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(耕論)TPP、理念はあるか/化けの皮がはがれ始めた TPPに反対する経済評論家・内橋克人さん〔朝日新聞〕
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/620.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 3 月 03 日 10:24:37: KbIx4LOvH6Ccw
 

(耕論)TPP、理念はあるか 渡辺頼純さん、内橋克人さん
朝日新聞 2013.03.02 東京朝刊 17面



 TPP(環太平洋経済連携協定)を巡る攻防は、日本の交渉入り前から、日米が聖域視する産業分野のカードを切りあう異例の展開となった。原則関税撤廃という自由貿易の理念は失われたのか。そもそも存在しなかったのか。


■聖域の連鎖は国益損なう TPPに賛成する慶応大教授・渡辺頼純さん(省略)


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■化けの皮がはがれ始めた TPPに反対する経済評論家・内橋克人さん


 日米首脳会談で関税撤廃の「聖域」がありうるかのような表明を出しあったのは、日本に対するTPPへの誘い水、米国が日本に「アメ」を先に差し出したということでしょう。米国はそれだけTPPを重視している。日本との自由貿易協定にとどまらず、中国に対抗する安全保障上の意味も兼ねた世界戦略の道具そのものです。


 一方の中国も輸出先である米国と協調関係を保ちつつ、米国抜きの「ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(日中韓)」などを舞台にアジア諸国と経済連携を深めたり、IMF(国際通貨基金)への出資比率を高めたりして、米国主導の経済体制にくさびを打ち込もうとしている。中国はTPPに入らないし、米国も入れる気はない。TPPを実効あるものにするには、日本の参加が欠かせないということです。


 だからと言って、米国が日本の農産品をそのまま聖域にする保証はありません。米国は政権交代しても一貫して「経済ルールの米国化」をめざす戦略を取り、戦後の経済交渉では日本が必ず押し切られてきた。北米自由貿易協定(NAFTA)の成功を世界に広げようと企てて失敗した多国間投資協定(MAI)を含め、長い歴史の延長線上にTPPはあるのです。二国間貿易のセンシティビティー(重要項目)に農産品が挙がった、という直近の出来事だけで物事を判断すると間違えます。


 TPPに参加して農業の競争力を高めるべきだという人もいますが、米西海岸の稲作とは規模が違い過ぎる。「アメは先に、ムチは後で」は、外交の常道です。最初はコメの聖域扱いを容認するかもしれませんが、いずれ保険、医療なども含めた広範な分野で市場開放を強く迫ってくるでしょう。


   *


 <米国の覇権戦略> 安倍政権はTPPを成長戦略の一つに掲げていますが、私にはそれが経済成長にどうつながるのか分かりません。日本の製造業はすでに自動車をはじめ現地生産体制を整えていますし、TPPが発効しても米国向け輸出がそれほど増えるはずはない。逆に米国企業にとっての日本の「市場力」の方がはるかに魅力がある。自動車の安全基準などを都合よく変えて、米国の輸出先として活用されるだけではないでしょうか。すでに軽自動車への優遇税制は非関税障壁だと米国は問題にしています。森林大国日本の木材自給率が2割台に落ちたのも、米国の住宅工法にあわせてJAS(日本農林規格)法を変え、木材の輸入関税を撤廃させられたのがきっかけでした。


 お互いによきものを交換しあう限り、自由貿易の拡大はそれぞれの国の利益になります。米国が入るまでのTPP構想がそうでした。シンガポールは金融サービス、ニュージーランドは農産品、チリやブルネイは鉱物資源といった具合に、お互い得意なもの、足りないノウハウを補完しあう「水平型」の交易圏が狙いでした。


 米国が掲げる自由貿易は、市場のルールや規制を米国ルールに統一しようとする「覇権型」です。TPPは貿易の枠組み作りだけの話ではなく、どの国も恩恵を受ける自由貿易を進めようというものでもありません。


 米国主導に移ってからのTPPは自由貿易の理念より政治外交上の国際戦略という意味合いが強くなったのですが、日米の「聖域」を認めるかのような、その実、あいまいな共同声明が加わって、二重三重の意味で、化けの皮がはがれ始めたといっていいでしょう。


   *


 <共生社会に逆行> 日本では3・11をきっかけに、大規模・一極集中型の経済社会を転換する動きが強まっています。その先にあるのは食糧、エネルギー、ケア(医療・介護など)をそれぞれ地域内で自給する循環型・地域主権型の社会です。成長するための経済効率や市場競争原理を至上としてきた米国スタンダードと決別し、人間生存と環境を主軸にすえた「共生の社会」と言えるでしょう。


 TPPに参加することで、被災地はじめ小さなコミュニティーで始まった「社会転換」の動きにもブレーキをかけることになるのではないか。TPPは日本が変わろうとしている方向とは真逆にあるという危機感を強く持っています。


 (聞き手 編集委員・西井泰之)


   *


 うちはしかつと 32年生まれ。90年代から一貫して規制緩和、新自由主義的な改革の危うさに警鐘を鳴らしてきた。著書に「共生経済が始まる」など。


 ◆キーワード


 <TPP(Trans‐Pacific Partnership)> 高い水準の自由化を目標に、米国主導でアジア太平洋11カ国が交渉している。日本は参加するか否か、正式に決めていない。2月の日米首脳会談の共同声明では、日本の一定の農産品、米国の一定の工業製品には二国間貿易上のセンシティビティー(重要項目)が存在すると指摘。安倍首相は会談後、「聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった」と述べた。
 

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コメント
 
01. ぽわろ 2013年3月03日 10:41:12 : Mc/4OCqpbH4ew : ubicKj3bdM
>経済評論家・内橋克人

これ、なんのギャグですか?
まあ、「ひょーろんか」にもいろいろいるからなぁ


02. JohnMung 2013年3月03日 10:58:52 : SfgJT2I6DyMEc : 8Nq1e32F8M

 ペテンとまやかしのアベノミクスから、原発ゼロノミクスの成長戦略に転換しましょう!

 安倍自民と山口公明は、「本当のこと」を伝えず、肝心の情報を隠蔽して、国民・有権者を虚仮にする奸賊です!

 公約ずらし・公約破りをするペテン師・大嘘つきの安部晋三と安倍自公売国政権を打倒しましょう!

 従米・屈米・隷米のアベノミクス=アベノウソミクス=アベノクソミソミクス=アホノミクス=アベノリスクは止めて、自立と共生の理念の下、地域主権の確立と並行して、原発ゼロノミクスの成長戦略に転換しましょう!


 愚の骨頂!迷探偵「ぽわろ」=野犬狩りから逃げ回る「米犬」=ケケ中屁たれの愛弟子「新自由主義クラブ」が一番乗り!!

 こんなアホノミクスは放っておきましょう!


03. 2013年3月03日 11:12:23 : TFtdGbVe8o
TPP絶賛くそだらけ新聞 浅否が 今頃しぶしぶ内橋氏を起用してアリバイ作り
何か起きているな
現場と壷三のTPPなれあいやらせ喧嘩もおかしいし
実はアメリカ様にとってもTPPが弊害ある政策になりつつあるのかもしれない

04. 2013年3月03日 11:14:17 : QmyrjoZuIs
ポワロなんて言うのは100年前の探偵。
時代遅れも甚だしい男だ。
内橋克人氏はそんな前には生まれていない。
著書「共生経済が始まる」や「共生の大地」よんでからコメントしろや!

05. 2013年3月03日 11:14:46 : JfFbs5hoTk

● 国 体 ●  とは何か?

 今の民主主義政府は、朝廷より政治をお預かりしてる存在。

 こー、認識するのが国体とゆーもんだな。


TPPは、国家主権を削減または放棄することにつながる。
であれば、TPP締結には、勅許が必要だな。



06. JohnMung 2013年3月03日 11:15:38 : SfgJT2I6DyMEc : 8Nq1e32F8M

 米国市民団体『パブリック・シチズン』がTPPの危険を暴露しています。
 内橋克人さんのご見解と併せて、拡散しましょう。

”拡散希望!!米国市民団体『パブリック・シチズン』がTPPの危険を暴露。必見!! (神州の泉)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/614.html
 投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 3 月 03 日 06:31:37: AtMSjtXKW4rJY

”TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具 Democracy Now!書き起こし”
 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/tpp-dec7.html

 より詳細について、公正な貿易を求める市民団体パブリック・シチズンのグローバル・トレード・ウォッチのディレクター、ロリ・ウォラックさんにご参加頂きます。
 漏洩した文書は彼女が所属する同団体のウェブサイトに水曜朝早々掲載されました。

ロリさん、Democracy Now!にようこそ。文書は何を表しているのか、そしてこの条約の正体は一体何かをお話ください。

ロリ・ウォラック: 表向きは通商条約ということですが、実際は大企業による世界統治の施行なのです。条約は、全ての加盟国が、全ての法律、規制、管理手順を、26章の極めて包括的な規定に合わせることを要求しています。その規定のうちたった2章だけが貿易に関連するものです。他の24章は、大企業に対して多くの新たな特権と権利を与え、政府規制を制限し、政府を束縛するのです。公正貿易を求める全国連合、私たちのシチズンズ・トレード・キャンペーンのウェブサイトに漏洩したTPP投資条項によれば、実際、外国人投資家に対し、TPP条約をたてに、全ての米国企業が守らなければならない同じ国内規制を守るための費用を巡り、米政府に対し民事訴訟をおこし、米財務省を略奪する権利を含め、新たな権利と特権を設けるというのです。実にとんでもないことです。

フアン・ゴンザレス: ロリさん、こうした進行中の交渉の秘密的な性格に関しては、議会にすら非常に不満がありますね。約600人程の企業顧問は情報にアクセスできるのに、米国議員さえアクセスできないのですね? 一体どうしてこういうことになったかお話頂けますか?

ロリ・ウォラック: 条約になる可能性があるものの草案を漏洩で知るなどということは実に理不尽なことです。これは単にひどい通商条約などではありません。これは私たちの基本的なニーズと権利を破棄してしまいかねない、1パーセントの連中用のツールです。こんなことが起きたのは、交渉が極秘で行われてきたからです。それで二年半、この漏洩文書が暴露されるまで、人々は一体何が起きているのかと疑わしく思ってきました。ゴンザレスさんが、言われた通り、アメリカの法律の下で、600人の公式顧問はTPP草案を見る権限を与えられていて、過去にこれに似た条約を提出した人物達が、TPP文章を見て、アメリカの立場について助言するのです。一方、TPPを巡る権限を持った委員会、上院通商委員会の委員長の、ロン・ワイデン上院議員は草案にアクセスすることを認められていません。彼のスタッフも、機密情報にアクセスする権限を持っていて、過去にこれに似た条約を提出した人物が、彼が監督するべき条約を見る権利があると要求しているのです。彼は諜報特別委員会のメンバーで、機密情報にアクセスする権限があり、アメリカの核の秘密情報を見ることもできます。その彼ですら、通商条約という名前のもと、こっそり発効させようとしているこの大企業の権利章典を見ることができないのです。実に見事なトロイの木馬戦略です。通りのいい看板をつけ、日光のもとでは生き延びられないような内容を、その条約に仕込むのです。

特許に関する条項の一部も入手ができました。医薬品価格をつり上げる、製薬大手の特許権延長です。そして、私たちのウェブサイト、tradewatch.orgに、その分析と、反対運動に参加する方法についての情報を載せてあります。この条約は、ドラキュラのようなものですから、日光の中に引きずりだせば生きのびられません。アメリカ、そして全参加国で、基本的に"我々はこんなものはいらない。我々は世界的に施行可能な大企業の権利などいらない。我々にはもっと民主主義が必要だ。もっと説明責任が必要だ。"と主張する市民運動が起きています。

エミー・グッドマン: ロリ・ウォラックさん?

ロリ・ウォラック: しかも、この条約はまったく逆なのです。

エミー・グッドマン: 今日の番組への参加を呼びかけた際に、アメリカ通商代表事務所からもらったコメントの一部を読ませて頂きます。こう書いてあります。そのまま読みます。"オバマ政権は、TPP交渉に前例のない透明性を確保してきた。私達は議員達と協力しており... [また]毎回の交渉に利害関係者を招き、そこで彼らはプレゼンテーションを受け、交渉チームのメンバーと会っている. ...我々は常に透明性と国民の参加を高める方法を探し求めてきた。" ロリ・ウォラックさん、御意見は?

ロリ・ウォラック: ええ、まず最初に、現在の交渉担当者の透明性に対する考え方は、一方向からしか見えないマジックミラーです。私たちは基本的に、彼らに意見を言い、プレゼンテーションをすることができます。しかし、この漏洩草案が示している通り、公益団体の、宗教団体から消費者団体、環境、労働に至る非常に多くの団体の意見は何一つ反映されていません。この交渉でのアメリカの姿勢は、私たちが要求したことを何一つ反映しておらず、残念ながら、極めて極端なものです。条約中の、金融制度の安定を確保する為、加盟国が金融規制を施行できるようにしようという案にさえ、アメリカは反対しているのです。アメリカの立場は、私たちが要求してきたことを反映していませんが、我々は彼らに意見を言うことはできるのです。

歴史的な観点で見てみましょう。最近の大規模な地域協定の交渉、つまり、1990年代の米州自由貿易地域(FTAA)は、非常に複雑な条約で、34ヶ国が二年間協議し、全草稿文章が各国で公開されました。TPPは、8ヶ国で、もう3年も交渉しているのに、文章一つすら公表しようとしません。実際、交渉がおえた後いかなる草稿も四年間は非公開という特別協定に署名したことが、とうとう漏洩しました。秘密をさらに秘密で隠すのです。通商代表ロン・カークは、一体なぜかと問われて?過去に、アメリカも草稿文章を発表しました。お世辞にも透明性のお手本などとは呼べないWTOさえ、草案を公開しました。"一体何が起きたのか?" と彼は質問されました。彼は答えました。"過去に、例えば、米州自由貿易地域FTAAは文章が公開されて、我々は暗礁に乗り上げた。" 今、彼らが秘密裏にこそこそやっているのは、我々を閉じ込めてしまう計画を、その結果を甘受することになる大衆や議会が知ったら、何とかして頓挫させてしまうことになるからでしょうか? この条約で理解すべき本当に重要なことは、TPPの狙い貿易ではなく、セメントのような作用です。TPP条約のセメントが一度固まってしまえば、全加盟国が条約変更に合意しない限り、規則を変えることが出来なくなるのです。

この漏洩した章について、私たちが主張しているのは文字通り、司法の二重構造です。国民は国内法や裁判所を使って、権利を守り国民の要求を通そうとしています。大企業は別建てに、利害相反の規制法などおかまいなしに、民間の弁護士を三人雇うのです。この大企業いんちき国際法廷に、アメリカや他の加盟国の政府を引きずり出し、この三人の勝手に集めた弁護士が、規制によって生じた経費を還付すべきだと主張したり、自分たちがいやがっている規制が、アメリカ国内の企業全に適用されるものと全く同じであるかどうかと、全く無関係に、それで不当な扱いを受けていると主張したりする大企業や投資家に、無制限の額の我々の税金で、アメリカ政府が賠償するよう命じる権利を持つのです。これに似幾つかのものを含むNAFTAの制度のもとでさえ、有害物資規制、都市区画法、材木規制を巡って、既に3億5000万ドルが、政府から大企業に対して支払われています。これは卑劣な侵害です。もし人々が実際にこれを明るみに出せば、阻止できます。

フアン・ゴンザレス: それでロリさん、お伺いしたいのは、8ヶ国が交渉に加わっているとおっしゃいますが、どの国々ですか? それと、交渉方法の問題や将来的に加盟国が劇的に増える可能性についてお話頂けますか?

ロリ・ウォラック: ええ、この条約漏洩が非常に重要な理由は、これが最後の条約交渉になる恐れがあるからです。NAFTA以来、政府規制を押さえ込み、どん底への競争を煽る、貿易協定を姑息に利用する大企業に、多くの視聴者が巻き込まれてきました。こうした新条約は、益々大胆、大規模に、政府規制を緩和し、大企業に権限を拡大してきました。この条約は最後のものかも知れません。いったん成立させてしまったら、広く参加国を募ろうと彼らは狙っているのですから。このTPP条約は、究極的には、企業の新権利と特権を保証する世界的協定になりかねません。決済制裁と貿易制裁がその強制手段です。占拠運動や世界中の運動が、さらなる権力と支配力を要求しているまさにその時に、TPPが強制力のある世界統治政権に発展する恐れがあると言っても誇張ではありません。大企業側の反撃です。これは旧来の悪弊を更にひどくするものになります。また更に、条約交渉のゆくえによっては、これらの規定は、既存の国内法の改変を要求するだけではありません。進歩的な良い法規は廃止させられてしまいます。また将来、新たな法律さえ制定できなくなります。

現在、条約参加国にはオーストラリア、ブルネイ、ニュージーランド、シンガポール、チリ、ペルーとベトナム、そしてアメリカ、更にマレーシアが加わりました。またTPP条約は、NAFTA式の海外移転を推進するあらゆる企業の特権を含んでいます。より徹底的で、あらゆる種類の新たな大企業特権が含まれており、医薬品価格をつり上げるための、医薬品や種子の独占権を延長する権利や、後発医薬品開発や医薬品共同購入を阻止する権利さえあります。例えば、オバマ政権が医療制度改革法案に盛り込んだ医薬品についても、彼らは他国で使う権利を奪おうと密談しています。また金融規制も緩和させられます。加盟国は危険な金融商品やサービスを禁止することが許されないのです。アメリカ政府が、金融制度改革でも規制を強化しようとしている時にです。またTPPは我々が地方財政についてまで干渉します。全米中の、搾取労働撤廃運動や、生活賃金を求める運動や、グリーン購入運動をしている人々にとって、TPPは、地域産業優先を禁じます。納めた税金を自分の州へと再循環させる"バイ・ニューヨーク"州優先も、"国産品愛好" も許されず、製品が含むべきリサイクル成分等の環境への配慮やら、搾取労働でなく作られた制服といった人権への配慮も許されません。こうした類の条件もう訴えられかねません。TPPは大企業に途方もない権力を与えます。ここまで過激になれたのは秘密だったからです。他国の国民もこんなものを望んではいません。主としてアメリカが、最も過激な条項を推進しているのです。だから、どなたでもその分析がtradewatch.orgで読める、TPPの文章を公表し、実際一体何が起きているか、皆さんに知って頂くことが非常に重要なのです。

エミー・グッドマン: ロリさん、通商条約の最新の交渉はダラスでおこなわれました。現地滞在中、オバマが任命した通商代表ロン・カークが、現地財界向けイベントで講演しました。(反TPP活動集団の)Yes Menがそのチャンスを利用して、元ダラス知事のカークにニセの賞を贈呈しました。これがビデオ・クリップです。

ギット・ハヴァーサル: こんにちは。ご参加有り難うございます。私はギット・ハヴァーサルと申します。テキサス州大企業権力パートナシップを代表して、2012年大企業パワー・ツール賞受賞者が、アメリカの通商代表部であることを喜んで発表させて頂きます。交渉担当者の方々には、皆様の容赦ない尽力に対し、個人的にお礼申しあげたいと思います。この国や他のいかなる国の国民が正しいと考える意見とも無関係に、我々が企業利益を最大化する為の偉大な方法となる様、TPP条約がまとまりつつあります。

エミー・グッドマン: 次回TPP交渉は、7月4日の祭日の週末に予定されています。ロリ・ウォラックさん、これについてコメントいただけますか? それと、オバマ大統領はどう対応するのでしょうか。おそらく今晩、サラ・ジェシカ・パーカー邸で資金集めパーティーをするようですが。金融業界はこれまでミット・ロムニーに3700万ドル献金しています、オバマ政権への献金は、480万ドルで、ウオール街の元支持者達すら今はロムニーについていますから、こうした連中の気を引こうとして、ロムニーがするより、うまくやっていますよと言いそうですが。

ロリ・ウォラック: オバマ大統領にとって、二つのシナリオがあり得ると思います。一つは、彼がこうしたTPP担当者達がしていることを掌握していなかったというものです。実際見過ごされてきたのです。それで議会や大衆に警告することになりますから、最終的にTPP文章が明らかになることはきわめて重要です。基本的に彼は通商代表部の監督が甘かったのです。彼らの多くが、クリントン政権時代に、アメリカをNAFTAに加盟させたのと同じ連中が通商交渉チームに復活したのです。もう一つのあり得る説明は、お金の問題で、つまり、これは1パーセントが愛する条約だということです。これはいわば1パーセント連中の夢なのです。周辺でも、政府でも、あらゆる資金とロビー活動をつぎ込んで戦い続け、欲しいものを入手しようとしているのです。これで未来永劫、彼らの力を固定できることになります。

エミー・グッドマン: パブリック・シチズン、グローバル・トレード・ウォッチのディレクター、ロリ・ウォラックさん、ご出演有り難うございます。今後も注目し続けけます。

記事原文の
 url:www.democracynow.org/2012/6/14/breaking_08_pledge_leaked_trade_doc


07. JohnMung 2013年3月03日 11:21:38 : SfgJT2I6DyMEc : 8Nq1e32F8M

 ざけんなよ!
 ペテン師・大嘘つきの安倍自民党と股座膏薬・山口公明党の言うことなんか信じられるか!?

”TPP参加」はすでに決まっている 米属国のこの国に「選択の自由」はない (日刊ゲンダイ)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/606.html
 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 03 日 00:09:00: igsppGRN/E9PQ

”自民党のポスター(ウソつかない。TPP断固反対。ブレない) はウソ”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/530.html
 投稿者 gataro 日時 2013 年 2 月 28 日 20:11:08: KbIx4LOvH6Ccw

”山形2区自民すずきのりかず氏、TPP絶対反対を訴えて当選!安倍氏も応援に駆けつける(5秒に一人、飢餓で命を落とす子ら )”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/465.html
 投稿者 JAXVN 日時 2013 年 2 月 26 日 23:24:27: fSuEJ1ZfVg3Og

”「自民党 TPP 断固反対」ポスターが爆笑を呼んでいる(ざまみやがれブログ)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/430.html
 投稿者 鬼畜ユダヤ 日時 2013 年 2 月 25 日 22:49:47: fd9zY2zPWt.BQ

”小沢一郎代表「TPPでのアメリカの狙いは農業ではなく保険、医療、知的所有権というデカいものを狙っている!」”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/574.html
 投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 3 月 02 日 08:10:00: igs

 TPPだけでは、ありません!
 福島では、原発再稼働について、福島県民をペテンに掛けました。もちろん、票と議席を掠め取るためです。
 とにかく、安部晋三という奴は、日本人にはあるまじき、破廉恥極まりないことを平気でするのです。

“原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど〜ん!”
 http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/368.html
 投稿者 mainau 日時 2012 年 12 月 19 日 19:35:26: GgaPs4QXWLwO2


08. 2013年3月03日 11:47:22 : cWIBtbognM
自滅党TPP詐欺に気をつけましょう

09. 2013年3月03日 12:18:10 : zBYc960RaI
客観的に言って、もし農地や農法の制限を強く受ける農業が、市場開放をすることで
競争力上昇につながるというのであれば、アメリカも自動車関税を撤廃することで
自動車産業の競争力が高まる。

しかし実際には練り潰されるだけだ。


10. 2013年3月03日 12:53:18 : 0nYD9E6MWA
内橋氏は随分前からTPPには反対とNHKラジオなどで啓蒙していた。

家族も物静かで冷静な語り口でTPP反対を解説する内橋氏のことは

信用している。

わかる人にはわかるのだろう。


11. xyzxyz 2013年3月03日 14:01:04 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
今更医療や保険の分野が危ないと言い出す朝日新聞に笑ってしまう。

12. 2013年3月03日 17:37:39 : ZlAWIxNf4I
11 XYZXYZ

キミのコメントの詭弁とバレバレの印象操作を企む内容に笑ってしまう。


13. xyzxyz 2013年3月03日 19:30:25 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>12
ん、このコメントのどこに詭弁と印象操作があるのか指摘してみて下さい。

14. 2013年3月03日 22:56:07 : yDLvkZvHNg
10さん、内橋氏の「ビジネス展望」は私もいつも聞いています。NHKはいろいろ言われていますが、内橋氏がレギュラーで出演しているのは今やNHKラジオのみという事は考慮すべき事であるとおもいます。
12,13さん、それはつまり「なぜ今頃になって朝日が内橋氏の記事を載せたのか?」という事ですね。内橋氏はずっとぶれていません。しかし朝日が内橋氏のインタビューを今頃載せたのは、やはりアリバイ作りなのでしょうね。

15. 2013年3月03日 23:14:32 : g9jLm1zljE
「庶民派」内橋さんは心の優しい人格者です。「市場原理」論者じゃないから、利権屋には好かれないのだ。

国の赤字貿易収支を見れば、素人の私でもわかるよ。売れるもの(輸出)が少なくて、買わなければならないもの(輸入)が多いとの事でしょ!専門家の説明は要らないね。交易の原点は「物々交換」ですね。

<人間生存と環境を主軸にすえた「共生社会」>そして、自立した国家が目標である。
他国の「牛」や「馬」になってしまったら、【お終い】だよー。


16. おじゃま一郎 2013年3月04日 12:12:31 : Oo1MUxFRAsqXk : bvwsjqrgFc
内藤氏が言ってる地域主権型とは、地域内で自給する循環型社会は
農民社会のことを言ってるようだ。しかし、日本は農民社会でないので
地域主権になれば、地域格差が必然的に生じ、これを解消するには地域間で、資本、物資、労働力の流動性が高まる社会制度にしなければならない。

もし地域内で自給する社会を作ろうとすると、一種の統制経済となり、
流動性がそこなわれ、国全体が衰退してしまう。



17. 2013年3月04日 12:56:24 : hOlEebSCRA
01はん!
よっぽど不都合な真実だったんかいなぁ?
いやはや安倍信者の右翼も今や安倍には疑問符だらけのようですよ(笑)
これが現実ですよ
ぽわろは〜ん!

18. 2013年3月04日 13:30:45 : rrhrFN6JLd
車など日本のメーカーの生産工場はダメリカにあり労働者もほとんどがダメリカ国民。関税(3.5%)などほとんど関係が無い。アメ車は日本では売れない。キャデラックに乗っていたから良く解かる。GMが日本で工場造ればよい。TPPはISD条項やラチェット条項で縛られる売国政策であり地位協定や不平等条約と一緒。

19. 2013年3月04日 15:48:40 : LTn0CTy3x2
>18

 関税は2.5%だよ。


20. 2013年3月04日 15:49:11 : LTn0CTy3x2
【1】アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=HLVKAalmD48


【2】知らないとヤケドするTPP
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=Uia-koQv2cQ&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=Uia-koQv2cQ


【3】米国市民団体がTPP秘密交渉を告発した驚愕の報道内容
http://www.amakiblog.com/archives/2013/03/02/#002515


【4】TPA無きオバマ大統領とのTPP交渉は儀式だった
http://teinennojisan.seesaa.net/article/331984565.html


【5】マスコミよ嘘を吐くなオバマにはTPPを決める権限無いぞ
http://www24.atwiki.jp/free_nippon/pages/233.html?__from=mixi


21. 2013年3月04日 22:16:28 : hrpgJnJ7Wc
内橋さんは、信頼できる屈指の言論人だと思います。
80歳ですか?
日本社会の良き長老として、100歳までは、元気で頑張ってほしい。

22. 2013年3月05日 01:07:54 : Fwwkf5laWU
TPPの賛同者と反対者で区別できる有害人間一覧表。
ほんと、気が狂った日本人の賛同者たちの顔ぶれ。
よくもお天道様の下を歩けるなあ、と思わず呟く。

内橋克人氏の生き様はすごいと思ふ。


23. 2013年3月08日 03:55:10 : Ei3vDcYexI

 日本の三大頭脳は『内橋克人、金子勝、植草一秀』

 日本の四天王は『佐藤勝、天木直人、小出さん、森ゆうこ』

 日本の夜明けの導く面々には、輝かしい方々が現れています。
 


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