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2013/03/08 【稗史(はいし)倭人伝】
憲法96条の変更が現実味を帯びてきた。
本人たちは「改正」というが、「改正」といい、「修正」と言っても主観的に過ぎる用法である。
中立的な語法では「変更」に過ぎない。
「改正」と言われれば反対しにくい。
「正しく改める」ことのどこが悪いのか、ということになる。
公明国対委員長「憲法96条改正してもいい」 (日経電子版 2013/2/28 )
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2802O_Y3A220C1PP8000/
公明党の漆原良夫国会対策委員長は28日のBS11番組で、憲法の発議要件を衆参両院とも3分の2以上と定めた96条の改正について「個人としては改正してもいいと思う。国民が『憲法が変わるかもしれない』と思うところに真剣さが出てくる」と述べた。
96条の変更は何を意味するのか?
96条は、手続きの規定である。
これ自体は憲法の変更に中立のように見える。
アメリカの銃規制問題と同じである。
「銃」は悪くない。
悪いのは、それを悪用する人間である、という理屈で銃規制ができないでいる。
96条を変えても、改正か改悪か、どちらに進むかは別問題であるということなのであろう。
公明党は、それをどう使うかは相手の問題だ、と言いたいようだ。
しかし96条の変更は、実際のところは、自民党に「銃」を渡すことになる。
おべっかと責任逃れ。
自分の手は汚さずに、強い者におもねるこの党の性格が如実に表れている。
困ったことに、公明党はぶれない。
自分の生き方をしっかり見据えて、そこからは絶対に逸脱しないと決めている。
何があっても自民党について行く。
自民党が右へ行けば右へ。
左に行けば左に。
時には韜晦作戦も。
漆原発言の尻ぬぐいか?
公明山口代表、憲法96条改正「判断には熟度が足りない」 (産経ニュース 2013.3.5)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130305/stt13030517340004-n1.htm
そしてこちらも……。
「国益として守る農産品の明確化必要」公明・井上氏 (朝日新聞 2013年3月3日)
http://www.asahi.com/politics/update/0303/TKY201303030104.html
一見、自民党に厳しく条件を突きつけているような風情である。
結論は、「自民党に従う!」
自民党は、一応は公明党の顔を立てようとはするだろう。
しかし、どうせ最後はついてくる。
「首相一任」で決着をみる。
公明党には、「選挙協力」という強力な武器がある。
しかし、「橋下維新」という代替政党も現れている。
公明党としては頭の痛いところだろう。
強過ぎず、弱過ぎずに自民党とおつきあいしていかなければならないのだ。
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