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参議院予算委員会締めくくり質疑・討論「議事録」  生活の党 参議院議員 森ゆうこ
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/513.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 2 月 28 日 11:05:00: igsppGRN/E9PQ
 

参議院予算委員会締めくくり質疑・討論「議事録」
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/130226yosangizi.html
2013年2月28日 生活の党 参議院議員 森ゆうこHP


○委員長(石井一君) 次に、森ゆうこさんの質疑を行います。森さん。


○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。

 今日はエネルギー政策について特に質問させていただきます。

 まず、先般から通告しながら質問できませんでしたので経産省から先に伺いたいと思うんですけれども、エネルギー庁長官、我が国の国内資源のポテンシャルについて御答弁お願いいたします。


○政府参考人(高原一郎君) お答え申し上げます。

 国内の資源開発はこれまでは陸域を中心に行われてまいりました。国内で生産される資源は需要量全体でいいますと極めて小さいものでございます。例えば、石油ですと〇・四%で、天然ガスですと約三%程度になっております。一方、我が国の周りには広大な排他的経済水域がございます。この辺につきましては我が国の国産資源として大きな可能性があるというふうに考えております。

 以上でございます。


○森ゆうこ君 大丈夫でしょうか。

 海洋資源に関してはかなりポテンシャルがあるということで、ようやくそちらに目が向いて、国内資源開発が行われる方向になっておりますけれども、もう一度、ちょっと息を整えていただいて、海洋資源についての開発の動向について御説明をいただけますでしょうか。


○政府参考人(高原一郎君) まず、石油、天然ガスでございますけれども、探査船の「資源」という船がございまして、毎年約六千平方キロメートルにわたりまして三次元の物理調査を進めさせていただいております。

 それから、メタンハイドレートでございます。これにつきましては、商業生産に必要な技術を確立することを目指しまして、本年の一月下旬から、渥美半島から志摩半島の沖合で世界初の海洋産出試験を開始いたしております。

 このほか、海底熱水鉱床、あるいはコバルトリッチクラスト、さらに海のレアアースにつきましても所要の研究開発あるいは調査研究を進めさせていただいております。

 いずれにいたしましても、今後とも海洋資源に関しましては積極的なその開発、あるいは実証などを実施していきたいと思っております。

 以上でございます。


○森ゆうこ君 ところで、私ども新潟県佐渡沖の油田、ガス田が本格的に試掘をされます。大変大きな油田、ガス田ではないかというふうに予想をされております。埋蔵量はどの程度と推計されておりますでしょうか。


○政府参考人(高原一郎君) 石油あるいは天然ガスにつきましては、平成二十年に探査船の「資源」を導入いたしまして三次元の物理探査を計画的に進めております。その結果、今御指摘の、有望海域であるということが判明した佐渡圏の佐渡南西沖におきましては、今年の四月からでございますけれども、三か月にわたりまして「資源」導入後初となる試掘調査を行わせていただきます。

 具体的な埋蔵量でございますけれども、これはこの試掘した結果を踏まえなければ推計はできませんけれども、これまでの探査結果で申しますと、一定程度の可能性で石油、天然ガスの存在が推定される地質構造が百平方キロメートル、このような形で存在が確認をされております。

 いずれにいたしましても、この石油、天然ガスの存在を期待して、更なる試掘をさせていただきたいと思っております。

 以上でございます。


○森ゆうこ君 前に、昨年ですけれども、長官においでいただきまして、この埋蔵量どの程度あるのかということでお話をお聞きしました。そのときには、構造上、北海油田並みの埋蔵量があるというふうに推計されていると、そのように推定されているというふうなお話がございました。

 もちろん今のようにきちんと本格的な試掘を行わないと確定したことは言えないと思うんですけれども、そういう大きな埋蔵量があるという可能性について、御答弁いただければと思います。


○国務大臣(茂木敏充君) 高原長官の方から今御答弁申し上げましたのは、百万平方キロメートルにわたって試掘をしてみたら、もしかすると出てくる可能性のある地質構造がそれくらいの大きさであるという話でありまして、試掘等を進めることによりまして、どれくらいの埋蔵量があるのかと確認をしていきたい、出ればいいと思っております。


○森ゆうこ君 我が国は海洋に囲まれておりますし、その探査船の調査等でも非常に大きな埋蔵量を持った油田、ガス田があるのではないかと現時点において推定されるわけでございます。こういう国内資源の開発を更に積極的に行っていくお考えはないでしょうか。


○国務大臣(茂木敏充君) 今後の我が国のエネルギーの安定供給を考えたときに、一つは、電源の多様化、LNGであったり、それから再生可能エネルギー、こういった多様化を進めていく、そして燃料の調達先、これも一部の地域に偏らないと、こういったことで多角化を進めていく。そこの中でも、特に我が国周辺の海洋資源、これについては重点的に取り組んでいきたいと思っております。


○森ゆうこ君 今日は質問いたしませんけれども、一昨年、環境省が四月二十一日に発表した我が国の再生可能エネルギーのポテンシャルでは、現時点の技術水準においても原発の発電量に匹敵する発電が可能であるというふうにされているところでございます。

 今のお話の、我が国の独自の国内資源の開発に力を入れること、そして再生可能エネルギーをもう全力で進めること。我が党では、原発ゼロノミクス、原発ゼロ、そして原発ゼロを実現すると同時に、新たなエネルギー政策によって国内経済を再生させるという道筋を描いております。その過程で、まずは、再生可能エネルギー不安定ですので、その代替ということで、今すぐ緊急に原発に代わる、代わり得るものとして、高効率のガスコンバインドサイクル等、火力発電のリプレースを積極的に行うことを提唱しております。

 日本の技術は世界最高水準でございます。国内の転換を進めるとともに、積極的に海外にセールスすべきであると考えますが、経済産業大臣、いかがでしょうか。


○国務大臣(茂木敏充君) 先ほど答弁申し上げました多角化そしてまた多様化に加わりまして、当面、火力発電の高効率化、これは極めて重要な課題だと思っております。

 特にLNG火力は、火力発電の中でもCO2の排出量も少なく、重要な役割を果たすと考えておりまして、高効率の天然ガスコンバインドサイクルの発電に対するグリーン投資減税によります導入の促進、そして、更なる高効率化に向けました千七百度C級のガスタービンの技術実証を行っているところでありまして、我が国の技術、世界的にも最先端でありまして、その輸出等も進めていきたいと考えております。


○森ゆうこ君 長官、落ち着きましたでしょうか。ガスコンバインドサイクルについて、国内プラントの採用数とその箇所及び海外プラントについてはどうか、お答えいただきたいと思います。


○政府参考人(高原一郎君) お答え申し上げます。

 国内に一般電気事業者の方々が設置しているLNGの火力発電設備は百六基ございます。このうち、コンバインドサイクル発電方式は三十七基でございます。

 以上でございます。


○森ゆうこ君 海外は。


○政府参考人(高原一郎君) 海外、コンバインドサイクルを含めました発電用事業用ガスタービンの過去の輸出実績でございますけれども、二〇一一年三月末現在で累計三百九十一基ございます。輸出先の内訳といたしましては、アジアに百五十四基、北米に五十七基、中近東、アフリカに九十七基であるというふうに認識をいたしております。

 以上でございます。


○森ゆうこ君 原発事故を経験して、この日本がこれだけ新たな技術、エネルギーの技術分野で大きな力を持っている、ポテンシャルを持っている。日本がどういうエネルギー政策を取るのか、エネルギー戦略を取るのか、世界中が注目しているんです。

 そこで、総理に伺いますが、我が国のエネルギー戦略、このエネルギー政策について、どういう方向でお決めになるおつもりなのか、伺います。総理に。


○国務大臣(茂木敏充君) 我が国のエネルギー政策につきましては、いかなる事態にあっても国民生活や経済活動に支障がないように、エネルギー需給の安定に万全を期す、これが基本になってまいります。

 中長期のエネルギーの需給構造につきましては、総合資源エネルギー調査会の場で来月にも検討を始めたい、このように考えております。そこの中で、エネルギーのまずは調達、生産面、ここで多様化、多角化を進める。また、安価な調達、これを考えていく。同時に、電力でいいますと送配電に当たります流通の部分、ここにつきまして効率化を図る。さらには、消費につきましても、これからいろんな形で使用メニュー、料金メニューが多様化していく、これによってスマートな消費が図られる、こういった形を取ってまいりたいと考えております。


○森ゆうこ君 総理、オバマ大統領ともエネルギーの問題についてお話をされてきたそうですけれども、我が国の新たな成長戦略に基づいて、このエネルギーの分野についてどのようなお話をされてきたんでしょうか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 首脳会談においては、前政権が掲げた二〇三〇年代の原発稼働ゼロを可能とするという方針については、これは具体的な根拠を伴わないものであります。これについてはゼロから、ゼロベースで見直しをしていくということを申し上げたわけであります。米国を始めとする国際社会や、これまで国のエネルギー政策に対して協力をしてきた前政権のこうした政策は国民に対して不安や不信を与えたのも事実であろうと、このように思いますので、オバマ大統領に対してこうした旨、お話をしたところでございます。

 同時に、我が国は核不拡散と原子力の平和的利用という国際的責務を果たしていくということも申し上げたわけでありまして、今回の首脳会談では、日米が国際的な原子力協力のパートナーとして様々なレベルで緊密に連携していくとの考えを米側に伝えたところでございます。

 原子力を含むエネルギー政策については、エネルギーの安定供給、エネルギーコスト低減の観点も含め、責任あるエネルギー政策を構築をしてまいります。その際、できる限り原発依存度を低減させていく方向で検討していきたいと思います。


○森ゆうこ君 オバマ大統領が安倍総理に期待したこのエネルギーの問題についての話というのはそういうものじゃなかったんじゃないかなと私は思います。

 資料をお配りしておりますけれども、二〇一三年一月二十一日のオバマ大統領就任演説から抜粋をしております。

 「持続可能なエネルギー資源への道のりは長く、時に困難になるだろう。しかし、米国はこの変遷に逆らうことはできないし、我々が主導していかなければならない。新たな雇用や新産業を生み出す技術を他国に譲ることはできない。それを主張すべきだ。それが我々の経済活力や、米国の宝である森林や河川、耕作地や雪に覆われた峰々を維持していくことになる。神が我々に命じた通りに、地球を保全していく。それは我々の父祖が宣言した信念に沿ったものだ。」

 ここまで言わなくても、あの深刻な福島原発事故を経験した我が国がこのエネルギー戦略、エネルギー政策を大転換して、そして今、日本は技術を持っているわけですから、その日本の技術で世界のエネルギー事情を塗り替えていくんだ、大統領、同じ価値観を共有しています、一緒にやりましょう、そういう話を期待していたんじゃないんですか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 原子力政策については、日本は核の不拡散等についてもしっかりとその責任も果たしていくし、あるいは米国と協力をしていくという話をいたしました。それはまさに、オバマ大統領も是非そうしてもらいたいということでありましたし、一方、今、森委員が指摘をされましたように、地球環境の保全のためにCO2を削減するという方向においても日米が協力をしていくべきである、日本は高い能力を持っているのでこれを生かしていきたいし、米国と協力をしていきたいということも含めて具体的な議論もいたしました。


○森ゆうこ君 脱原発基本法、バージョンアップして、皆さんの御協力もいただいて我々はこの国会に提出をしたいと考えております。

 総理、最後に伺いますけれども、脱原発という大きな決断をして大胆にエネルギー政策を転換する、そういう勇気はございませんか。


○内閣総理大臣(安倍晋三君) 我々は国民の生活に責任を持っているわけであります。その責任において、しっかりとしたエネルギー政策を推進をしていきたいと考えております。


○森ゆうこ君 以上です。終わります。


○委員長(石井一君) 以上で森ゆうこさんの質疑は終了いたしました。(拍手)


○委員長(石井一君) それでは、これより平成二十四年度補正予算三案並びに櫻井充君外四名提出の両修正案に対する討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これを許します。なお、発言者は賛否を明らかにしてお述べ願いたいと存じます。


○委員長(石井一君) 森ゆうこさん。


○森ゆうこ君 生活の党の森ゆうこでございます。

 私は、平成二十四年度補正予算案の修正案に賛成し、政府案に反対する立場で討論をいたします。

 その主な理由は、共同提案をいたしました修正案提案理由説明のとおりでございます。

 財源には新たな巨額な借金が含まれております。無駄遣いを徹底的に排除し、効果的に財源を活用し、地域の自主性を高めて経済、雇用を再生し、真に国民の生活を向上させるという視点が完全に欠落をしております。シロアリの巣窟である独立行政法人の整理統合計画を凍結したことがそれを物語っております。

 十三兆円を超える補正予算を組みながら、全党全会派が賛成して成立した議員立法である原発事故子ども・被災者支援法に基づく自主避難者を支援する予算が盛り込まれなかったことは誠に遺憾であります。安倍政権が国民生活の現実に目を向けていないことを象徴していると言わざるを得ません。

 まだまだ反対の理由、そして修正案に賛成の理由、述べることはできますけれども、一分しか時間がありませんので、ここにとどめさせていただきます。

 国民の生活を第一に考えた修正案に何とぞ御賛同いただきますようお願いを申し上げて、討論を終わります。(拍手)


 

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コメント
 
01. 2013年2月28日 12:28:18 : vgQVMWdybs
 のれんに腕押し、馬の耳に念仏に例えられるが、森ゆう子議員も、冷血な安倍晋三の返答には内心腹立たしい事だろう。
愛国者を装いながら、その実は、売国奴である安倍首相に鉄槌が下される事を願いたい。

02. JohnMung 2013年2月28日 12:39:10 : SfgJT2I6DyMEc : XA4sVwYyEs

 阿修羅閲覧者のみなさん! 国民・有権者のみなさん!

 安倍自公売国政権は、TPPや原発等々について、「本当のこと」を伝えず、国民の暮らしといのちを破壊しかねないようなことをやろうとしています。
 今がだましの真っ最中です。安倍自公売国政権に騙されないようにしましょう。

 安倍自公売国政権のペテンに掛からないよう、政府発表や大手マスメディアの報道を鵜呑みにせず、自ら情報を検索・確認し、自主的に判断するように心がけましょう。

 安倍晋三は、表と裏のある外道です。国民・有権者をペテンに掛け、国民の暮らしといのちをアメリカと国際資本に売り渡すのです。安部晋三は、国賊・売国奴というしかありません。

”山形2区自民すずきのりかず氏、TPP絶対反対を訴えて当選!安倍氏も応援に駆けつける(5秒に一人、飢餓で命を落とす子ら )”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/465.html
 投稿者 JAXVN 日時 2013 年 2 月 26 日 23:24:27: fSuEJ1ZfVg3Og

 福島では、原発再稼働について、福島県民をペテンに掛けています。とにかく、破廉恥極まりない、日本人にはあるまじきことを平気でする輩です。

「原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど〜ん!」
 http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/368.html
 投稿者 mainau 日時 2012 年 12 月 19 日 19:35:26: GgaPs4QXWLwO2

 TPPは、安倍首相や大手マスメディア等が誤魔化しているように、農産品等の関税障壁の問題だけに矮小化されるものでは決してない。
 しっかり、自分で情報検索し、学習し、自身と家族の生活に照らして、自主的に判断しましょう。
 安倍自公政権と官僚、そして大手マスメディア等は、「本当のこと」を国民・有権者に伝えず、情報操作・誘導を繰り返しています。

 今回の安倍晋三氏の訪米には、いくつかの重要な問題がありますが、その中でTPPについては、国民・有権者に「本当のこと」がほとんど伝わっていないことから、看過・座視することなく、情報発信・啓発に努めることが枢要かつ喫緊の課題であると考えます。
 下記、「高橋是清会」の投稿記事では、記者クラブ制度を通じたマスメディアと官僚のもたれ合いの関係について指摘し、かつ、大手マスメディアが農産品等に掛かる関税のことは喧伝するが、TPPの中で財務官僚がなによりも重視する「医療制度」のことに触れない背景などについて触れています。

 特に、TPPの一番のメイン項目は「医療」、即ち、アメリカ、財務官僚、マスコミの一番の狙いは、「医療」なのであり、「アメリカと財務官僚の狙いは、1.国民皆保険制度の廃止、2.混合診療の完全自由化」であることに触れていることに注目されたい。

 元記事では、読みづらいので、アンカーNo.02のコメント欄に行間等を詰めて、貼付・引用しています。少々長いですが、大手マスメディア等では報道されない(隠蔽されている)ことを平易な表現で説明しているので、ぜひご一読下さい。
 そして、一人でも多くの方々と話題にされることを希求するものです。

”日本共産党 大マスコミに対して「敵だと思っていない」 TPPは医療、経済・雇用を破壊する「3度目の原爆投下」ではないのか”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/459.html
 投稿者 高橋是清会 日時 2013 年 2 月 26 日 19:04:22: fqnvpSFGv5aiA

 次の記事もご覧下さい。

”なぜ、「マスコミ」と「財務官僚」はTPP参加を熱烈に支持してるのか それは「医療財政」を抑制させるため”
 http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/633.html
 投稿者 高橋是清会 日時 2013 年 1 月 30 日 01:12:09: fqnvpSFGv5aiA

“米国医療保険改革の煽りで日本の国民皆保険制度が崩壊する(陽光堂主人の読書日記)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/481.html
 投稿者 笑坊 日時 2013 年 2 月 27 日 11:37:53: EaaOcpw/cGfrA

 ところで、昨年末の総選挙における自民党の政権公約のうち、TPPに関する部分は、下記の通りです。
 「TPPに関しては、政府(民主党野田内閣)が国民の知らないところで、交渉参加の条件に関する安易な妥協を繰り返さぬよう、わが党(=自民党)として判断基準を政府に示しています。
 @政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
 A自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
 B国民皆保険制度を守る。
 C食の安全安心の基準を守る。
 D国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。
 E政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。」

 ID=Z47Cj7N52wさんによると、田淵隆明氏は、先行する諸国の諸事情を踏まえながら、TPPの問題点を下記のように、指摘しています。

 「上述の6条件だけでは国益を守ることは不十分であり、次のように改める必要があると考えられます。そして1つでも欠ける場合は、交渉参加することは我が国の国益を破壊すると考えられます。
 @政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
 A自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
 B国民皆保険制度を守る。医療・介護分野、及び、薬価基準は自由化の対象外とする。
 C我が国の食の安全安心の基準を守る。遺伝子組替食品及び飼料は自由化の対象外とする。残留農薬・食品添加物・食品トレーサビリティについては自由化の対象外とする。
 D国の主権を損なうISD条項は合意しない。
 E政府調達及び公共調達については、自由化の対象外とする。また、金融サービス等は、わが国の特性を踏まえ、郵便貯金・簡易保険及び共済等は対象外とする。また、公共調達については、一言語に統一するのではなく、母国語主義とする。
 F知的財産権については自由化の対象外とする。また、動植物の種子や遺伝子、医療行為やビジネス・モデルについては知的財産権の対象外とする。
 G国家資格については自由化の対象外とする。
 H基本的人権に関する事項、及び、教育・文化・報道・公共交通・ライフライン・エネルギー・土地の取得・売買については自由化の対象外とする。
 I日本語も公用語とすることが認められない限り、交渉参加に反対する。
 J自由化がネガティブ・リスト方式である限り、交渉参加に反対する。
 K交渉過程が公開方式に変更されない限り、交渉参加に反対する」

 @〜Kそれぞれに大事なことですが、これらのどれ一つも欠かさないように、安倍自公政権に対して、TPP交渉参加反対の意思表示をするとともに、的確な情報公開を要求し、かつ、監視とチェックをしましょう。

”TPPに加盟し、更なるグローバル化が進展すると国家主権も民主政治も消滅する運命に (天野統康)”
 http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/487.html
 投稿者 愛国日本 日時 2013 年 2 月 27 日 14:53:07: lk6NacGf5j0m2


03. 2013年2月28日 16:14:28 : aYqv9mvkOg
このような資源に関しては、前から判っていたが、エネルギーの調達は海外からの方針を米国から押し付けられそれを実行している、奴隷である。 其の気になって、予算をたっぷり過去から付けていれば、今頃は、問題なく、エネルギーの調達が出来、電気料金も下がっていたかもしれない。 つまりは、自民党を含むゾンビが阻んできたのかもしれない。

04. 2013年2月28日 16:15:37 : mp6fw9MOwA
阿部総理にレクチャーしている官僚はオバマ政権が現状に合わせて軌道修正をしている事を掴んでいないのではないだろうか。
オバマさんは日本の官僚がオバマ政権が行おうとしている事を掴んでおらず、阿部さんはその官僚の単なる代弁者であると見抜いており、記者に促されなければ握手もしなかったと思われる。
自民党議員と官僚との状況分析が無いと過去を追い求める官僚の意見は陳腐化しており、米国から非難される事態を招くのではないだろうか
菅・野田政権の際に知識不足により官僚との現状分析が無く、官僚の言いなりに動いた付けが残っており、阿部さんにも神輿に乗っていた官僚を本来の働く集団にする力が無いのではないか。
阿部さんが外遊する度にめっきがはがれ、日本の地位が下がり続ける事が心配だ。

05. 2013年2月28日 16:38:24 : rrhrFN6JLd
マイクロガスタービン、地熱発電等、経産省(通産)と電力とマスゴミがグルになってつぶしてきた。

06. 2013年2月28日 20:31:48 : QmyrjoZuIs
<01さん〜05さんのおっしゃる通りです。
これに反論する人がすべて日本人では有りません。

07. 小沢指示 2013年2月28日 23:34:21 : Nhd0w3/RA3idA : KHRhtavFdU

<01さん〜06さんのおっしゃる通りです。

早く、小沢総理が実現しますように。


08. おじゃま一郎 2013年3月01日 09:04:39 : Oo1MUxFRAsqXk : 7tjl9US6pA
安倍総理と森ゆう子君は議論ができていない。

安倍は、核不拡散という言葉を持ちだして、原子力の平和利用と言っている
またCO2削減と言っているので、原発を推進していくという意味なのだ。
その答えに対し森ゆう子はツッコミを入れていない。

国会では質問の事前通告で一問一答のルールなのだろうか、それとも
議員の議論能力がないのだろうか? 安倍と森では無理かなという感じが
しないでもないのだが。



09. 2013年3月01日 09:07:16 : nxmCh3vtzk
>>07小沢指示さん

私も貴方と同様の意見を持っていますが、小沢指示ではなく小沢支持ではないですか?私は小沢氏を指示できる見識はありません。

小沢氏を今後も一緒に応援していきましょう!


10. 2013年3月01日 12:50:33 : hOlEebSCRA
01様
神の鉄拳が安倍に下りますよ!

5月の連休までにと神様が言っております
それまでは泳がせ
世界に知らしめ二度と思い上がらないようにすると。


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