http://www.asyura2.com/13/senkyo145/msg/255.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/20e36059f20a92c102b4b8dd1b132ee4
2013年03月16日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆安倍晋三首相が3月15日、TPP交渉参加を正式に表明した。JAはじめ農業団体は、コメをはじめとする農産物の関税撤廃の例外的扱いを求めている。だが、「広域的な自由貿易体制」の構築がTPPの最大目的である以上、JAはじめ農業団体の「甘えの構造」がいつまでも許されるバズはない。「安くて甘いコメ」の生産国をめざしている米国の農家が、日本の農家の「甘え」を認めるワケがないのである。
自分の都合だけで国際交渉を乗り切ろうとしても、「結果」は見えている。
そんな抵抗をいつまでも続けているより、関税障壁をドーンと打ち破ってくる米国産のコメと真正面から戦う方策を考えた方がよい。
◆米国大手の化学肥料企業であるモンサント社(ベトナム戦争で米軍が散布した枯葉剤を製造)と世界最大の穀物商社であるカーギル社の「連合軍」は、巨大な資本力を持って、この「みずほの国」を侵略しようと襲いかかってくる。その目的が世界的規模の「食糧支配」であるから、侵略を受ける側は、従来の力や弓やヤリ、あるいは、スキやクワなど素朴な武器で立ち向かってもとても勝ち目はない。やはり最新鋭の兵器でもって迎撃、応戦、ひいては、米国を「逆侵略する」気概を持って戦わなくてはならない。極めて自明の理である。
ならば、日本の農業にとって「最新鋭の兵器」とは何か。
そのひとつは、「独自の種子特許」である。モンサント社が、自ら開発した「F1種子」(1世代しか使えない種子で全農家をしばりつけて、植民地化するための武器)を使って世界的食糧支配を企てていることが分かっているので、これに対抗しなくてはならない。日本のコメは、世界トップクラスの最優秀の折紙付である。急いで「種子特許」で固めて厳重に権利保障しておく必要がある。特許といえば工業製品をイメージし勝ちだが、いまや農業は、昔の農業とは違う、「アグリ・インダストリー」(農工業)という言葉があるように、農業も農業化学や機械化が示しているように「工業」なのである。
◆農工業と言えば、すぐに想起されるのが「全天候型ドーム」で「壮大な水耕栽培」を行う「高層ビル」である。これを建設して、その周りに田園都市を配置する。地下には核戦争にも備えられるシェルターを設置する。
日本は大東亜戦争中、南洋の島ガダルカナルに航空基地を建設して、滑走路の地下750mの深さのところに「地下要塞」を建設して以来、今日に至るまで「地下要塞」建設の技術を高度化してきた実績がある。
本来ならば、東日本大震災・大津波の被災地である岩手、宮城、福島3県の高台にこの「全天候ドーム」を主体とした「高層ビル」で「水耕栽培」ができる大田園都市を建設して、仮設住宅などに住まわされている被災民の「職住兼用型の居住空間」を建設する絶好のチャンスである。米国は、日本が核戦争にも対応できる「シェルター」を持った施設の建設に反対しているという。日本民族だけに生き延びられては困るという「邪悪な考え」で、文字通り日本を圧迫している。だが、TPPに参加すると決断したからには、米国の意向など無視してかからねば、それこそ日本民族はこの地上で生存できなくなる。安倍晋三首相も腹を括って臨むべきである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
日本がTPPに参加すれば米国は「非国税障壁」の撤廃を求め、「医師法」改正を迫ってくるのは確実だ
◆〔特別情報@〕
TPPに参加する日本はどうなるのか。すでにTPP交渉を進めている参加11カ国がどんな交渉をしているのかが「秘密」にされているため、日本国民の大半は「無関心」なのだが、フタが開いてビックリ仰天ということになりかねない。その最大のものが「非関税障壁」といわれるものだ。これまでの日本人の「流儀」が軒並み否定されかねない。フタが開かれて腰を抜かしてからではもう遅い。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK145掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。