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2013-03-09 八木啓代のひとりごと
パソコン遠隔操作事件。
逃げ腰だった検察が、ついに取調べを始めたのですが、なんと、通常の刑事部ではなく、特捜が乗り出してきたとの情報が入ってまいりました。
あくまで全面否認する片山氏を「ストーリー通りに割る」ために、凄腕の特捜検事なら、という特捜神話が今でも検察庁に生きているのでしょうか。
しかし、それこそがまさしく、「決定的な証拠などじつは存在していない」ことの裏付けのように思えます。本当に証拠があるなら、堂々と取調べを録画録音し、動かぬ証拠とやらを片山氏に突きつければよいだけの話で、しかも、片山氏本人も弁護側も、それを望んでいるのです。
特捜検事が取調べをすること、それ自体が、この事件の前提も証拠も、じつは脆弱であることの証明であるように思えます。
で、ここに片山氏のメモがあるのですが、それによると、3月5日に東京地検の水庫(みずくら)検事から受けた取調べの中で、はっきり、水庫検事自身が、特捜所属で刑事部に応援に来ていると説明しています。そして、証拠を具体的に示すこともなく、証拠があるのだから認めた方が良いというようなニュアンスで取り調べた。
そんなに動かぬ証拠があるなら、そもそも、処分保留になんかする必要ないんですが、そこは、特捜検事ですから、ストーリーに固執するようです。なんと、犯人でないなら犯人でない証拠を見せろ、とか言い出したそうで。
捜査をする側がよくもそれだけ、恥知らずなことが言えたものです。そんなこと言われたら、誰だって犯人にされてしまいますね。
犯人である証拠を見つけるのは捜査側であって、そのために莫大な人手が税金で賄われているのです。なんで被疑者が、犯人でない証拠を見せなくてはいけないのでしょうか。
そもそも、江ノ島で片山氏が猫を抱いたとされる時間には、まだ首輪がついておらず、その後、5時半を過ぎてから首輪を見たとする目撃証言もあるのですから、それが犯人でない証拠ともいえるでしょう。
また、片山氏がC#が使えないし、職場の社長もそう証言していることに関しても、「密かに学習していたのかもしれないから、裁判の証拠にならない」と言ったそうです。
そもそも、江東区に住んでいる片山氏が、どうやって神奈川新聞を入手したのでしょう。
まったく、いやはや、です。
片山氏も、「それは悪魔の証明ですね」と反駁したのだそうですが、その後も、延々と、犯人でない証明を考えてよ、としつこく繰り返されたのだそうで。
あげくに、取調べの録画を拒否しているのは検察側であるのに、それは棚に上げて、取調を拒否するのは法律違反だとのたまったそうです。
あのね。そういう態度自体が、どう見たって、検察に、決定的な証拠など無いと言っているに等しく見えますが。
それでも、ストーリー通りに意地でも片山氏を犯人に仕立て上げたいのでしょうか。そのときこそ、真犯人が高笑いして、警察と検察の権威が決定的に崩れ落ちるときだというのが、わからないのでしょうか。
証拠改竄事件や田代の虚偽報告書問題で、検察の権威はすでに地に墜ちているのです。ここで止めを刺されるようなことはやめて、捜査員の一部でも、「片岡氏が犯人でないのであれば、別の犯人が存在し得るか」ということも、そろそろ検討に入るべきでしょう。
そうであるなら、興味深い情報が得られる可能性がありますよ。
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