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昨日のNHKのニュースでは、日経平均がリーマンショックの前の12000円を超えたことを大々的に報道し、証券会社の電話が鳴りやまないことが紹介されていた。証券マン曰く、『ハッピーだ』。しかしこの株高、株価をつり上げているのは『安く買って、高く売ろう』とする外人投資家たちだ。外人投資家たちは、アベノミクスが発表されたときから、すでに『円安株高ポジション』を取っている。彼らはすでに大量の日本株を保有している。
まず株高の流れをつくれば、そのおこぼれに預かろうとする素人投資家たちが集まってくる。そうなれば、果報は寝て待て、株がつり上がるのを待つだけで、あとはピーク時に売り抜けるタイミングを待つだけだ。プロがいち早く相場をつくり、そのポジションに素人がたかるのを待って、ピーク時に売り抜ける。いつもと同じ手法だ。いつも損するのは素人投資家たちだ。
金融緩和は今も続き、国内の金融機関にはお金がだぶついている。プロの投資家たちはそのお金を借りて株に投資している。今世界的な金融緩和のなかで世界中にお金がだぶついている。しかしそのお金は金融機関にだぶついているだけで、それから下へは流れて行かない。民間の設備投資は低迷したままだからだ。中間層が減少していくなかで、庶民の購買力も低下を続けている。つまり実需がない。そんな中で金融緩和だけが続けられている。
金融機関にだぶついてお金が、庶民の実需にまわらず、株などの投機にまわっている。今回の株高は企業実績の向上に基づいたものではない。つまり実態のない株高である。危険な株高、バブルの再来を思わせる。NHKはこういうなかで庶民の間に株への投機熱が高まりつつあることを好意的に報道した。NHKは『株高ポジション』に協力する報道姿勢を取っている。政治によって市場がゆがめられているのに、それを報道が批判するどころか賛美している。
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/f20ec14489f881215802e8f5e485a0a0
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