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2013/03/18 【稗史(はいし)倭人伝】
カンボジアのポル・ポト政権(クメールルージュ)は残虐極まりない政権だった。
しかし今思うと、ただ一点共感できる政策がある。
クメール・ルージュは食糧増産を図る為、プノンペンなど大都市住民、資本家、技術者、知識人など知識階級から一切の財産・身分を剥奪し、農村に強制移住させ農業に従事させた。
(ウィキペディアより)
ポル・ポトのように処刑とまでは言わないが……。
政官財学報の腐りきった現状を見ると、今の日本にこそ必要なことではないかとつい思ってしまう。
原発・沖縄・消費税・小沢裁判・TPP……。
良心のかけらもない連中が好き勝手をやっている。
政治家、官僚、裁判官、検事、学者、財界人そして特にマスコミ……。
この国の頭脳を担うべき階層が腐りきってしまった。
「努力した人が報われる社会を!」とこの連中はいう。
こいつらの言う「努力した人たち」というのは、たくさんお金を儲けた人たちのことである。
この人たちに、「もっといい暮らしを!」
そのためにもTPP!
この連中にとってはお金を稼ぐ産業こそがいい産業なのだ。
農業だって輸出できる作物を作ればいい、とこいつらは言う。
そんなことのできる農家は全体の内の1%か2%に過ぎない。
あるいはそれ以下だろう。
それ以外の農家はつぶれてもいい。
その分、自動車や電気、機械等で稼げばいいと思っている。
年収2、3百万程度の農家など、工場労働者になればいいではないかという。
年収2、3百万でも田舎の農村だからこそ食べていける。
自給+金のかからない生活+自分の家。
この人達が農業で食えなくなれば、即失業・生活困窮者になる。
簡単に工場労働者にもなれない。
田舎にすぐに働ける工場などはない。
都市に出て行っても悲惨な生活が待っている。
貿易収支が改善して賃金労働者の雇用が多少増えても、それに数倍する人たちの生活が壊されていく。
たとえば石原慎太郎という馬鹿者がいる。
第23 回 地方分権改革推進委員会 議事録
http://www.cao.go.jp/bunken-kaikaku/iinkai/kaisai/dai23/23gijiroku.pdf
1 開催日時:2007 年10 月15 日(月)
先般、御徒町という世界に一つしかない、日本にとっても象徴的なまちから、つくばという非常に先端的な技術開発をしているところまで、つくば新線が開発されました。試乗もしましたし、いろんな思いがあるので時々乗るのですが、あの線は日本で最も大きな荷重面積である関東平野を初めて南北に走った。その周りは全部空き地です。
例えば、先ほど申し上げたつくば新線なんかも、東京の、首都圏の中に全くがら空きのスペースがあったわけですね。
石原慎太郎には、筑波エキスプレス沿線の豊かな田んぼや畑が、
「その周りは全部空き地」
「がら空きのスペース」
にしか見えなかったのだ。
この男の目には田んぼや畑は土地の無駄遣いとしか映らない。
そこに実る稲や野菜が想像できない。
そこで働き、そこで暮らす人々の姿も見えない。
ただ「がら空きのスペース」にしか見えないのだ。
自動車や電気製品の輸出で一千万円稼いでも一人しか食えない。
農家なら3世帯も4世帯もが食える。
国の姿をお金でしか量ろうとしない連中がいる。
人の暮らしや生き方は数字では表しきれない。
しかし、この連中には数字しか見えない。
お金でしかものを量れない。
しかもその数字さえごまかすときては、なにをか言わんや、である。
人々の暮らしや生き方を無視して、わずかばかりの経済効果を過大に喧伝してむりやりTPP参加に持っていこうとする。
原発での被害は可能なかぎり数字を低くする。
オスプレイは落ちない。
大地震はやってこない。
大津波はやってこない。
大原発事故は起こらない。
自分の任期中は!
安倍自民党政権とその取り巻きは、これらの前提条件のもとで元気に生きている。
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