http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/865.html
Tweet |
NHKがチョムスキーの言う「合意の捏造」に直走っているのにお気づきであろうか?
2月の日米首脳会談を前にしたTPPに関するNHKの世論調査は以下のようなものであった。
「今月下旬の日米首脳会談で焦点のひとつとなる TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、日本が協定の交渉に参加することに、 「賛成」が35%、「反対」が16%、「どちらともいえない」が41%でした。」
首脳会談後の農業に関する関税撤廃の例外措置等のプロパガンダで共同通信などの各社世論調査で賛成が60%超えなど一気に増加した。
しかし、そもそも、TPPの中身について誰も知らないのに、世論調査っておかしくねえかって普通の感覚では思うわけ。回答する判断材料が与えられていないのに回答のしようがないのである。アメリカの市民団体がつかんだリーク情報によると草案26章(貿易に関する条項はそのうちたったの2章)のうち、現在明らかになっているのは、知的財産権条項とISD条項の2条項だけなのだ。
特に日本の大衆メディアは中野とか藤井を登場させてISD条項は危険だとか議論を深めているように装っているが、実はその全貌はほとんど明らかにされていない。というか、ロリ・ウォラック代表もデモクラシーナウでも言っていたとおり。明らかにできないのだ。米国の国会議員ですらアクセスできないのだ。TPPの情報には。もう笑うしかないだろここまであからさまだと。つまり交渉の当事者は、実質多国籍企業の法律顧問とかそんな奴らやってるわけだ。
韓国の経済学者ハジュン・チャン(デモクラシーナウでもお馴染み)も米韓FTA締結前に「たとえISD条項がなかったとしても協定を結ぶのは危険だ」と警告している。
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/issue/korusfta/1320672879988Staff
チョムスキーは、自由貿易協定などという言葉自身プロパガンダだと。これは明らかな「投資協定」だと。
はじめにもどるが、NHKはどうしてこんな意味不明な世論調査を垂れ流すのだろうか?それがチョムスキーの言う合意の捏造だ。
多国籍企業の民衆統制の為の武器メディアコントロール=プロパガンダの巧妙さを解き明かしたドキュメンタリーをアップしましたのでご覧ください。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK144掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。