★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK145 > 383.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「刑事裁判の絶対権力者」による「ざまあ見ろ」判決の傲慢 (郷原信郎が斬る)
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/383.html
投稿者 運否天賦 日時 2013 年 3 月 19 日 16:52:06: cfG/B1oSgAPhQ
 

http://nobuogohara.wordpress.com/2013/03/19/%e3%80%8c%e5%88%91%e4%ba%8b%e8%a3%81%e5%88%a4%e3%81%ae%e7%b5%b6%e5%af%be%e6%a8%a9%e5%8a%9b%e8%80%85%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%80%8c%e3%81%96%e3%81%be%e3%81%82%e8%a6%8b%e3%82%8d%e3%80%8d/


3月13日、石川知裕衆議院議員など小沢一郎氏の秘書3人に対する政治資金規正法違反事件について、東京高裁(飯田喜信裁判長)は、弁護人の控訴を棄却し、一審の執行猶予付懲役刑の有罪判決を維持する判決を言い渡した。

刑事事件の控訴審というのは、一体何のためにあるのだろうか。

刑事事件の裁判で誤った判断が行われることが、被告人に対する重大な人権侵害につながることに鑑み、一審判決の事実認定、法律適用等についての誤りがないかどうかを、必要に応じて新たな証拠も取り調べた上、慎重に審査するというのが、控訴審の最大の目的のはずだ(現行刑訴法は、被告人に不利な方向で誤判を是正することも認めてはいるが)。

陸山会事件では、小沢氏の秘書3人が政治資金収支報告書の虚偽記入で逮捕・起訴された事件(以下、「秘書事件」)と虚偽記入について秘書3人との共謀の刑事責任が問われ、検察では不起訴となったものの検察審査会の起訴議決によって起訴された小沢氏本人の事件(以下、「小沢氏事件」)の二つの刑事裁判が行われたが、この中で、東京地検特捜部の捜査において、不当な威迫、利益誘導等による取調べを行ったり、虚偽の捜査報告書によって検察審査会の判断を誤らせようとするなどの重大な問題があったことが、小沢氏を無罪とした一審の東京地裁判決(大善文夫裁判長)で指摘されただけではなく、最終的には秘書3人を有罪とした一審の東京地裁の公判の過程でも指摘された(検察官調書の証拠却下決定)。

そして、昨年11月12日、小沢一郎氏に対する政治資金規正法違反事件の控訴審判決(小川正持裁判長)では、一審の無罪判決が維持されただけでなく、一審判決は認めていた小沢氏の秘書3名の虚偽記入の犯意や、4億円の銀行借入れ、定期預金担保が隠蔽の意図によるものであったことも否定する判断が示され、この事件の捜査で検察が前提にした事件の構図そのものが否定された。秘書3人を有罪とし、虚偽記入の犯意だけではなく、4億円の隠蔽の意図まで認めた東京地裁判決(登石郁朗裁判長)とは大きく異なった判断であり、上記小沢氏無罪判決の直後に開始された、秘書3人に対する控訴審では、これらの地裁、高裁の審理経過、判決を踏まえて、秘書3人に対して、慎重な見直し判断が行われるであろうと誰しも思ったはずだ。

しかし、その後、開かれた秘書3名の控訴審第一回公判で、裁判所は、弁護側の証拠請求を、情状関係を除き全て却下し、事実関係に関する審理は一切行わず結審した。控訴審裁判所が、一審の事実認定を見直す気が全くないことは明らかになった。そういう意味では、今回の控訴審判決の結論は予想通りではあった。

しかし、驚いたのは判決文の内容だった。一審判決が「論理則、経験則に違反しない」と念仏のように繰り返しているだけで、何の根拠も示しておらず、小沢氏控訴審無罪判決での認定や指摘は、殆ど無視しているに等しい。

このようなデタラメな判決がなぜ出されたのか、その背景には、刑事事件の事実認定、法令適用の最終判断を行う控訴審の裁判長が絶対的権力を持つ、刑事司法の歪んだ構図がある。裁判長の意向一つで、控訴審に持ち込まれた刑事事件の判断は如何様にもなるという専制君主の裁きのような異常な世界で、控訴審の裁判長が、極力排除しなければならないはずの「個人的な感情」に支配されて判断を行った場合、控訴審判決は単なる「意趣返し」の手段になってしまう。今回の事件は、そのような恐ろしい日本の刑事裁判の現実を示すものと言える。

陸山会事件の判決の経過と東電OL事件の屈辱的結末

秘書事件の一審判決については、本ブログで、「東電OL殺人事件と陸山会政治資金規正法事件に共通する構図」と題して、一審判決が事件の実体を完全に見誤ったものであること、検察が4億円の虚偽記入の動機に関して、水谷建設からの裏金1億円を立証するという本来関連性のない事実の立証を認めてしまったために、土地購入代金の原資が「ゼネコンからの裏金であることの隠蔽」が動機であるような無理な事実認定をせざるを得なかったと考えられることを指摘した。そして、その構図は、再審で無罪となった東電OL事件において、一審無罪判決直後に、控訴審の審理を行う東京高裁の裁判部が、無罪判決を受け無罪の推定が一層強く働くべき被告人に対して「罪を犯したと疑うに足る十分な理由がある」と判断して、勾留を認めた段階で、事実上、控訴審の逆転有罪判決の結論が決まってしまったのと共通していることを指摘した。

今回、秘書事件の控訴審判決を出した飯田喜信裁判長は、東電OL事件の逆転有罪判決を出した裁判部の裁判官の一人であり、しかも、主任裁判官として勾留決定においても判決においても中心的な役割を果たしたとされている。裁判長だった高木俊夫氏は既に死亡しており、再審開始、再審無罪判決が確定し、ゴビンダ氏の冤罪が明らかになった今、「一審無罪になった被告人を勾留し控訴審の逆転有罪判決を出して無実のゴビンダ氏を15年にわたって服役させた冤罪裁判官」としての汚名を一身に背負うことになった(裁判所での審理を含めて、この事件の冤罪原因の究明を求める動きもある。)。

飯田裁判長にこのような屈辱を与えることになった東電OL事件の再審開始決定、再審無罪判決を出したのが、同じ東京高裁の小川正持裁判長の裁判部(以下、「小川裁判部」)であった。しかも、この再審開始決定は、「新証拠の有無」だけではなく確定判決の心証形成にまで踏み込んで事実認定の誤りを指摘したもので、従来の再審に関する判断と比較すると異例の積極的な再審判断との受け止め方もあった(その後冤罪の決定的証拠が発見されたことで、結果的には再審開始決定の事実認定が正しかったことが証明された。)。飯田裁判長にとって「誤判」「冤罪」という結果に終わった東電OL事件は、まさに屈辱以外の何物でもなく、終わり間近の裁判官人生の最大の汚点となった。この事件がそういう結末に終わったのは、同じ東京高裁の小川裁判長の裁判部が、再審開始決定で異例とも思える踏み込んだ判断を下し、冤罪であることを積極的に明らかにしたからにほかならない。

そして、その小川裁判部が、東電OL事件の再審無罪判決の僅か5日後に出したのが、小沢氏の控訴審無罪判決であった。

しかも、陸山会事件の構図自体を否定した控訴審判決とマスコミ・指定弁護士・小沢氏の対応でも詳述したように、小沢氏の控訴審無罪判決は、無罪の結論は一審判決と同じでも、その結論に至る過程が大きく異なる。一審では、石川氏ら秘書の収支報告書の虚偽記入については犯意も含めて認めた上で、「小沢氏に収支報告書が虚偽であることの認識がなかった可能性がある」との理由で小沢氏を無罪にしたものだったが、控訴審無罪判決では、収支報告書虚偽記入について秘書と小沢氏の「共謀」を否定しただけではなく、更に踏み込んで、秘書の虚偽記入の犯意自体も否定した。そして、検察と指定弁護士が事件の核心としていた4億円をめぐる偽装・隠蔽の意図がなかったとして、陸山会事件の構図そのものを否定した。

東電OL事件のことだけでも、飯田裁判長としては、小川裁判部に対して心中穏やかではなかったであろう。それに加え、小川裁判部は、秘書事件に関しても、小沢氏の犯意を否定するだけでなく、敢えて、秘書の犯意まで否定する判示を示すことで、秘書事件を担当する飯田裁判長に対して、「適切に証拠により事実認定を行えば、秘書についても無罪しかあり得ない」という強烈なメッセージを送ってきた。

飯田裁判長は、小川裁判部に対しては、内心「恨み骨髄」だったのではないか。

飯田裁判長にとって、小川裁判部からのメッセージを受け入れて、秘書事件について一審の有罪判決を覆して無罪の判断をするのは、何より耐え難いことだったはずだ。小川裁判部とは全く反対の結論、つまり、一審判決秘書の犯意や隠蔽の意図を認める結論を出そうとするのも、小川裁判部にここまでコケにされた飯田裁判長の「心情」としては、わからないでもない。

問題は、その判決の中身だ。小川裁判部とは反対の結論を出すことでリベンジしたいというのなら、自ら、或いは合議体の他の裁判官の力も活用して、小沢氏無罪判決の秘書に関する判示について問題点を徹底的に洗い出し、それを否定する根拠を示す方向で最大限の努力を行い、その方向で、説得力のある判決文を書くというのが、刑事裁判官の最上位の東京高裁部総括にまで上り詰めた「刑事裁判のプロとしての矜持」というものであろう。

しかし、実際の判決文の内容は、それとは凡そかけ離れたものだ。

前記ブログ東電OL殺人事件と陸山会政治資金規正法事件に共通する構図でも詳しく述べたように、健全な常識に基づく事実認定とは凡そかけ離れた異常な「推認」判決としか言いようのない秘書事件一審判決を丸ごと容認したものであり、秘書事件の控訴審開始の直前に出された小川裁判部の小沢氏控訴審無罪判決の緻密な事実認定と比較すれば、その中身のひどさ、杜撰さは素人目にも明らかだ。

そして、それ以上に異様なことは、飯田裁判部による秘書事件控訴審判決の中に、小川裁判部による小沢氏無罪判決の判決文を意識し、敵意をむき出しにしたと思える記載があることだ。

小沢氏事件控訴審判決

まず、小川裁判部の小沢氏控訴審判決の中の、小沢氏の秘書の石川知裕氏らの虚偽記入の故意を否定した部分を見てみよう。

《原判決は,石川は,Xとの交渉の結果,決済全体を遅らせることはできず,所有権移転登記手続のみを遅らせるという限度で本件合意書を作成し,所有権の移転時期を遅らせるには至らなかったとする。そして,原判決は,所有権移転の先送りができたと認識していた旨の石川の原審公判供述は信用できないとする。

しかし,関係証拠に照らすと,残代金全額の支払がされ,物件の引渡しがされて,本件土地の所有権移転登記手続に必要な書類の引渡しがされるなどしたことから,平成16年10月29日に本件土地の所有権が移転したとした原判断を不合理とすることはできないが,石川の上記原審公判供述は信用できないとする原判断は,経験則等に照らし,不合理というほかはない。

(ア)石川は,「本件合意書の1条において,本件土地の所有権を平成17年1月7日に移転することが取り決められたと考えていた。また,当時,所有権の移転と登記名義の移転との違いをよく理解していなかったことや司法書士からの説明で所有権移転の先送りができたと認識していた。」旨を原審公判で供述した。

これに対し,原判決は,本件売買契約書の記載を見れば,所有権の移転と登記名義の移転が異なるものとして扱われていることは専門家でなくても容易に理解できる,高額の不動産購入に当たり本件売買契約書の内容を慎重に検討したはずであり,所有権の移転と登記名義の移転とが区別されるものであることを理解していたはずであるから,本件合意書により本件土地所有権の移転時期の変更などは合意されていないことも認識していたものと認められる,司法書士は,その立場等に照らせば,陸山会における経理処理や収支報告書の計上方法について,石川に助言をするはずがない, として,石川の前記公判供述は信用できない旨認定判示する。

(中略)

これらからすると所有権の移転時期については本件合意書によって変更されておらず,本件売買契約書に従って処理されることになると理解することも可能といえる。

しかし,本件合意書作成の経緯等を見ると,関係証拠によると,次の事実が認められる。

すなわち,石川は,本件売買契約後に先輩秘書からの示唆を受けるなどして本件土地公表の先送りの方針を決め,当初は本件売買契約の決済全体を来年に延ばすようにYに求めた。しかし,売主の意向が残代金は10月29日に支払ってほしいというものであったことから, Yの担当者が,司法書士から聞いていた仮登記を利用して,本登記を延ばすことを提案し,陸山会側がこれを了承し,本件合意書の作成に至った。その際,所有権の移転時期についての具体的なやり取りがされた様子はない。(下線は筆者)そして,前記のとおり,本件合意書の第1条には,残代金の支払時期及び物件の引渡し時期は明記されているが,所有権の移転時期については何ら明記されていない。

(イ)そこで,石川の認識についてみると,仮に原判決のいうように石川が所有権の移転と登記名義の移転とを区別して理解していたとすると,本件合意書の作成に当たり,所有権の移転時期はどうなるのかと聞いたり,本登記の先送りだけでなく所有権移転時期の先送りも本件合意書に明記してほしいなどという要望をすることになるのではないかと思われる。石川がそのような行為に出ていないということは,石川としては,所有権の移転と登記名義の移転とを区別して認識しておらず,これらを一体のものとして認識していたためではないかとみるのがむしろ自然ともいえる。

また,本件売買契約書及び本件合意書の内容について,原判決は,石川が慎重に検討したはずであり,専門家でなくても容易に理解できるとする。しかし,石川は, 10月29日の決済直前にいわば駆け込みで先送りを実現しようとするなど,慌ただしい状況にあったといえるのであるから,時間をかけて慎重な検討をするような心理的余裕がなかったのではないかとみる余地がある。しかも,陸山会側からの要望が契機であるとはいえ,本件合意書自体は,司法書士という専門家も関与した形でYから提案されたものである。法律の専門家でもない石川がそれを十分な検討を経ることなく信頼したということはあり得ることといえる。したがって,原判決のいうように石川が慎重に検討して理解したとはいい難いというべきである。

そうすると,石川が,本件合意書により,自らの要望どおりに所有権の取得も先送りできたものと思い込んだということもあり得ることといえる。

他方,本件合意書作成の経緯等からすると,売主であるXとしても,陸山会側の当初の要望である決済全体の先送りに応じることはできないが, 10月29日に残代金の支払が受けられ,物件の引渡しができれば足りると考えていたものとみられ,登記と所有権取得とを一体のものとして先送りするという陸山会側の明示的な要望があれば,これに反対するような状況は何らうかがえない。これは,前記のような石川の認識に矛盾しない。

以上からすると,石川としては,原判決がいうような所有権移転登記手続のみを遅らせるという限度で本件合意書を作成したとの認識であつたとは認め難く,登記と一緒に本件土地取得も先送りされたと理解したとみる余地があるといえる。したがって,これまで検討したような考察を欠いたまま石川の前記公判供述は信用できないとした原判決の判断は,経験則等に照らし不合理というほかはない。

以上のとおり,石川は,本件土地の取得を平成17年に先送りできたと思い込んでいた可能性があり,石川から本件土地購入等に関する引継ぎを受けた池田についても,石川と同様の認識であった可能性を否定できない。そうすると,本件土地の取得について,石川の平成1 6 年分の収支報告書不記載(本件公訴事実の第1の3 ) の故意,池田の平成1 7年分の収支報告書虚偽記入(本件公訴事実の第2の2 ) の故意はいずれも阻却されることになるので,これらの故意を認めた原判決の判断は,論理則,経験則等に照らし不合理であって,是認することができない。》

この中で重要なのは下線部分の「石川氏が登記と一緒に本件土地取得も先送りされたと理解した」と認める根拠についての判示である。不動産業者Yの担当者の公判供述を踏まえて認定されたものである。

そして、このような事実認定を踏まえ、小沢氏から提供された4億円の処理に関する石川氏の認識について、

《石川は,平成16年10月28日から29日にかけて,預金担保貸付の手続や送金手続を短期間で実行するという慌ただしい状況にあったこと,返済計画等の事後処理は池田に任せていることなどに鑑みると,本件預金担保貸付を利用した本件4億円の簿外処理は,ある意味で,その場しのぎの処理として慎重に検討することなく実行されたとみられるのであり,石川としては,前記のような本件4億円の簿外処理のスキームについてそれなりの形がつけられたなどと安易に認識していた可能性がある。また,前記のとおり,石川としては,本登記と共に本件土地の取得の先送りが実現できたと思い込んだ可能性があり,本件土地取得費等支出の計上についても,本登記と合わせて計上することで一応の説明がつかなくはないと考えていた可能性があることは否定できない。》

と判示して、石川氏の処理が、「その場しのぎの処理として慎重に検討することなく実行された」ものであると認定した。

また、「石川らが本件4億円の簿外処理(りそな4億円の借入れ)を実行したのは,被告人が4億円もの巨額の個人資産を陸山会に提供し陸山会が本件土地を購入したことについて想定される追及的な取材と批判的な報道を避けるため」だとする指定弁護士(検察官役)の主張に対しても、

《前記のとおり,石川は,本件土地公表の先送りの方針について,短期間で慌ただしく実現しようとしており,ある意味で場当たり的な計画であったといえ,所論がいうようなところまで石川が考えていたとは疑わしいといえる。本件土地公表の先送りと本件4億円の簿外処理を行っただけでは,つじつまの合わない状況は平成1 7 年分に先送りされるだけで根本的には解消されないし,そうした状況が生ずるのを避けるより有効な別の方法が考え得るところである(例えば,本件4億円を原資とする定期預金の名義を陸山会ではなく被告人とし,これを担保に陸山会がりそな銀行衆議院支店から必要な金額を借りたり,本件売買代金全額を陸山会等が保有する現金で支払い,それによる陸山会等の日常的な資金繰りの不足分をその都度必要な限度で被告人が負担したり,端的に本件売買代金のうち必要な限度でその一部を被告人の個人口座からの借入金で賄うなどの方法)。これらからすると,本件土地公表の先送りと本件4億円の簿外処理とが専ら連動しているとはいえない。そうすると,原判決の判断を不合理とすることはできない。》

と判示して、石川氏の処理が意図的な隠蔽であることを否定した。

小川裁判部の小沢氏控訴審無罪判決での石川氏の虚偽記入の故意、隠蔽の意図を否定する論旨は極めて明快である。

秘書事件控訴審判決

これに対して、秘書事件の控訴審判決(飯田喜信裁判長)は、石川氏らの故意に関して、以下のように述べている。

《原判決は,本件4億円の借入れ等に関する「不記載」及び「虚偽記入」について,被告人  石川の故意及び動機が認められるとしているところ,その理由付けを要約すると,次のようになる。

ア 被告人石川は,小沢から受け取った本件4億円を分散入金した上,後日りそな衆院口座に 集約している。このような迂遠な分散迂回入金は,本件4億円を目立たないようにするための工作とみるのが自然かつ合理的である。

イ 本件4億円は,本件土地購入の原資として小沢から借り入れたもので,実際に本件土地の取得費用等に充てられている。それにもかかわらず,被告人石川は,本件土地の残代金等を支払った後に,小沢関連5団体から集めた金員を原資とする本件定期預金を担保にした本件預担融資を組み,小沢を経由させた上で陸山会が転貸金4億円を借り受けている。本件預担融資を巡るこれら一連の経過をみると,被告人石川において,平成16年分収支報告書上,本件4億円の存在を隠そうとしていたことが強くうかがわれる。

ウ 被告人石川は,本件土地の購入を平成16年分収支報告書に記載せず,平成17年分収支報告書に記載しようと考え,被告人大久保を介して売主側と交渉し,所有権移転登記を平成17年1月7日に延期している。このような画策行為も,前記イと同様に,被告人石川が本件4億円の存在を隠そうとしていたことをうかがわせるものといえる。

エ 以上を総合すれば,被告人石川は,本件4億円の収入や,これを原資とした本件土地取得費用等の支出が平成16年分収支報告書に載ることを回避しようとする強い意思をもって,それに向けた種々の隠ぺい工作を行ったものと推認することができる。

被告人石川が本件4億円の収入等を平成16年分収支報告書に載せないように,種々の隠ぺい工作を行っていたとする原判決の推認の過程は,自然かつ合理的であって,種々論難する所論を踏まえて検討しても,被告人石川の故意及び動機を認定した原判決の判断に,論理則及び経験則に違反するところはない。》

これを、前に引用した小川裁判部の小沢氏事件の控訴審無罪判決の判示と比較すれば、秘書事件判決の石川氏の犯意と隠蔽の意図についての判示が全く理由になっていないことは明らかである。

例えば、小沢氏事件の控訴審判決では、不動産の所有権移転の時期についての石川氏の認識に関して、不動産業者Yの側からの提案によって、所有権移転の延期の合意が行われたと認定しているが(下線部分)、秘書事件控訴審判決では、「石川氏が売主側と交渉して所有権移転登記を延期した」とだけ認定している(下線部分)。

判決後の記者会見で、石川氏の弁護人の安田好弘弁護士が明らかにしたところによると、秘書事件控訴審でも、小沢氏の控訴審判決の記録の取り寄せが行われ、その記録中に含まれる不動産業者Yの証人尋問調書を弁護人が証拠請求したのに、請求却下されたとのことである。

所有権移転登記が延期された経緯や、それについての石川氏の認識等について小沢氏控訴審判決では様々な証拠に基づいて緻密な事実認定をしているのに、秘書控訴審では、その点について、小沢氏控訴審判決が根拠とした証拠を検討しようとすらしなかったのだ。

また、小沢氏事件では指定弁護士(検察官役)が主張しなかった水谷建設からの5000万円の授受の問題等については、

《原判決は,検察官が本件の動機ないし背景事情として主張する,@ 本件4億円がその原資を公表できないものか否か,A 水谷建設からの5000万円の授受の存否の2点についても考察を加えて,@ については,本件4億円は,その原資を明快に説明することが困難なものとの限りで認定することは可能であると,A については,水谷建設の社長が平成16年10月15日被告人石川に現金5000万円を手渡した事実が認められ,それが本件4億円隠ぺいの動機形成の一因になっていると説示しているが,そこまで至らずとも,被告人石川の故意及び動機は,前記隠ぺい工作自体から推認するに十分である。(下線は筆者)》

と述べた上、

《次に,A については,原判決は,前記社長の原審証言が信用できることについて詳細な説示をしているところ,所論を踏まえて検討しても,関係証拠に照らせば,その説示に不合理又は不相当な,点は何もないから,原判決の認定に誤りはない。》

と述べて、原判決の認定を丸ごと容認し、

《原判決は,それを前提に,平成16年10月当時,胆沢ダム建設工事の利権を巡って小沢が金員を受領した疑いがあるとの報道がなされ,同月19日にその記事が被告人石川にファックス送信されていることなどを併せみれば,被告人石川が,同記事の受領を契機として,よりー層本件4億円を隠ぺいする必要性を感じて,そのための工作に及んだとみるのが合理的である旨説示しているところ,被告人石川において,被告人大久保に前記2ウの交渉を依頼したのが平成16年10月24日か同月25日頃であり,また, りそな銀行衆議院支店長に預担融資を申し込んだのが同月28日であって,いずれも,前記送信から数日後に行われていることに加えて,小沢の選挙地盤で行われる工事の受注に絡みゼネコンから多額の金員を受領したという事柄の性質を併せ考慮すれば,被告人石川が,同記事の受領を契機として本件4億円隠ぺいの必要性をよりー層感じ,それが,上記交渉や本件預担融資等の各工作を押し進める方向に影響を与えたことは否定できないというべきである。Aの点も,被告人石川の本件4億円隠ぺいの動機形成の一因になっており,ひいては,被告人石川の故意の存在を裏付けるものということができる。原判決は,同旨の判断を示しており,その判断に誤りはない。》

と判示して、裏金受領の事実が4億円の隠蔽の動機であると認定している。

「敵意丸出し」の判示

この中の下線部分の「そこまで至らずとも、被告人石川の故意及び動機は,前記隠ぺい工作自体から推認するに十分である。」の判示には、飯田裁判長の個人的感情が相当程度影響しているように思える。

その後に、その水谷建設からの5000万円の事実を、原判決と殆ど同じ理由で認め、しかも、それが、石川氏の隠蔽の動機形成の一因になったと認定しているのだから、「小沢氏事件では主張立証されていない水谷建設からの5000万円のことを除外しても、石川氏の犯意や隠蔽の意図は十分に認定できる」などと言う必要はないはずだ。わざわざ、そのようなことを言うのは、水谷建設からの5000万円の受領の主張・立証が行われなかった小沢氏事件の公判で、石川氏の犯意や隠蔽の意図を否定した小川裁判部に「喧嘩を売っている」としか思えない。

しかし、わざわざ「喧嘩を売っている」わりには、納得できるような根拠は何一つ示していない。その理由とされているのは、前記ブログでも詳述したように明らかに不合理な一審判決の「推認」を丸ごと容認しているだけだ。

しかも、石川氏の弁護人の安田弁護士が記者会見で明らかにしたところでは、秘書事件の一審で、全日空ホテルで5000万円を石川氏に渡したことを認める証言をした水谷建設関係者が、その証言が検察官の誘導によるもので、実際には渡した日時も相手も記憶にないことを認める陳述書等、5000万円の授受がなかったことを明らかにする証拠を請求したのに、飯田裁判長は、その証拠請求を却下したとのことだ。飯田裁判長には、事実に向き合う気も、小川裁判部の認定や判断と異なる判断を示すことについて納得できる根拠を示す気も全くないと言わざるを得ない。

要するに、「小川裁判部がどういう認定をしようとクソくらえだ。私の裁判部では、どんな判断をしようと私の勝手だ。ざまあ見ろ」と言っているようなものだ。

控訴審裁判長が「絶対権力者」となる日本の刑事裁判の歪み

日本の刑事裁判は、三審制とは言え、上告理由は、憲法違反、判例違反等に限られており、事実認定、法律適用については、事実上控訴審が最終判断であり、その当否が上告審で見直されることは殆どない。こうした日本の刑事裁判の現実の下では、控訴審の裁判長を務める高裁部総括判事というのは、まさに「刑事司法の絶対権力者」なのだ。

しかし、人の命や人生そのものを決定的に左右しかねない刑事裁判で、このような野蛮な判決が行われることは到底許容できない。

たしかに、刑事裁判では、共犯者間で、証拠が違えば同じ犯罪事実についても結論が異なることはあり得る。例えば、甲は、事実を全面的に認めて検察官請求の証拠をすべて同意し、同じ事実で起訴された共犯の乙は全面否認して証拠をすべて不同意にした、ということであれば、甲の裁判では、検察官請求の証拠だけで事実認定をせざるを得ないのだから、乙の公判での証人尋問の結果如何で、甲、乙の裁判の結果が異なるのは致し方ない。

しかし、今回の飯田裁判部による控訴審判決の問題はそれとは全く異なる。

同じ東京高裁の小川裁判部の小沢氏事件の控訴審で、秘書の犯意、隠蔽の意図等についても認定が行われ、判断が示された。そして、その根拠とされた証拠について、記録の取り寄せも行い、弁護人が証拠請求しているのであるから、その証拠を採用し、必要なら証人尋問も行うことも可能だった。そのような審理を尽くした上で、小川裁判部の認定がおかしいというのであれば、堂々とそういう判断を行い、最終的には最高裁の判断に委ねるべきだ。

ところが、この飯田裁判部の判決文には、そのような姿勢は全く見られない。東電OL事件での冤罪裁判官の汚名にもかかわらず、「刑事司法の絶対権力者」の地位にある飯田裁判長の傲慢さを象徴した判決と見るべきであろう。

石川氏は、控訴審判決を不服として即日上告した。憲法違反、判例違反等の上告理由はなくても、高裁の二つの判決で同一の事実についての認定・評価が真っ二つに割れているのであるから、「原判決を破棄しなければ著しく正義に反する」事由が問題になることは明らかだ。最高裁は、事実審理を行った上、小川裁判部の判断と飯田裁判部の判断のいずれが正しいのか、裁判所としての最終判断を示すべきである。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年3月19日 18:17:23 : 1ioo7h1uY6
■郷原さんの 書き物見ました

 裁判官仲間内の 喧嘩のとばっちりで

 有罪にされちゃ〜 たまらんわ!

 こんなの 犯罪になるんじゃ〜ないの?

 もともと 飯田は 欠陥人間

 法廷で人を裁くなどやっちゃ〜いけんのよ

 ゴビンダ氏冤罪裁判で 実証済み

 こんな奴に 法衣をまとわせるなど あってはならん事


02. 2013年3月19日 19:59:00 : vgQVMWdybs
 この事件は明らかに、検察による「自作自演」である。これに加担したのが読売新聞と朝日新聞など、マスコミであり、彼らは完全な「亡国の徒」「検察の走狗」である。
 自らの犯罪に恥じも感じず「問答無用」と、「検事に文句のある奴は有罪」とばかり,民主主義を理解せず、暗黒の城に閉じこもったままの法奸が、証拠も何も完全に無視して「冤罪事件を疑獄事件」に変えて行く。
 この、のっぺりとした薄気味悪い飯田裁判官の表情から、次々と冤罪事件を作り出す偏執狂的で異常な人間性を感じるのは私だけではないだろう。どうして、このような人物が育ったのか?

03. 2013年3月19日 20:31:28 : LjDUeYansg
自身の無能さを棚に上げて、

同僚との確執を、全く赤の他人に意趣返しするとは言語道断であり、

あまつさえ公正中立を求められる裁判長の職にある者が、

行ったことは万死に値する。


04. 2013年3月19日 20:53:18 : uYehYjHrck
 法曹関係者は小沢事件を黙して語らないのだろうか。日本の司法の危機をどう考えているのだろう。
 裁判官のみならず、法曹界もこんなに腐っているとは知らなかった。

05. 2013年3月19日 22:31:13 : u0fUP8zVTE
いやはや、驚きあきれた〜。

●飯田裁判官は、冤罪を全く恐れず、検察とお上だけを恐れる裁判官らしい。
実績が悪い方に凄い
・陸山会秘書裁判の飯田裁判長は、東電OL殺人事件で一審無罪のゴビンダ氏を二審で逆転有罪に主導した裁判官で無実のゴビンダ氏を15年間冤罪で服役させた。

●小沢裁判の小川裁判長は法の番人、実績が普通に凄い
・東電OL殺人事件では、DNA証拠を元にした再審請求に対し再審を開始し無罪判決を言い渡した裁判官です。
・小沢裁判では、小沢氏の控訴審無罪判決を下し、しかも陸山会事件は、偽装・隠蔽の意図が無かったと事件性を否定。

●陸山会秘書裁判の飯田裁判長はやはりおかし〜。
・小沢裁判で無罪判決と事件性に対する否定的判断がしめされた流れの中で慎重に証拠を調べる必要性が強まった状況に関わらず、弁護側の証拠請求を、却下し事実関係に関する審理は一切行わず結審した。

・裏金を認定しそれを隠す為に虚偽記載したと判決した
証拠無しの推認による判決をして良いのだろうか。帳簿記載を虚偽記載として犯罪とするには、背景に裏金を隠す等の動機が必要と言うことだろう。逆に裏金が無ければ訂正で済む話しだ。検察は、マスコミ結託し裏金疑惑を国民に植え付け、その背景で裏金を推認して有罪とした。証拠無視しのイメージ洗脳判決。
 要するに、裏金があったかどうか争点にすれば良いものを、あろう事か弁護側の証拠請求を全て却下した。捜査も審理もしないで、秘書にとっても法治国家にとっても「たまったものではない」判決です。

これでは冤罪が生まれる筈です。
しかも、正しい判決をした小川裁判長に敵意丸出しの判決だとか、ここまでくると
司法解体、日本解体。日本は、法治が出来ない野蛮国で世界から軽蔑されます。

また権力に胡座をかいている裁判官は、死んだら閻魔様から恐ろしい裁きを受けるそうです。無間地獄行きとか。


06. 2013年3月19日 22:43:13 : a5RmWkiiQM
国民の一人としてこんな裁判官を選んだ覚えはないが、

おかしな裁判官は国民の代表によって解任できる(憲法の規定)

これを実現するための制度が国民審査と弾劾裁判。

どちらも役人つまり法曹官僚のいいなりで全く機能しない制度設計になっている。


07. 2013年3月20日 02:08:06 : h4UNZppDg2
飯田は私怨で有罪判決を出したってことか。
史上稀に見る極悪裁判官として司法の歴史に名を刻んだな

08. 2013年3月20日 03:28:02 : Ei3vDcYexI
 飯田の後ろに 堀田や岸井がある。彼等の虚飾(=メッキ)が一般の人にもみえてきた。

09. yukiguni 2013年3月20日 03:35:35 : 6Y7DqDnXzMcZk : KCPHbmgPoE
 郷原さん、ヒラメ判事飯田の謀略を明快に暴いてくれました。

石川さんら3名の秘書は、検察・裁判所の本当に被害者です。

なんとか国民の後押しで無罪を晴らしたいものです。

北海道新聞の14日の社説は、この不当裁判を容認し、小沢氏を貶めるような記事を

書いていました。許せません、この郷原さんの記事を読ませなければなりません。


10. 2013年3月20日 05:28:45 : ZvcGS9qUik
飯田裁判官のこれまでの判決、全部見直した方が良い予感。

裁判官もミスを沢山するのだから、事務的なミスがないかをチェックする部署があってしかるべき。

冤罪を出した裁判官を再教育する部署も必要。

国家公務員が仕事上でしたミスに責任を問えれるようにすべき。
それがないから、飯田裁判官に反省が無い。
トンデモナイ事である。
この裁判官は、判断する資格などない。
この者を石川事件の裁判官とさせた者は誰?
その者も司法から去れと言いたい。


11. 次郎 2013年3月20日 08:51:00 : FV0BoL10KVXeM : FSeLSSeas6
国民の多くはそれでも裁判所の判決を正しいと思っています。マスメディア自体が自分の過ちを認めず判決の正しさを強調しています。やりきれませんね。推認有罪の論理はその根拠とする状況証拠も間違いだし確たる証拠のない推認自体大変な間違い。「疑わしきは罰せず」もくずしたとんでもない判決です。気に入らない政治家はいつどこでも逮捕できるという判例になります。勇敢なメディアも権力に逆らえば潰される判決です。

12. 2013年3月20日 10:25:49 : rWn9PLlcps
日本の不幸がアメリカの飯のタネ  

だから

日米地位協定破棄し前原創価公明党テロ組織消却して福一石棺桶化しよう!


13. 2013年3月20日 10:26:51 : Q3RtlTcskY
投稿記事の末尾にある

>・・・裁判所としての最終判断を示すべきである。

の通りでしょう。ただし、その判断が郷原先生の主張通りとは限らないと思うけど。


14. 2013年3月20日 10:43:54 : mvurMTJIK2
郷原さん
>判示には、飯田裁判長の個人的感情が相当程度影響しているように思える。

10さん
>この者を石川事件の裁判官とさせた者は誰?

■「最高裁事務総局」が司法全体を支配している。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20121103/1351887087

−−−−−−−−(一部引用させていただきます)
 
裁判官は「独立存在」ではない。裁判官を支配し、コントロールしている組織や存在がある。それが、「最高裁事務総局」である。

では、「最高裁事務総局」は、どういう方法で、裁判官を支配し、コントロールしているのか。新藤宗幸氏は、『司法官僚』で、こう説明している。

「判事補・裁判官の任用と再任用、転勤、昇任、報酬、部総括指名、人事評価などは、実質的に最高裁事務総局の司法官僚の手に握られている。そしてまた、選任の基準はまったく不明のままだが、判事補段階において司法官僚エリート候補生の選別が、最高裁事務総局によって行われている。(『司法官僚』)」

−−−−−−−−−−−

そして、こう続けられている。

−−−−−−−−−−(引用させていただきます)

日本の裁判官は、「最高裁事務総局」に支配、コントロールされている。裁判官は「独立存在」ではない。日本の裁判官は、人事も転勤も、そして経済や報酬も「最高裁事務総局」に握られているが故に、「最高裁事務総局」に逆らうことは出来ない。

たとえば、「小沢秘書裁判『陸山会裁判』」において、東京地裁の登石琢朗裁判長は、「推認」という乱暴な言葉とともに「有罪判決」をくだした。「推認」で有罪判決が下されるとすれば、これはもはや裁判ではない。推認で裁判が可能であれば、証拠もなにも不要である。何故、こういう判決がくだされるのか。おそらく、この「推認による有罪判決」は登石裁判長の判断ではなく、「最高裁事務総局」の意向が、深くかかわっている。日本の裁判官は、「最高裁事務総局」の意向に逆らうことは出来ない。

−−−−−−−−−−−−

飯田裁判官はゴビンダ裁判で原子力ムラにおもねる判決を下しハッピーになるはずであったが、結果的には一敗地に塗れることとなった。

この一度「手を汚した」判決を下した飯田裁判官にとって一度も二度も大差ないのであって「手を汚す」ことへの心理的障壁は極めて低い。

ましてゴビンダ採番で屈辱を味あわされたにっくき小川裁判長が相手となれば、その復讐心や尋常ではなかったようだ。

このようにして飯田裁判官に復習の機会を与えた者、そしてそもそも小沢裁判を仕掛けた張本人が『最高裁事務総局』なのである。

最高裁事務総局の意向を代執行したのが飯田裁判官という構図である。

−−−−−−−−−−−−(続きを引用させていただきます)

「日刊ゲンダイ」(2012.1.19)に、「小沢裁判、黒幕いた!」「゛黒幕゛は最高裁事務総局」と言う記事が掲載されている。そこには、こんなことが書かれている。

『小沢強制起訴を主導したのは、検察ではなく最高裁だったーー?本当ならば仰天する話だが、ブログを中心に検察審査会のデタラメを追求してきた匿名ジャーナリストの「一市民T」氏がこう告発する。「最高裁の中に事務総局という組織があります。ほとんど表に出てくることがなく、秘密のベールに包まれた組織ですが、実はここが小沢元代表をめぐる一連の裁判の゛司令塔゛なのです。」(「日刊ゲンダイ」(2012.1.19))』

ここに登場する「検察審査会のデタラメを追求してきた匿名ジャーナリストの「一市民T」氏」こそ、僕と共著と言う形で、『最高裁の罠』を刊行しようとしている志岐武彦氏その人である。この記事には、司法関係者の話として、次のような記述もある。

『「陸山会裁判で゛ミスター推認゛こと登石裁判官を裁判長に指名したのも事務総局だし、もちろん、小沢氏本人の公判判事も事務総局の差配です。」(司法関係者)最高裁と検察が結託すれば、どんな人間でも塀の中に落とせてしまう。ー(「日刊ゲンダイ」(2012.1.19))』

−−−−−−−−−−−

当然、飯田裁判官を指名したのも最高裁事務総局ということになる。


15. 2013年3月20日 11:04:17 : SYBnefOvOA

かって郷原さんは、小沢の不起訴処分が出た際?にこう言った

「小沢さんは検察に復讐してはならない」

裏を返せば、そんな甘っちょろい感覚だから、司法は安易に暴走しちゃうんじゃないの?


面子と怨嗟を
丸出しにして



16. 2013年3月20日 11:50:14 : KwI52qTrM2
個人の恨みや妬みでこの世の中が構築されるなんてまっぴらだが、
現実に司法の場でも、政治の場でもそれが主流で罷り通る異常。
若者が未来に希望が持てない原因は経済や福祉の問題だけでなく、
社会に正義が失われつつあることも要因のひとつ。

17. 2013年3月20日 12:31:59 : oXLWIVK1cq
日本は法治国家ではないぞ。
たとえば憲法9条の解釈で警察予備隊&自衛隊&軍隊などとどうにでもなってる国ではないか。

法律文は文面通りなのであって解釈してはならんのだよ。
解釈は解釈する人の都合の良いように成されるだけだ。
つまり『自分が法律だ』って思ってる人がいかに多いかってことだよ。


18. 2013年3月20日 12:33:14 : tHPeRn7J9E
なんだ?生活の党のツイッター始めたことコメントできないのか?


19. 不正選挙は再発防止を 2013年3月20日 12:44:24 : a2pwGFzMT.VnU : E7MiuhXF7C
>事実関係に関する審理は一切行わず結審した

これは「審理」ではないね

二審制の否定だ!!!

なぜ、マスゴミは、一社たりとも騒がない!!!!!

不正選挙を報道しない「弱み」があるからか!!!!!!!!

[22削除理由]:アラシ認定者

20. おじゃま一郎 2013年3月20日 13:19:44 : Oo1MUxFRAsqXk : LKt1dcuFxw
>「ざまあ見ろ」判決の傲慢

そうではないだろう。

小沢が無罪になったので、ここで秘書を無罪にすれ、ば再犯のおそれが出てきたからではないだろうか?


21. 反ロックフェラーその3 2013年3月20日 13:21:31 : Y07Mjy/KqeMLs : E7MiuhXF7C
19

もうマスゴミは外資(ロックフェラー派)に買収されているからね

TPPの24項目にマスゴミを外資に開放することが入っているそうだが

それは単にアトヅケの話で、もう既成事実だからね

NHK法を廃止するためマスゴミは放送料の支払い拒否キャンペーンで

受信料「強制徴収」などと世論をあおっているのはそのため

BBCとNHKはロスチャイルドの牙城だから

[22削除理由]:アラシ認定者

22. 覚醒した黄色いサル 2013年3月20日 13:31:45 : LxeLSI4529C9Q : E7MiuhXF7C
21

そうだったのか!

ヨミウリの社主が給料では買えないほどの自社株を持っているというのも

ロックフェラー派の外人へ「名義貸し」していたんだ!

ほかの民放も同じだね!

TPPは堂々と「名義変更」をするためのものだったか!

西武鉄道(コクド)と同じだったんだ!!!

[22削除理由]:アラシ認定者

23. 不正選挙は再発防止を 2013年3月20日 13:37:11 : a2pwGFzMT.VnU : E7MiuhXF7C
「刑事裁判の絶対権力者」が代替わりでアホのロックフェラー派に変わったから

頭脳派のロスチャイルド派のように「間接支配」ができなくなって

「名義貸し」ではなく「名義変更」のTPPが必要になってきたわけだ

こんな二審制を否定するような裁判は、不正選挙と同じで、

「やりすぎ」による

日本人としては頼んでもいない「覚醒」なんだろうなあ


[22削除理由]:アラシ認定者

24. 2013年3月20日 13:41:14 : WJN2iktilY
ロスチャイルドは間接支配ではなく、資本と経営の分離が正しく、ロックフェラーは経営と資本の独占

25. のぼっさん 2013年3月20日 14:17:56 : fkt3FbbrckgTg : ZcCSepinJ2
小澤秘書の飯田判決に関する郷原さんのコメントを期待していましたが、さすが専門家だけあり見事に飯田判事の欠陥冤罪判決をしてきしており、その背景として
ゴビンダ冤罪裁判を暴かれた恨みとばかりの敵意むき出しの「判決」と指摘しています。つまり今の裁判所、裁判官の腐敗の象徴であり、正義の味方、公正を判断する神聖な司法ではなく、今の日本の裁判官は倫理感も道徳感も社会正義も常識もないどうしようもない人格の裁判官が腐った司法の中に存在しておりマスコミも評論家も司法関係の学者も同じ仲間であることを示している。
この郷原さんの意見を大手マスコミ、新聞テレビは全く取り合わない、無視しているこの現実こそ怖い時代になった、小澤さんが会見で今のままでは司法官僚、マスコミが権力と一体となって権力を乱用する、いつか来た道に戻りつつある危険性を語っていたが国民はこの意見をネット情報から知らせるようにした。
国民の生活が第一の「生活党」はこの意見をあらゆる機会に広めようではないか。
今福島原発の電源故障の隠ぺいが明らかになったが、いまなお既得権益の輩は
国民は犬か畜生と考えているのではないか、中部工大の武田邦彦教授が原子力関係の御用学者の法律違反の発言を厳しく糺していたが、御用学者の存在が国民に知られてますます大手マスコミへの不信が拡大している。国民の怒りが爆発するのが
今度の選挙ではないか、生活の党のみなさん地道に真実を国民に知らせてください。


26. 2013年3月20日 14:38:08 : mp6fw9MOwA
最高裁事務総局がシナリオを書き、違法行為を繰り返すことで万が一にも冤罪作りが失敗する事は無いとの考えだっただろう。
裁判所の秘書の罪が不明な逮捕許諾、罪の無いものへの訴因変更容認、検察の違法な取り調べを登石が認めながら裁判に影響が無く推認で有罪にする等の違法行為の開示は有罪判決を出すことで正当化されると考えたのだろう。
明らかな3文芝居のストーリーをまねてしまった。
刑事コロンボと同じ手法で理詰めな捜査に耐える捏造事件作りで無いと最高裁事務総局の冤罪作りは成立しない。
陸山会事件の最高裁事務総局の冤罪作りはあまりにも稚拙で有りすぎるし、飯田判決は重要な証拠を見なければ1審を支持できるとのスタイルだが、国民が知っている事を担当判事が知らないで通せると考えることで裁判所が冤罪作りを推進していると証明してしまった。
郷原さんの言うように、証拠を全て採用し、小川裁判の瑕疵を証明するとの手法を避けられなかった筈だ。
これは最高裁事務総局が冤罪作りを指示しており、その為の有効な手段を飯田に示せなかったので、知恵ある国民が非難する事を承知で最高裁事務総局が飯田に指示したものだろう。
最高裁事務総局への強制捜査を可能にする手立てを考えるか、今までの明らかな最高裁事務総局指示による検察・裁判所の違法行為を項目ごとに訴え、最高裁事務総局が根を上げるのを待つと共に、応援者のマスコミの誤報道も数多く訴え、マスコミが最高裁事務総局の違法行為を擁護出来ないようにすべきだろう。

27. 2013年3月20日 14:59:09 : rWn9PLlcps
刑事裁判の絶対権力者も創価学会員で占められている。検察も警察もマスゴミも全部だw

ということで2ちゃんねるで拡散中だよ、前原の手下工作員どもよ2チャンネルへ出動しろよってw

「日本の不幸がアメリカの飯のタネ」  

だから

日米地位協定破棄し前原創価公明党テロ組織を破防法で消却して福一石棺桶化しよう!


日本人常民「独立と平和の真善美革命」


28. 2013年3月20日 15:51:46 : UplzGFpzR8
でも今の司法を変えられるのは、国会議員たちのはず。その国会議員たちの多くが
自分の事として、この陸山会事件を見てない、なんと哀れな日本国でしょう!!
日本国民は、この様な裁判官にどうすれば、対抗できるのでしょうか?私達は指を
加えて見てるしかないのでしょうか?3人の元秘書さんたちは、本当に司法の犠牲者ですね。それを矢張り多くの国民に知らせる事が、司法を変えるきっかけに成るのでしょうか?

29. 2013年3月20日 16:26:04 : cTHPxBTDC2
裁判所、検察も警察も
国民は何にも怖くは無い、怖いのは媒体のみ
だが、その媒体それも日本の過半を押さえる11社記者クラブさえ押さえておけば
他はゴミ、無視
故、11社記者クラブは国、地方問わず、公組織から半端じゃない厚待遇を得ている
国民は公に歯向かってもまず勝ち目は無いが
実は11社記者クラブは攻めどころ満載
公正中立等というお題目が自身を縛る、テレビ、新聞のクロスオーナーシップに反した系列
世間には知られては困る日本一それも突出した厚待遇業種
その他、既得権益の総本山です
ここを攻めるのが、公のエリオ質させる一番の近道です
ですが公の反撃も生半可ではありません、今までの美味しい思いは止められない

30. 2013年3月20日 16:32:47 : FEc6ycSqqQ
飯田喜信のようなクズ人間を裁く方法はないのか。

こんなヤツがのうのうと生きているこの国はとても法治国家とは言えないな。


31. 2013年3月20日 16:41:43 : CqHMZ3Uk7c
利益相反という意味があるが、短絡的直接的当座の目先という刹那的行為が多いわ。オイこら差別主義的書き込みや思わせ強要が多い。悪辣な人物は具体的に書かないと自分は関係ないと思い込むようだが、その種の思い込みも激しいのが特徴だ。

32. 「生活党応援団」 2013年3月20日 16:51:39 : gx0s7Tp1IhHJo : nASmXU95GM
のお方へ
飯田裁判官のこれまでの判決、全部見直した方が良い予感
この文章を読んで飯田裁判官を支持しているのかと思いました。
見直してどうにもならないから問題なのですよ。
「〜予感」という文章に違和感を覚えるのはわたしだけでしょうか。


33. 次郎 2013年3月20日 17:00:30 : FV0BoL10KVXeM : FSeLSSeas6
飯田裁判官はゴビンダ判決で間違いを犯しました。このままでは出世街道はあきらめるしかない。そこで人事権を持つ最高裁事務局の歓心を買うために無理筋を通した、と私は推測しています。最高裁事務局は万一の場合飯田氏を差し出せば良いくらいに思っているだろうに。飯田氏が小沢氏を一人で抹殺することは出来ないし無理しても普通なら良いことはない。

34. ヱスビーロック 2013年3月20日 18:20:05 : Ak3cV4olZoXU. : E7MiuhXF7C
こんな判決を出させるロックフェラー派アメリカ人は

日本人をバカにしているね。

日本人のほとんどが

法律を読むことができる

ということをしらないのか?



[22削除理由]:アラシ認定者

35. いっとってなあに 2013年3月20日 18:24:22 : pxczvfZnqQLWA : E7MiuhXF7C
本当にロックフェラー派アメリカ人は

日本人をバカにしているね。

日本人のほとんどが

C#などというJavaのパクリ言語なんて使っていないのに

遠隔操作ウィルスをWindows限定で「おとり捜査」に使うなんて!

[22削除理由]:アラシ認定者

36. ヱスビーロック 2013年3月20日 18:47:08 : Ak3cV4olZoXU. : E7MiuhXF7C
「最高裁事務総局」か

S&Bでホモ次官会議と同じか

JDRF4世(ジェイ)に遺産相続させたくないDRF(DavidRF)派が

DRFの死亡がバレる前にS&B(名義貸しの条件)から

「名義貸し」資産を「回収」しようとしているわけだ




[22削除理由]:アラシ認定者

37. 覚醒した黄色いサル 2013年3月20日 19:22:39 : LxeLSI4529C9Q : E7MiuhXF7C
36

Wikipediaでは「ロックフェラー 4世」では検索できないね

「J D ロックフェラー 4世」でも検索できない

ジェイで検索したらやっと見つかった

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC4%E4%B8%96

[22削除理由]:アラシ認定者

38. 反ロックフェラーその2 2013年3月20日 19:30:48 : X0MFEKPHhyxHc : E7MiuhXF7C
37

Wikipediaはロックフェラー派が操作しているよ

前にもセコーの森つぶしの記事が削除されていた

[22削除理由]:アラシ認定者

39. 反ロックフェラーその3 2013年3月20日 19:33:35 : Y07Mjy/KqeMLs : E7MiuhXF7C
オザワンつぶしはジェイつぶしだったのか

[22削除理由]:アラシ認定者
40. 2013年3月20日 19:51:49 : xJJc2uQZ3Q
まさしく裁判官は国を滅ぼす。

41. 2013年3月20日 21:04:37 : fJXufmckzA
飯田喜信裁判長の個人的感情は心証が悪いね。心身が故障しているのでしょう。
控訴審は、中立、公正が維持できていませんね。

司法は「心身の故障」の裁判官を使って仕返ししているのかな。

ろくすっぽ審理をしない不当裁判の不当判決も「裁判官は弁明せず」。誤判も何のそのです。


42. 2013年3月20日 22:25:21 : 0EopofEgjc
全く持って郷原さんの意見に同意。
合意書をきちんと作成していれば、所有権移転を適法に翌年に延期できたという事実。
石川は最初からそれを希望していたという事実。
そしてそうした石川の要望を知った上で専門業者である不動産仲介業者と司法書士が、そうした石川の要望を叶えるための処理をすべく仮登記や合意書作成をしたという事実。
専門家である不動産仲介業者、司法書士監督のもとで行われたこれらの行為に不備があったことを素人である石川が見抜けたと考えるのは無理筋もいいところ。
石川にそれを見抜けるほどの専門知識があれば、金かけて司法書士になんか依頼する訳はなく、最初から自分でやっていただろう。
こうした論理的矛盾をそのままにし、碌に審理もせず無責任な判決を言い渡し、またそのお話にならない判決をそのまま放置しようとしている司法は、もはや信用に値しない。

43. 2013年3月20日 22:31:10 : 0EopofEgjc
ってかちゃんとやれば適法に処理できた事案を敢えて中途半端に行い、分かった上で自らわざと「違法行為」を行う訳がない。

44. 2013年3月20日 22:48:15 : rWn9PLlcps
>>43

日本語で書けってw


45. 2013年3月20日 22:55:55 : 0EopofEgjc
>>44

バカには理解できなくて結構www


46. 2013年3月20日 22:58:17 : FWAu2iIHqk
この秘書裁判を飯田対小川という裁判官同士の争いなどという問題に矮小化してはならないし、そんなものでは決してない。その背後の大きな構図に言及しない郷原氏も、やはり同業者という限界があるのだろう。

47. 2013年3月20日 23:14:41 : 0EopofEgjc
>>44

ゴメンw
もっとちゃんとレスするよ。

本件のような事案で、適法な所有権移転延期の合意書を作成するのはさほど難しくなかったはずだ。
それならば中途半端な処理をすることで違法性や記載の間違いを指摘されかねない立場にいた石川が、適法な処理方法を最初から知っていたのなら、ちゃんとやらない訳がない。
他に動機があれば別だけどね。
例えば自分が罪に問われてでも小沢をハメたかった、とかさw

見た限りじゃ司法書士の処理が杜撰だったとしか思えないんだよ。


48. 2013年3月20日 23:38:11 : tHPeRn7J9E
>>47
陸山会事務所では、その当時、2004年、政治資金収支報告書の
記入は、会計知識のあまりない秘書がやっていた。
会計なんてのは、領収書なんかと金額を合わせる大したことない
仕事だから。
銀行だって、会計知識も知らない、新人に帳簿記入させるぐらいだし。
合わなければ、小銭でも見つかるまで探していたという話を
聞いたことがある。
そんなこと、事務所の大物秘書がやるわけがないんだよ。
石川議員や池田秘書は、その当時は、あの若さから推測すれば、
事務所の中の秘書では下っ端だ。


49. 2013年3月20日 23:42:19 : tHPeRn7J9E
>>47

それに石川議員の著書を読めば分かるが、大久保秘書は、石川議員の
後輩ね。年が石川議員より上だから、大先輩かと思うだろうが、
大久保元秘書の方が後輩なんだ。地方議員の経験があったけど。
だから、大久保元秘書は石川議員のことを「石川ちゃん」と
呼んでいたそうだ。

特捜部は、陸山会事務所の下っ端の方を逮捕して起訴して
日本をかき回すだけかき回したけど、この責任はどう取るんだ?


50. 2013年3月20日 23:48:07 : Glt7A88w6E
日本は飯田と言う犯罪者が裁判長やってるんだ。こんなのをまだ裁判長にしている日本の司法制度に問題があります。サイテー。
でも悪いことは続きませんよ、飯田さん。ちゃんと自分に返ってきますからね!

51. 2013年3月21日 00:27:41 : XUd48KYCio
最高裁判事の一歩手前の東京高裁裁判長が、こいつだからね。
日本の司法はガラガラポンしなてとダメ。

52. 2013年3月21日 01:00:21 : hGcnc43xuc
司法試験は人格試験ではないからな。飯田や登石は司法試験を通っただけの犯罪者ということだ。こういう社会の敵を生み出し続ける司法制度を変えなければ、明日はわが身だね。こいつらの悪質さは、社会のダニって言われているヤクザより段階を超えて酷いよね。司法の番人が、その立場を悪用して犯罪捏造しているんだから許せない。死刑しかあり得ないのではないですか。

53. 2013年3月21日 01:00:27 : GJkVoWdewM
ほとんどの裁判は当事者間では利益相反だから判決後に意見の衝突があるのはやむを得ないことだとは思う。しかしこれほど裁判官に対するクレームが職務に関する内容の多さでもあるのは日本の司法における重大な問題ということだろう。

それでも事件の争点が確定して明らかになったことは決して裁判所の判断が当事者に対して今後の弁論を認めないことまで拘束したものではなかったはずだ。

上告審が開始されれば二審の裁判所の判断における事実認定にかかわる動かぬ法律関係に対して当該事務行為の動機においてかなり自由であった実際の法律解釈および判断の是非が弁論により対比されることになるのであるから、仮に下級審の有罪判決が覆ったとしても一審と二審の判断理由に瑕疵があったとまでは言えないのではないだろうか。

司法の面子にこだわって裁判を長期化させ、司法に対する国民の誤解を際限なく誘発させかねないような差し戻しの判決を最高裁が下すことは当該事件に限っては三審制度に矛盾することになると考えられることから、国会議員の政治資金にかかわる裁判であるという事件の性質に鑑み、最高裁判所が直ちに最終判断を行うべき責任を有するのではないだろうか。


54. 2013年3月21日 01:28:47 : LMnI4Bk9jd
飯田喜信裁判官とは、こんな顔をしているやつだよ。
どういう人間なんだ?

こいつの行動を、みんなで、徹底的に監視しようじゃないか。
裏をとれ!

誤審しても人を裁き続け誤審を重ねている飯田喜信裁判官をみんなで「裁判官訴追委員会」に訴えよう! (日々坦々) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/398.html


55. 2013年3月21日 07:28:11 : ZrMDpsyito
腐った司法。この国の裁判官は邪悪だね。
飯田喜信や登石郁郎が死刑台に上れば、
日本が少しは良くなるのではないかい。

56. 2013年3月21日 08:43:03 : mvurMTJIK2
46さん
>この秘書裁判を飯田対小川という裁判官同士の争いなどという問題に矮小化してはならないし、そんなものでは決してない。その背後の大きな構図に言及しない郷原氏も、やはり同業者という限界があるのだろう。

●この視点を決して外しては成りませんね。

いかなる矮小化もしてはならない。

郷原さんの今回の情報も週間文春、週間新潮的レベルのものであり本質ではない。

日本で今、米国の僕(しもべ)としての官僚による『三権独裁』が行われている事実を忘れては成らないということです。

この事件はその一つであり、決して許されない「犯罪」なのです。


57. 2013年3月21日 10:12:34 : ILiTPGkN7Y
政界も駄目、報道業界も駄目。歴史は繰り返す。
戦前に逆戻りしたかの恐怖を覚える昨今。
悪代官を退治するには、もはや侠客に期待するしかないか。

58. 2013年3月21日 11:02:18 : mKYkYu7pLc
この飯田や登石のような判事にあたったら不幸という以外にないのであろうか?
これではとても、まともな司法制度といえるものではない。
彼らは一刻も早く罷免されるべきだ。

59. 2013年3月21日 11:55:08 : AZp7uV2jhE
46さんの慧眼に賛同します。
>その背後の大きな構図に言及しない郷原氏も、やはり同業者という限界があるのだろう。

●郷原さんが「最高裁事務総局」に触れない不思議。

『「ざまあ見ろ」判決』というキャッチフレーズでこの事件の本質を矮小化しようとしている者が背後にいるということ。

そしてそのキャッチフレーズでネットの目の肥えた我々を目くらましする役目を担っているのが郷原さんだろ。

一般の国民はマスゴミが眠らせているんで、後はネット住民を目くらましするだけだからな。

業腹さんてどこからカネ貰ってるんだろ。


60. 50のおじん 2013年3月21日 14:43:36 : bo4eR3JZr3tUg : na2b1Jkp6w
人治の国、日本。お隣さん達と同じ穴のむじな。
他所の批判などできませんな、恥ずかしくて。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK145掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK145掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧