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似非インフレから真正インフレ TPPでグローバル化加速、いっそのこと聖域なしで! (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/511.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 2 月 28 日 10:17:15: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/133949e3b45b968eb496ee59f588eec6?fm=rss
2013年02月28日 世相を斬る あいば達也

 「英国王のスピーチ」でジョージ6世の吃音症(どもり)克服の話は有名だが、吃音症と云うもの、不用意に真似をしていると本当に吃音症になってしまうそうである。アベノミクスのミニバブル創造でデフレを脱却しようと云う試みは現代の金融資本主義では初の事例で、世界の金融の専門家から注視されている。成功した暁には、安倍も麻生も、歴史に名誉な名を残すことになるのだろう。失敗した時、彼らが何と呼ばれるか、想像しただけで背筋が寒くなる。

 今のところ、市場も世間も好感をもって迎えられているようなので、先ずは出足好調である。世の中、不景気よりは好景気の方が好まれるのだから、それはそれでまことに結構な話である。しかし、世界の誰も実行した事のない、デフレ克服のインフレ政策と云うもの、謂わば未知の世界の話なので、バブルの真似事のような事をして、正真正銘のバブルが育ち、世界の賢者を集めても、その処方箋が見出せないような事態になったらどうするのだろう。まさに、放射能高レベル廃棄物の最終処分方法を誰も語れないのと同じことになるのかもしれない。

 まぁバブルになり、モノや不動産の値が上がっても、極小消費な生活をしている筆者には関係のないことである。世間様が、好況がお好きなら、それで結構。甘利明の2月の月例経済報告も上方修正したそうだから、好況の兆しと云うことだろう。個人消費も堅調なそうで良いことづくめだ。甘利の月例経済報告よく読むと、景気の先行きは「当面、一部に弱さが残る」が、金融政策への期待を背景としたマインドの改善がみられるとなっている。早い話が自画自賛しているだけだが、そのように思いた気持ちも理解できるので、いいことにしましょう(笑)。

 最近では富裕層を中心に高額品の売れ行きが好調なのだそうだ。株高で資産効果と云う説明だが、持ち株を売らない限り利益が確定するわけではないので、資産効果と云うには、少々気が早いと思う。おそらく、世間一般が不況で喘いでいる最中に、高額品や贅沢品を購入するのを躊躇っていた富裕層が、啓蟄の如く蠢いた程度のものだろう。しかし、いずれにせよ、富裕層の消費意欲が意気軒昂になっても、多勢に無勢。貧乏人の財布が緩まない限り、国家経済に影響を及ぼすほどの経済効果はない。殆どがマスメディアが作り上げた煽り記事なのだが、アベノミクスを持ち上げると決めた以上、後には引けないのが、日本のマスメディアなのである。特攻精神いまだ健在と云うところだろうか(笑)。

 それに引き替え、庶民への風当たりは強くなるばかりだ。ガソリン、灯油の値上がり、続いて電気、ガス料金の値上がり。小麦の政府卸売価格も値上げだそうだ。今後、半年単位で化学製品、冷凍食品の値上がりラッシュもあり、望みのインフレは実現するかもしれない。為替相場に下支えされた株式市場は、円高円安に振りまわされ、上がったり下がったりと目まぐるしいジェットコースタのような状態だ。為替で上がり、為替で下がるような相場観は、最終的に世界金融資本の餌食になるのだろう。こんな騒乱相場の中で、TPPに参加する方向で話は着実に進んでいる。

 関税と原則的に撤廃すると云う事は、国家の主権を半分放棄するようなもので、簡略的にいえば、国民の主権が半分制約された事を意味する。このTPPが日米同盟と云う外交軍事にまで絡むと、今度は領土の確保とか防衛まで、主権が脅かされるのである。まぁグローバル化と云うものが、国家主権を制約するもので、一国の民主主義を凌駕する存在である事は、もう確定された事実である。その動きが、TPP参加で加速するだろうな、と云う程度の問題だ。勿論、米国の国民の立場も同等に制約されるのなら、それはそれでEUの如しで良いだろう。しかし、米国と日本の力関係を置き去りに話が進む事はない点も忘れないでいて欲しいものである。

 何気な雰囲気だけ頼りに判断する人々が多い限り、TPPも既成事実化するのだろう。まぁ国民の選択だから致し方ない。どんな無理やりの詭弁を使っても、オバマのご機嫌をとるのは間違いがない。現実、民主党に任せていたら、もっと酷かった場合もあるので、一概に安倍晋三が悪いとは言い切れないのが辛いところだ。正直、一番言いたくない話だが、我が国の統治システムを変えるには、外圧しかないと云う伝説はいまだ生きているとしか言いようがない。この際、毒を喰らうのであれば、とことん、日本中をその毒気で退治して貰いたと思う事もある(笑)。

 官僚機構も、記者クラブ型マスメディアも、前近代的刑事司法も、全部総とっかえして貰いたいものだ。それなら、貧乏生活にも耐えようではないか。既存のシステムが崩壊するのなら、それもまた面白い状況が見られるだろう。TPPで聖域など設けるべきではない。毒を喰らうのなら、竹中の言う通り、最後の最期まで毒がまわり切るまで食べ続けなければならない。(新興宗教の教祖のお言葉のようだが)治外法権の聖域などは、糞喰らえだ。日本のすべてをグローバルスタンダード(アメリカスタンダード)に置き換えろ。それなら筆者は納得するぞ。TPPの導入は、消費増税とは話が違う。マスメディアを聖域にするなど、もっての外である。聖域なきTPPなら賛成しようではない(笑)、やれるものならやってみな!


 

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コメント
 
01. 2013年2月28日 10:38:45 : YfLZROKTU6
> アベノミクスのミニバブル創造でデフレを脱却しようと云う試みは現代の金融資本主義では初の事例で、世界の金融の専門家から注視されている。

> まぁバブルになり、モノや不動産の値が上がっても、極小消費な生活をしている筆者には関係のないことである。

アベノミクスの2%のインフレターゲット政策は欧米先進国では常識[1,2]。
インフレターゲット政策が「現代の金融資本主義では初の事例」は
世相を斬る あいば達也の大嘘。

[1] インフレターゲット
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88
各国の設定
多くの中央銀行で物価目標を設定する試みが行われているが、
設定するインフレ率(例えばイギリスは2.0±1%)や政策目標への拘束力などは様々である。
ユーロ圏における中央銀行的役割を果たす欧州中央銀行(ECB)ではインフレターゲットとは呼ばれないものの「物価安定の数値的定義」として2%のインフレ率が設定されている。スイス国立銀行も同様に物価安定の数値的定義である。
政策の有用性
マクロ経済的な需要を安定的に推移させ、金利による物価調整を機能させるためには1-3%程度の緩やかなインフレーション目標を具体的に宣言することが必要であると推進派の学者は主張しており、多くの国の中央銀行は物価目標を設定している。

[2] どうして日本だけがハイパーインフレになるのですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1099383970
ハイパーインフレなんて何の根拠もありません。
日本も既にインフレターゲットやってますよ。
インフレ目標1%で全く効果がなかったため、安倍総理が2%を提案しました。
国債の直接引き受けも、今年17兆円分も行っているし。
ただの安倍叩きなのでしょう。

現在先進国でインフレターゲットを導入していない国はありません。日本を除き唯一導入していなかったアメリカは中央銀行が物価安定だけでなく雇用安定の責任もあるのでインフレターゲットで物価安定のみを強調してしまうということを嫌い長らく名言を避けてきましたが、2012年の1月から事実上のインフレターゲットを導入しています。


02. 2013年2月28日 10:57:28 : Qi6tBoWNO6
1君 アイバはハイパーインフレなんて言ってないよ。
初コメで幾らになった?
ほっておくと4,5%のインフレになるので、
2,3%にインフレを抑えるのが、
中央銀行がやれたこと。
金利上げれば直ぐできる。
しかしね、日本のは、
マイナス成長を+2%だからね、
よほど金ジャブが必要。
市中に出た金カムバックは大変な作業よ

03. xyzxyz 2013年2月28日 12:07:33 : hVWJEmY6Wpyl6 : JI2Seycs4s
>>1
全然初じゃないですよね。なんだこの人って思ってしまったけど。

むしろ民主党みたいにデフレターゲットでもやってるのか?って政策の方が
世界初だと思うんだけど。おまけに通貨高と。
衆院選で自民の円安インフレ政策に対抗して、円高デフレを肯定してたけど
いくらなんでもそこまで国民は馬鹿じゃない。完全に自爆。

マスコミは一生懸命インフレはハイパーインフレが、、国債がって騒いでくれてたけど
世界を見回せば、通貨安、インフレ政策なんて常道でしかないんだから。
そうした懸念を伝えるのはいいけど、世界じゃ自民のあげた通貨安、インフレ政策が
当たり前で、民主の通貨高デフレ政策のが異常だということもあわせて伝えないとね。


04. 2013年2月28日 19:24:04 : cIkmTyypTY

 愛です

 望ましいケース
 
 1. 円安 => 2.土地・株価バブル => 3.経常利益UP
 => 4.給与UP => 5.消費拡大 => 6.インフレ


 最悪のケース

 A. 円安 => B.国債の信用低下 => C.国債暴落
 => D.ハイパーインフレ


 お金を増刷すると 円の価値が下がるので 円安にはなる

 円安になると 土地や株券などが値上がりする のですが

 日本の株は PER15までは 上がるべきだが 既に 20近いので

 これ以上は 難しい!! 

 土地と株式が 値上がりすると 裕福な会社の簿価が上がり 会社に

 利益が出たような格好になるので 給与UPの会社も出てくる

 しかし 日本の80%以上の会社では 利益が元々出ていないので

 日本全体としては 給与UPにはならないだろう

 ===

 円安 => 輸入物価高 により 2%位の物価上昇は起きるが

 給与が上がらないと その分 消費が落ちることになるので

 アベノミクスの狙っている インフレではない

 ===

 仮に アベノミクスの狙いどうり 正しいインフレが起きれば 

 銀行金利は 1% + 2% +1.7%で 4.7%になり

 国債は 10%ダウンするので 1000兆円なら 100兆円が

 銀行などの 金融機関から 消えることになり 1年後には

 ハイパーインフレに 突入することになるが

 ===

 中央銀行は 増刷した金で 国債を買い支えることになるので

 一気には ハイパーにはならないとする説があるのだが

 海外からの オフショアーは この機を逃さず 長期国債を 売りあびせて

 短期国債を買うことになり 結局は 国債の暴落になるわけだが

 日本銀行の抵抗がどれだけの時間もつのかは 不明だ
 
 ===

 早ければ 2015年には ハイパーになるという学者もいるが

 遅くとも 日本国内に 国債を買う余力がなくなる 2018年には

 危険な兆候が現れるのだろう

 ===

 望ましいケースで 円安により 輸出がかなり伸びる事もあり得るので

 プラス・マイナスで打ち消して 2020年ころがヤバイとすることもできる

 ===

 あくまでも アベノミクスが 成功した時のストーリーであって 

 成功しなければ このまま ずるずると 日本経済が 断末魔に移行するだけだ
 


05. 2013年2月28日 21:24:12 : QtDvZaDS76
01よ
ひたすらアベノミクスを信じているってことね。www
わかったよ、君の気持はね。
上手くいくと良いね。
デフレから、インフレターゲット政策あったけど、
あれ小規模国家経済の実例。
経済規模で、話は違うんだよ。

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