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2013.03.15 ZAKZAK
今年夏の参院選に向け、与野党の動きが加速している。特に、与党過半数のカギを握るのが、選挙区(47都道府県別)のうち、31ある1人区(改選定数1)だ。自民党幹部が具体的な勝敗ラインに言及し、日本維新の会とみんなの党が共闘を確認したが、現時点で、1人区の情勢はどうなっているのか。選挙プランナーの三浦博史氏が分析したところ、「自民党28、民主党2、維新とみんなの統一候補1」という結果となった。
「25の1人区を獲得するのが1つの目標になる」
自民党の石破茂幹事長は今週初め、こう語った。
参院選の勝敗は1人区で決まるといっても過言ではない。2007年参院選は「民主党23、自民党6」、10年は「自民党21、民主党8」という大差がつき、いずれも当時の与党が敗れて「衆参ねじれ」が発生した。今回は新たに福島と岐阜が1人区になり、比重を増している。
三浦氏による1人区の分析は別表の通り。共闘を模索している野党陣営については、「民主党が立ち直る兆しがない。合理的に考えると、維新とみんなが連携し、民主党とは組まない。『自公与党』と『民主党』『維新・みんな』の3大勢力になる」(三浦氏)という前提で分析した。
個別選挙区で見ると、森まさこ少子化担当相(福島)や、山本一太沖縄・北方担当相(群馬)、世耕弘成官房副長官(和歌山)、林芳正農水相(山口)ら政権幹部は、知名度も高く、地盤も盤石で「当選圏内」入り。
自民党が新人や未定でも、野党大物を追い詰めている選挙区も目立つ。
石川の一川保夫元防衛相(民主党)、鳥取の川上義博前首相補佐官(同)、島根の亀井亜紀子氏(みどりの風幹事長)が落選危機だ。
三浦氏は「自民党の政党支持率が40%超なのに対し、他の政党は10%未満で、自民党に勢いがある。また、外交・内政ともに危機になるほど、有権者は民主党時代を思い出して『仮免許政権に戻していいのか』と、安定した自民党政権を支持する力が働く。自民党が圧勝し、与党過半数になるだろう」と分析した。
野党はノーチャンスなのか。
三浦氏は、民主党では岩手の平野達男元復興担当相と、三重の高橋千秋元外務副大臣を「やや優勢」とした。
「平野氏は知名度が高く、評判も悪くない。自民党だけでなく、地元の小沢一郎代表率いる生活の党も候補者擁立が遅れているのもプラス材料。三重は岡田克也前副総理のおひざ元で、過去2回の参院選で民主党が圧勝している」
維新・みんなは、候補者未定ながら、奈良で「やや優勢」だ。
三浦氏は「大阪に近く、維新が伸びている。奈良は昨年末の衆院選で、自民党が約20万票、維新が約21万票だった。民主党は約9万5000票だった」と話す。
また、山形、滋賀、沖縄は接戦になりそうだという。山形では、昨年末の衆院選で自民党は加藤紘一元幹事長が落選したことが尾を引いている。滋賀はもともと労組=民主党が強いという特性があるが、大阪のベッドタウンとして維新も伸びている。ちなみに衆院選は民主約10万票、維新は約15万票、自民約18万票。沖縄は米軍普天間飛行場移設問題の影響が、選挙結果を左右しそうだ。
安倍晋三首相に死角はないのか。
三浦氏は「最たるものはハプニングだ。07年参院選では、5月のGW明けに『消えた年金問題』が起きて、自民党が大敗した。また、安倍首相が野田佳彦前首相に約束した国会議員の定数削減が遅れており、違憲判決と重なり支持率が少し落ちた調査もある。自民党が『約束を破った』『おごっている』と受け取られるとマイナス材料になる。ただ、官邸はかなり気をつけて対応しているので、この勢いが続く可能性が高い」と話している。
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