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(回答先: IOC関係者 皇太子さまを表敬(でも五輪招致に関与してない?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 3 月 05 日 00:48:05)
皇太子が国際五輪委員会関係者を応対したのは国際親善で、五輪招致と無関係との事だが。数日前の都知事発言は偶然の一致だろうか。
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「前回の招致活動では皇室が全く現れなかった。その轍は踏まない」
2013.3.3 07:00 (1/5ページ)[東京都政]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130304/k10015945021000.html
記者を指さす猪瀬直樹都知事=3月1日、都庁
東京都の猪瀬直樹知事は1日の定例会見で、2020年夏季五輪招致に絡み、4日からIOC(国際オリンピック委員会)評価委員会の開催候補都市視察が始まることに触れ、皇太子さまがIOC評価委のクレイグ・リーディー委員長らと接見されることを明らかにした。猪瀬知事は「前回の招致活動では、皇室が全く現れなかった。今回はその轍(てつ)を踏まないようにしたい」と語った。会見での詳しいやり取りは以下の通り。
【冒頭発言】
「ちょっと大事な話をする。IOC評価委員会のクレイグ・リーディー委員長が東京に到着したので、ホテルでお迎えをした。極めてタイトなスケジュールの中で、東京の魅力を最大限アピールしたいと思う。そこで、3月4日にスポーツを通じた国際親善の絆を深めるため、JOCの竹田恒和会長がIOC調査団を東宮御所にお連れして、皇太子殿下と20分ぐらいお話をする」
「さらに、6日には安倍総理大臣主催で晩餐会をやる。公式歓迎行事で『東京オリンピック開催50周年記念夕食会』という名前。その場に高円宮妃殿下のご臨席を賜る。これから1週間の滞在で、心からのおもてなしで東京の魅力を感じてもらいたい」
「IOCの方々に東京の魅力を知っていただくために、ロンドンのプレゼンテーションでもロラン・バルトの言葉を引いて、東京の中心には無がある、この無があって、その周囲にモダンな高層ビルが建ち並び、近代的なビジネスが行われイノベーションがある。これが東京なんだと。ヨーロッパの近代と違う日本の近代、それはこの東京の空虚な中心があっての東京の秩序、われわれのある意味では無意識の秩序、つまりおもてなしとして、自然に社会規範となり、表現されている。ここを、やはり、おもてなし、ホスピタリティの根拠をちゃんと説明しなければ、東京に来ていただく意味はない。こういうことで、宮内庁長官ないしは官邸、安倍総理、菅官房長官、下村博文文部科学大臣と話し合って、こういう形ができた。これは招致の大きな力になると思っている」
「東京の中央防波堤近くに90ヘクタールの海の森があり、東京の中心の皇居は100ヘクタールの森。そして皇太子殿下がいらっしゃる赤坂御所、迎賓館を含めて60ヘクタールの森がある。東京の中心に緑があり、そして海辺にまたゴミの島を緑に変えるという思想があって、この東京という街がより一層先端的である、と。こういうことで、IOC調査団にさまざまな角度から深いところで東京をとらえてもらおうと思う」
「次に、都営地下鉄・東京メトロの合同訓練について。4月から民間事業者に備蓄の確保や駅での利用者保護を求める『東京都帰宅困難者条例』が施行される。それに先駆けて、東日本大震災からちょうど2年になる3月11日に、都営地下鉄と東京メトロが初めて合同訓練を実施することになったのでお知らせする」
「今回の訓練は、首都直下型地震が発生した際、大勢の帰宅困難者を駅構内で一時的に保護することになる、都営とメトロの職員同士が協力して取り組むものである。当日は駅係員の災害時対応のスキルアップを図るため、東京地方で震度6強の地震が発生し、都営とメトロが全線で運転を見合わせるという想定で、日比谷線・三田線・千代田線の日比谷駅と有楽町線の有楽町駅において避難誘導および備蓄品配布の訓練を行う」
(2/5ページ)
記者を指さす猪瀬直樹都知事=3月1日、都庁
「現在、乗換駅の追加指定など都営とメトロのサービス一体化を進めているが、こうした訓練を両事業者が引き続き実施することで、帰宅困難者対策や乗客の安全確保についても連携を進めていく。これも一元化の流れの1つの大きな経過というか、一元化を加速する流れだと受け止めていただきたい」
【質疑応答】
−−IOC評価委員会来日について。高梨沙羅選手が同行するとのことだが、冬の選手を起用した理由と、高梨選手の同行に期待することは
「高梨沙羅選手は天才だと思う。来年のソチオリンピックで金メダルをとりそう。このワールドカップでの活躍は皆さんがよくご承知だから、こういう人に加わってもらう。当然、夏のオリンピックだけではなく冬のオリンピックのメダリストも、確実にメダリストになれそうだから、ぜひ加わって。ちょうど高梨沙羅選手の名前が各国の新聞に出ているので、力強い応援になると思う」
−−4日、評価委員会側は委員長だけか
「ほぼ全員。東京の深みを分かっていただくことが重要だと思っている。前回の4年前のオリンピック招致活動では、皇室が全く現れなかった。今回はその轍を踏まないようにしたい。イギリスではエリザベス女王が自らお会いしているし、スペインではカルロス国王が招致の先頭に立っている。やはり皇室関係者が4年前に姿形も現れなかった、これはどう考えてもおかしい」
「今回は幸いなことに、皇太子殿下がIOC調査団一行とお会いして親しく懇談し、4年前も晩餐会には皇室関係者はゼロだったが、今回は英語もフランス語も流暢(りゅうちょう)な高円宮妃殿下が、晩餐会でメーンテーブルにお座りいただいて、私たちと懇談させていただくということになる」
−−4年前の招致活動に皇室関係者が現れなかったことは「おかしい」とのことだが、その意味は。招致委員会としてセットしなかったのが「おかしい」ということなのか…
「僕にもよくわからない。どこかで何かがうまくいかなかったのだろう。なんで4年前できなかったのか。逆に言うと今度は必ず、皇室が何らかの形で存在感を示すということが必要だというふうに、12月に立候補申請ファイルを印刷するときに、僕は強く胸に秘めていた。都知事になった日に宮内庁に行った」
−−知事になった日に宮内庁に行って、すでにお願いをしていたということか
「知事になった当日かどうかは記憶がないが、知事になってすぐに記帳に行った。そこで宮内庁長官とお話をした」
−−具体的にどのようなことを話したのか
「いま、結果にあらわれているようなことをお願いした」
−−東京の深みを感じていただくためにも東宮御所に、という話だが、具体的にどのような場面で、どのような対応をすることで、そういうことを感じていただけると思っているか
「今申し上げたように、東京という街がどういう街なのかというときに、東京の中心に森があるが、その森は聖なる森だと僕は思う。それは誰も開発することはできない、そういう永遠の無の世界のような、われわれの精神的バックボーンに深く沈んだところで、われわれをとらえている世界があるんだと思う」
「したがって、東京の持つホスピタリティというか、われわれ自身の持つ1つの秩序、東京の発展はいろんな形で開発が進んでいる無秩序のような形で展開しているが、しかし、その中に法則があるのではないかと。その姿をきちんと見せない限り、8キロ圏内でオリンピックを開催するという機能性だけで説明しても、おそらくコンパクトなオリンピックという説明だけでは何かが足りない」
「だから先ほど言ったように、ロラン・バルトの言葉を引いて僕はロンドンでプレゼンテーションをした。禅の無のようなもの。これはヨーロッパの近代とは違う、別のちゃんとした独自の近代の姿があるんだと。これからのプレゼンテーションでもそういうことを訴えていく」
(以下略)
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震災復興もままならぬこの国で「五輪招致」は何の意味があるか。掛ける予算は原発被害の癌患者救済に向けてほしいものだが。
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