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http://31634308.at.webry.info/201303/article_1.html
2013/03/02 00:01 かっちの言い分
読売新聞は、余程生活の小沢代表の動向が気になるらしい。インターネットで小沢氏が憲法について講演するとIWJが知らせた程度であるが、読売新聞はきちんと以下のように記事にしている。それも、小沢氏がいろいろ話した中で、ポイントを抑えている。
小沢氏は法学科を出ているが、憲法についてこれほど博識とは思わなかった。学者並に良く勉強している。ヨーロッパの絶対王政においては、国家の統治権は王が神から預かった権力で民衆は関係ない。血の革命と言われているフランス革命で社会契約説が市民革命に繋がった。社会契約論では、社会共同体が国家であり、個人個人が自由な議論で国家を創る。個々人が話して、その結論を出すのが国会で、最高の法規が憲法である。独立した個人個人が意思表示の自由を有し、合意してまとめる。決して、誰かによって誘導されたり、強制されてはいけないと強調した。
またベニスの商人では、自分の肉を掛けて契約を結んだ。 ビジネスとして成立している。しかし、近代法からいうと無効だ。誰かこれが何故無効かわかるかと問うた。これには誰も答えられなかった。答えは、契約自由の原則から成立すると思うが、近代法の理論から言うと、「公共の秩序に反している」から無効となる。これは権利の対象にはならないと述べた。
その意味で、外国の憲法には、占領下においての憲法は無効というものある。その意味で、日本の憲法も、そういうことを適用すれば無効という人もいる。そういう人とは、阿倍首相や石原氏を想定している。阿部首相が述べていることを受けて、以下のように述べている。
阿部首相は憲法を変えやすいように96条を先行改正しようとしているが、「へんちくりんの議論」と批判した。憲法をどういうようにしなければならないか、基本的な概念・理論の議論を抜きに、手法の改正から議論していくということは、拙速ということだろう。
小沢氏「へんちくりんの議論」96条先行改正に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130228-OYT1T01096.htm?from=ylist
読売新聞2月28日(木)
生活の党の小沢代表は28日、国会内で講演し、「憲法を(改正が難しい)硬性にしたのは根本(の理念)ではないか。96条だけを先にやってみたいというのは学問的、論理的、理念的にへんちくりんの議論だ」と述べ、96条改正の先行に否定的な考えを示した。
一方で、「実勢に合わなくなってきているところがあるから、合意があれば改正は行われてしかるべきだ」とも語り、憲法改正そのものは是認した。
小沢氏は上記のように、憲法自体を変えてもいいと述べている。しかし、日本国の前文の4原則は変えてはいけないという。石原氏、阿倍首相が憲法を変えよう、変えようとしているが、小沢氏が考えているほどの原理、原則の考えを持っているとは思えない。
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