぶん赤旗」 2013年3月19日(火)
深まる矛盾 広がるノー/橋下市長 大阪市解体計画/市民サービス削減・統合・民営化ずらり



 「日本維新の会」を率いる橋下徹大阪市長が、金看板にしている「大阪都」構想に基づく大阪市の「改革」、実はそれが大阪市の解体計画にほかならず、市の事業のあらゆる分野に及ぶサービスの削減や廃止・統合・民営化など、市民にもたらす実害が深刻であることが浮き彫りになってきました。その実態が知られるにつれて、市民や市議会との矛盾は深まるばかりです。(藤原 直)


「サービス 確実に低下」/自民もビラで指摘

 「都構想は…市民の皆様の生活を良くするための手段です」。「維新」は11年秋の大阪市長・府知事選挙でこう宣伝していました。


 ところが、橋下氏がいま市民に押しつけているのは、2015年4月としている「大阪都」実現までの3年間で従来の市民向け施策・事業のうち約393億円分を削減する「市政改革プラン」(昨年7月策定)です。13年度予算案では約136億円の削減を盛り込みました。(表)



 市の世帯の4割近くが加入する国民健康保険の保険料3%の値上げ、70歳以上の敬老パスの有料化など市民負担が目白押しです。地域福祉を支えてきた市・区社会福祉協議会への交付金を25%削減するなど、コミュニティーつぶしを促進する内容も含まれています。


 これは、大阪市を廃止して特別区に分割した際、いまと比べて大きく落ちるこれらのサービスの水準を先取りして進めているものです。


 日本共産党や「大阪市をよくする会」の宣伝には、市民から「敬老パスは『維持』と明記した維新の会の公約はどうなったのか」「橋下市長のやることは市民いじめの値上げばかりだ」と怒りの声が寄せられています。


 「大阪市をバラバラにして、本当に大阪が良くなるのでしょうか?」。自民党大阪市議団は2月、こんなビラを新聞に大量に折り込みました。「大阪都になると…住民サービスは今より確実に落ちます」と明快です。


 最近では、橋下氏も「今の日本ではどの自治体でも住民サービスの向上は難しい」と発言。都構想はあくまでもサービスの「選択権の問題」と伏線を張っています。


民営化でバス路線廃止/公明も批判 新たな借金も


 市民の財産をバラバラにして財界に提供する―こんな「都」構想の実害を端的に示すのが市営交通の民営化です。


 市の方針案は、関西財界が求めてきた黒字の地下鉄の民営化を15年度に実現するために、地下鉄が支援してきた市バスを切り捨てる内容です。バスについては43路線も廃止した上、事業の清算で市民が新たに巨額の借金を背負わされる危険性があります。


 市議会に関連条例案を提出した橋下氏は当初「3月決着」を目指すとしていました。しかし、見通しも必要性もない民営化でバス路線は大幅削減というあまりにも道理のない計画に市議会が反発。可決には3分の2以上の賛成が必要なのに推進しているのは「維新」だけで、市長の悪政に協力してきた公明党の市議からも「市民サービスのカットだ」との批判が出るなど矛盾も表面化しています。


 橋下氏は「議会の論理がおかしくなっている」と八つ当たりしていますが、市議会からの継続審議を求める声は強まるばかりです。


 背景には「ある連合町会の会合でも民営化については『もっと議論を』が7、8割」(民主系市議)という市民の世論があります。3月末の廃止方針が示されている「赤バス」と呼ばれる市のコミュニティーバスを守るために続けられてきた市内各地での運動や昨年11月に発足した「交通権の確立・大阪市営交通を守り発展させる会」のとりくみ、日本共産党や「よくする会」の全市的な宣伝も力となっています。


市立幼稚園つぶしに反発/市議会で陳情書採択


 市民の怒りは橋下氏が「経費削減ありき」で打ち出した市立保育所・幼稚園の民営化にも向けられています。


 とくに橋下氏が「仮に(すべて)無くなったとしても民間でしっかり受け入れられる」と言い放つ市立幼稚園全59園の廃止を含む民営化では、市議会に園の存続を求める保護者の陳情が集中。2月25日の市議会文教経済委員会では「市立幼稚園の全園を対象とした民営化案を見直すこと」を求める陳情書が「維新」を除く全会派の賛成で採択されました。


 橋下氏は「陳情は山ほどある」(「産経」4日付)と強がりましたが、内心は穏やかではないようです。5日の市議会では、市立幼稚園や地下鉄の民営化の必要性を問いただした自民党市議に対し、「僕のことが嫌いだからといって共産党にならなくてもいいではないか」と声を荒らげ、「維新」の辻淳子議長から注意される場面もありました。


市民病院廃止 住民怒り/水道事業でも矛盾に直面


 ほかにも橋下氏は各種の施設や事業を府・市の「二重行政だ」と決めつけ、解体しようとしています。


 府立病院への統合をねらう市立住吉市民病院(住之江区)について、橋下氏は1日、廃止条例案を提出。この問題では、地元住民から存続を求める7万を超える署名が寄せられており、橋下氏は「小児・周産期医療の空白化に区民の不安が多数あることは十分認識している」(2月22日)と認めました。


 しかし、そこで橋下氏が打ち出したのは跡地への民間病院の誘致でした。小児・周産期医療は民間では成り立ちにくい分野で、地元からは「病院の必要性を認めたなら、もともと計画されていた公立病院としての建て替えを」との声があがっています。


 大阪府内42市町村が運営する大阪広域水道企業団に大阪市の水道事業を移管する水道統合をめぐっても、橋下氏が企業団との間で勝手にまとめてきた案に市議会で全会派から異論が噴出。同市が資産を無償譲渡するなど「市民にメリットがない」(自民市議)内容だからです。橋下氏が新大阪駅南東にある柴島(くにじま)浄水場の売却と跡地の再開発ありきで決めてきた案が破綻した格好です。


 5月に提出しようとしていた議案には、ここでも3分の2以上の賛成が必要なのに、公明党まで「わが会派は反対だ」と明言。「維新」に方針転換を迫られ、橋下氏は水道事業の「民営化も選択肢」と語り始めましたが、あまりにも無責任です。


 日本共産党の北山良三市議団長はいいます。


 「『都』構想に向け、すでに大阪市の解体は始まっています。同時にそれは市民には何の利益もないもので市長も矛盾に突き当たっています。ただ市長がどう出るか。他会派の動きも流動的です。だからこそ、市民の運動を大きく盛り上げていくことが何としても必要で、私たちも頑張りぬく決意です」


「大阪都」構想


 政令市である大阪市を廃止して5か7の特別区に再編し、大阪府を「大阪都」に移行させるというもの。2月、具体的な制度設計を行う法定協議会の初会合が開かれました。その狙いは、大阪市の権限と財源を「都」に吸い上げ、大型開発やカジノ誘致など財界が求める「成長戦略」を一元的・効率的に進めることにあります。


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コメント
 
01. 2013年3月19日 21:05:22 : xEBOc6ttRg

共産党も、そろそろ目先の批判だけでなく、長期的な財政の持続性も含めた対案を出せる政党になった方がいい

02. 2013年3月19日 21:15:12 : xEBOc6ttRg
http://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000182825.html#chapter1
1章:大都市の税財政における現状と課題
(1)大都市としての大阪市の実態
〈1〉広範な通勤圏

 大都市は、政治、経済、文化など各分野において主要な地位を占め、我が国の発展に貢献しており、大阪市も、大阪圏域、関西圏域の中核都市として広い範囲の人々にも貢献する大都市としての役割を担っています。

 また、大阪市内への通勤者を見ても、西は兵庫県明石市、東は三重県名張市、南は大阪府岬町までと非常に広範囲にわたっています。

〈2〉膨大な昼間流入人口

 大阪市の夜間人口は昭和40年の316万人をピークとして減少していましたが、近年は260万人台で推移しています。また、昼間人口は多少の増減はあるものの、350万人から380万人の水準で推移しています。平成22年度は夜間人口267万人に対し、昼間人口は354万人、昼夜間人口比率は1.33倍となっています。

 また、大阪市は事務所や事業所などが集中しており、昼間流入人口は、大都市の夜間人口に匹敵する規模となっています。このような物と人の集中により、財政需要は増嵩することになります。

〈3〉圏域に貢献する大阪市

 大阪市は、大阪都市圏や関西の発展に貢献する都市として、地下鉄等の都市交通網の整備や社会教育施設の運営など、さまざまな事業を実施しており、高度な都市機能が集積しています。このような施設等にかかる税などと利用する市外居住者の割合を見ると、年間118億円を要する大阪市立大学の平成23年度入学者の83.2%、104億円を要する地下鉄の乗車人員の66.4%、80億円を要する社会教育施設の平成23年度利用者では66.4%、また46億円を要する中央卸売市場の平成23年度搬出先の67.4%が市外となっています。

〈4〉昼間流入人口に対応するための都市施設

 大阪市では、高密度の人口集中や膨大な昼間流入人口により、市域面積1平方キロメートルあたりの昼間人口が15,906人と横浜市や名古屋市の7千人台と比較しても2倍以上あり、このような経済活動の集積などに対処するため、早くから地下鉄や下水道などの都市基盤と生活環境の整備を進めてきました。都市基盤としては、例えば他の政令指定都市に比較して交通網の整備された営業距離129.9kmの地下鉄や行政区域内普及率がほぼ100%の下水道などがあります。

 また、早くから都市施設の整備を進めてきた結果、こうした諸施設が順次更新時期を迎えつつあります。

〈5〉大阪経済の現況

 大阪都市圏の中核である大阪市の市内総生産(名目)は、19兆6,532億円(平成21年度)となっており、国内総生産(474兆402億円)の約4%を占めています。また、国内総生産の約16%に相当する近畿圏(2府4県)の域内総生産のうち、約4分の1を大阪市が占めるなど、大阪市に経済活動が集中しています。

 大阪市経済の特徴として、各種産業の集積密度が高いことがあげられます。また、主要な産業・経済指標を単位面積当たりで換算した「密度」で比較すると、東京都区部に匹敵しています。

〈6〉急速に進む少子・高齢社会

 少子・高齢社会が進み、大阪市では、65歳以上の老年人口比率が増加し、2割を超えている一方で、15歳未満の年少人口比率は減少しつつあります。平成22年度では65歳以上が22.7%、15歳から64歳までが65.7%、15歳未満が11.7%となっています。

 また、大阪府や指定都市との比較では大阪市の65歳以上の老年人口比率は、大阪府の22.4%や指定都市平均の21.2%を上回っている一方で、15歳未満の年少人口比率は、大阪府の13.3%、指定都市平均の13.0%を下回っている状況です。

(2)現行税財政制度における現状と問題点
〈1〉歳入に占める割合が低い大阪市税

 住民に身近な行政について、地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担うようにする真の分権型社会の実現のためには、地方税の充実確保が必要です。しかし、全国的に見ても、歳入に占める地方税の割合は3割程度と、地方税中心の歳入構造とはなっていません。とりわけ大阪市は、現行の税制度による要因や、地価下落などを反映して固定資産税・都市計画税が減収してきたことなどにより、歳入に占める市税の割合が他の指定都市と比較しても低い状況にあります。

 平成22年度における歳入に占める地方税の割合は、横浜市50.1%、名古屋市46.0%、指定都市平均39.9%に対して、大阪市は38.1%となっています。

〈2〉都市的税目に乏しい市町村税

 市町村税は、法人所得課税、消費・流通課税といった経済活動を反映する都市的税目に乏しいため、増大する都市的財政需要に市税収入が対応しきれない大きな要因となっています。具体的に市町村税、道府県税、国税のそれぞれの構成比率を比較すると、市町村税では都市的税目である法人所得課税は9.6%、消費・流通課税は4.9%、その他の個人所得課税などが85.5%であるのに対し、道府県税では法人所得課税21.5%、消費・流通課税40.8%、その他37.7%、また国税においては法人所得課税23.8%、消費・流通課税41.3%、その他34.9%となっています。また、法人所得課税、消費・流通課税から見た市町村税、道府県税、国税への配分状況では、法人所得課税は国税81.6%、道府県税10.5%、市町村税7.9%、消費・流通課税では、国税72.9%、道府県税23.1%、市町村税4.0%となっています。

〈3〉大都市特例事務にかかる税制上の措置不足

 大都市では、地方自治法に基づき府県に代わって行っている事務のほか、道路法に基づく国・府道管理事務なども行っています。しかし、これらに要する一般財源のうち、税制上の措置がなされているのは、大阪市では約2割にすぎません。

 地方自治法に基づくものは、児童福祉、民生委員、身体障害者福祉、生活保護、行旅病人・死亡人、社会福祉事業、知的障害者福祉、母子家庭及び寡婦福祉、老人福祉、母子保健、介護保険、障害者自立支援、食品衛生、精神保健及び精神障害者福祉、結核予防、土地区画整理事業、屋外広告物規制の17項目あり、またその他の法令に基づくものとして、国、府県道の管理、衛生研究所、道府県費負担教職員の任免、研修、定時制高校人件費、土木出張所などがあり、大阪市の平成24年度予算(当初+7月補正)では、これらの所要額として546億円を計上していますが、税制上の措置がなされるのは、129億円にすぎません。

〈4〉地方税財政改革の推進への取組

 地方公共団体が自主的かつ総合的に行政を担うためには、国と地方の役割分担を抜本的に見直したうえで、その実態と新たな役割分担に応じた地方税財政制度を確立することが必要です。

 特に都市部においては、昼間流入人口による財政需要や都市の成熟化に伴う更新需要が大きいにも関わらず、現行の市町村税財政制度は、その財政需要の実態に見合ったものになっていないため、都市的税目である法人所得課税・消費流通課税の市町村税への配分割合を高めることが必要です。

 現状における国・地方間の「税の配分」は6:4である一方、地方交付税、国庫支出金等も含めた「税の実質配分」は2:8と大きく乖離しており、地方が担っている役割に見合った「税の配分」になっていません。

 そのため、国と地方の役割分担を抜本的に見直したうえで、複数の基幹税からの税源移譲により、国と地方の「税の配分」を、その新たな役割分担に応じたものとするよう、他の地方公共団体と連携を図りながら、国等に引き続き強く求めていきます。

〈5〉急増する生活保護

 大阪市では、平成2年から生活保護受給者が増加の一途をたどっています。平成23年度においては、被保護世帯数・人員が約12万世帯約15万人であり、平成2年度を100とした場合の被保護人員の指数は337.5になっています。また、生活保護を受ける人の割合(保護率)は、平成24年3月で、全国では約1.7%であるのに対し、大阪市では約5.7%で17人に1人が生活保護を受給するなど、総じて大都市を中心に保護率が高くなっています。

 生活保護世帯の約半数の5万世帯程が、自立が困難と考えられる高齢者世帯であり、また、近年の急激な景気後退により、多くの非正規雇用者が失業し生活保護に直結することなど、生活保護制度が創設から60年を経過し、制度疲労を起こしている状況です。

 したがって、雇用・労働施策や、年金制度をはじめとする社会保障制度全般のあり方を含めた生活保護制度の抜本的な改革が必要です。

 また、生活保護は、地方に裁量の余地がないことから、ナショナルミニマムとして国の責任において実施すべきものであり、その経費は全額国が負担すべきです。 現行制度では、地方負担に交付税措置がなされていますが、交付税は標準的な財政需要を客観的に算定するものであり、地域の実態が十分に反映されないため、生活保護のような経費になじみません。 

〈6〉他市町村と差を設けられた大阪府からの補助金

 大阪府は、府下の市町村に補助金等を支出する場合に、指定都市である大阪市や堺市を対象から除くなど、他の市町村と差を設けており、これを「差等補助」と言います。

 大阪市民も府内の他の住民と同じように府民税を負担しているにもかかわらず、教育などの基礎的な行政サービス分野において、指定都市という理由で差を設けるべきではありません。

 住民の負担と行政サービスの関係等を踏まえて、府と市の役割に応じた財源負担とするため、差等補助については、大阪府としっかり議論していきます。


2章:大阪市財政の現状と課題
(1)大阪市の当初予算(当初+7月補正)(平成24年度)
〈1〉一般会計の当初予算(当初+7月補正)

 大阪市の平成24年度一般会計当初予算(当初+7月補正)の歳出規模は、前年度比△3.2%、553億円減の1兆6,652億円となっています。

 職員数の削減や給料月額のカット率拡大により人件費を削減するほか、施策・事業の見直しや補助金等の見直しなど「市政改革の取組み」を反映する一方、「現役世代への重点的な投資」として、乳幼児医療費助成制度の拡充や待機児童解消の取組み、中学校普通教室への空調機等の設置、中学校給食の実施等の教育環境の整備などを計上しています。

 歳入予算1兆6,652億円の内訳は、市税6,066億円、国府支出金3,941億円、公債収入1,380億円、譲与税・交付金619億円、地方交付税520億円、地方特例交付金19億円、その他諸収入等4,107億円となっています。

 歳出予算1兆6,652億円の内訳は、扶助費5,066億円、投資的経費2,869億円、特別会計繰出金等2,772億円、公債費2,358億円、人件費2,197億円、経常的施策経費及び管理費1,390億円となっています。

〈2〉特別会計の当初予算(当初+7月補正)

 大阪市の平成24年度特別会計予算は次のとおりです。

 まず政令等特別会計では、食肉市場事業会計22億6,300万円、市街地再開発事業会計246億2,400万円、駐車場事業会計15億3,700万円、有料道路事業会計4億7,300万円、土地先行取得事業会計736億8,500万円、母子寡婦福祉貸付資金会計5億7,300円、国民健康保険事業会計3,301億500万円、心身障害者扶養共済事業会計5億1,500万円、介護保険事業会計2,032億5,300万円、後期高齢者医療事業会計270億7,000億円。

 準公営企業会計では、中央卸売市場事業会計149億9,400万円、港営事業会計325億1,300万円、下水道事業会計1,394億2,000万円。

 公営企業会計では、自動車運送事業会計226億4,400万円、高速鉄道事業会計2,378億5,000万円、水道事業会計926億2,900万円、工業用水道事業会計33億8,100万円、市民病院事業会計532億7,000万円。

 公債費会計では9,074億3,000万円と、特別会計の合計で2兆1,682億2,900万円となっています。

〈3〉予算総額

 大阪市の平成24年度全会計の予算総額は3兆8,335億円、一般会計では1兆6,652億円と全会計、一般会計ともに指定都市のなかで最も大きくなっています。

(2)大阪市の税収
〈1〉市税収入

 最も基本的な収入である市税収入の平成24年度予算(当初+7月補正)は、6,066億円で厳しい経済情勢を反映した法人市民税の減収や、固定資産税・都市計画税において、地価や建築物価の下落を反映した土地・家屋に係る評価替えによる減収が想定されることなどから、2年振りの減収を見込んでいます。そのため、平成24年度予算(当初+7月補正)は、リーマンショック前の平成20年度と比較すると642億円の減収、ピークである平成8年度と比較すると1,710億円の減収となるなど、低い水準となっています。

 また、大阪市の平成24年度予算(当初+7月補正)の市税総額6,066億円は、横浜市6,961億円に次ぐ指定都市で2番目の規模となっています。大阪市の市税収入の特徴として、市税総額に占める個人市民税の割合が低く、法人市民税の割合が大きいことが挙げられます。

〈2〉個人市民税

 個人市民税は、ピークである平成4年度を100とすると、平成24年度予算では全国が93.3であるのに対し大阪市は78.9と落ち込みが厳しくなっています。また、納税者1人当たりの個人市民税額は、府下33市ではトップの箕面市が16万3千円に対して大阪市は11万4千円と15番目となっており、指定都市及び東京都特別区との比較では、大阪市は14番目となっています。

〈3〉法人市民税

 法人市民税は、ピークである平成元年度を100とすると、平成24年度予算では大阪市は42.6と大きく落ち込んでおり、全国53.3よりも落ち込みが厳しくなっています。なお、業態別では、特に金融・保険業や卸売業などが大きく落ち込んでいます。

〈4〉固定資産税・都市計画税

 固定資産税は、近年地価が下落傾向にあることから、ピークである平成8年度と比較すると、大きく減少しています。なお、土地に係る固定資産税及び都市計画税は、平成8年度を100とすると、平成24年度予算では全国が87.5であるのに対し大阪市は54.9と大きく落ち込んでいます。


03. 2013年3月19日 21:27:14 : xEBOc6ttRg

「中国朝鮮の軍事的脅威は増大し、
シャープやパナソニック、ソニーですら競争に敗れれれば消えていく時代に、

大企業の内部留保に税金をかけ、公共工事を削り、軍事費をカットすれば
問題が全て解決するという古い思想では、どうにもならない」

というのが、多くの維新支持派の雰囲気だろう

共産党も変わる必要があるのかもしれないな


04. 2013年3月19日 21:52:06 : tofdL6fQXo
もうそろそろリコールの声が聞こえていいんじゃないか?

05. 2013年3月19日 22:09:54 : b1KggTOXJg
共産党も変わるべきだが
糞ニュース貼りの荒らしは、消えてなくなるべきだw
しかも正体は思ったとおりアホウヨときている

いい加減にしろ


06. xyzxyz 2013年3月20日 04:51:39 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
返すあてのない借金があるなら仕方ないでしょう。
いくとこまでいって夕張みたいに破綻させて、そのときの住民にお鉢を全部回すつもりだろうか。
特効薬がない限り、誰かが悪役になってサービスカットするしかないだろう。

07. 2013年3月20日 08:01:46 : BDDFeQHT6I
実質的に債権管理団体なんだから仕方が無い部分もあるが、これは行政機能の放棄だ。
住民サービスを民間に丸投げする地方自治体など役人が食ってくだけの機関に過ぎないだろう。

08. 2013年3月20日 09:41:30 : wRTpxnTKvw
これで御堂筋のキラキラや、挙句に天神祭の舟渡御の邪魔しに道頓堀のプールをするんかいな。文楽も潰しにかかり、一体なにする気や。御堂筋の一本内側には心斎橋筋商店街が続いていてそこはキラキヤやで。御堂筋は表の顔。銀杏並木だけで結構。札幌のポプラ並木をキラキラにするのと同じ愚行。
大阪を経済、文化の面から潰して大阪でなくし、韓国、中国の出先にするつもりの橋下。
天神祭や文楽は日本人のものだから潰したいのだろう。

09. 2013年3月20日 10:40:08 : vgQVMWdybs
 橋下は要注意の人物だ。
>「大阪府の皆さんは財政が改善され、とても素晴らしい所に住めて幸せです・・・。」
 これは橋下が府知事の時のテレビ発言だが、実際は1500億円も借金が増えていた。
なんと、府の経理段階では「単式簿記」でやっていたから、借金は「収入」とだけ記されていた。
国の経理は「複式簿記」だから「借金を収入と書き込む事は出来ない」が、橋下は「府の経理でやったから間違っていない。」と強弁した。

>黒字の市営地下鉄を、さらにサービスを効率化するため民営化する。
 これは、「黒字だから民営化して、その企業から金を貰う」ということ。かっての「船上八策」も、前年のNHKで「竜馬伝」をやっており、その「人気を利用しただけ」だけの底が浅く、醜い発想だ。

>府の庁舎を南港地区のWTCに移転する・・・。
 これも、何時の間にか断ち消え、なんと、WTCは何時の間にか外資系企業のものとなって、売飛ばしていた。


10. 2013年3月20日 14:57:44 : 5XedPOZ9ZY
船中八策かあ。『船頭多くして船、山を登るぞ』なんて言ってたら、もう1人の船頭が沈みかけてるな。
道頓堀でプール、もカス計画だけど、大阪城公園でモトクロス、ってのも相当カス。さすが、教育熱心な橋下市政。
人形遣いがジャマだ?盛り上がりに欠ける?文楽に携わったことないくせに!!ww
ドナルドキーンに説教してもらえ。
WТCは地震が起きたら傾くから、災害時を考えたら役所としては使えない、ってダメ出しされたんでしたよね。
余計な買い物で大損させた!!って突き上げくらって『そんなこと言ってたら政治は出来ない!!』ってキレてましたね。
まさに『公務員的だ!!民間では考えられない!!』言い訳だと思うんですけど。
WТC買うって決めた時、『ここ(展望台)から大阪の未来が見える』ってはしゃいでたけど、傾く未来だったんですね。はしゃぐなよ。

11. 2013年3月20日 14:59:06 : zGUwNdAg4g
>>06. xyzxyz 2013年3月20日 04:51:39 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>返すあてのない借金があるなら仕方ないでしょう。
>いくとこまでいって夕張みたいに破綻させて、そのときの住民にお鉢を全部回すつもりだろうか。

返すあての無い借金って何? 大阪にそんなものは無かったはずだが

大阪市や府の財政の問題で言えば行政がバカな事をやらなければ悪化はしない、
まあ、見直しは必要でしょうが

道頓堀のプール とか 御堂筋のイルミネーション が福祉を削ってまでやる事?


12. xyzxyz 2013年3月20日 18:29:40 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>11

http://www.pref.osaka.jp/koho/chiji/20110510_husi.html

大阪市の示してるデータによると、H22年度の数字で5兆2000億円らしいね。
H21年度の決算による大阪市の財政規模は1兆7000億円弱のようです。
5兆円という借金に返すあてがあると感じるかないと感じるかは人それぞれだけど
自分は途方もない額に感じますね。今はさらに大幅に返済出来る道筋がついてて
余裕で返済出来る道筋が立ってますよって話なら自分の取り越し苦労なんだろうけど。


>道頓堀のプール とか 御堂筋のイルミネーション が福祉を削ってまでやる事?

自分は必要ないと思うけどね。まあ見直しが必要と思っておられるなら
それでいいのでは。勿論民だけでなく官もあわせて見直しは必要でしょう。


13. 2013年3月21日 07:21:59 : wRTpxnTKvw
まあ、不必要な事に鳴り物入りでお金を使い、ヤッタヤッタという人物が考えることに賛同することはできませんな。福祉を削り、淀川の堤防補修工事費を削り、防災の考えも毛頭ないようでは、大阪市長は務まりません。
また、WTC絡みで大阪市の赤字を大きくし、大阪市に黒字のUSJ株を売却させた責任もあるというもの。

14. 2013年3月21日 10:08:52 : ZzaM9jRN12
安部のTPPで、大阪都構想も道州制もアメリカにとってどうでも良くなったのでは。よって、橋下は不要になった。参議院選まで様子見で残っているだけ。

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