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2013/2/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆検察は起訴状すら書けない?
「5日後に出られるんですね」――PC遠隔操作事件の片山祐輔容疑者(30)はきのう(26日)、接見した弁護人の手を握り、そう話したという。片山の勾留期限は来月3日だ。決め手に欠く検察は起訴状すら書けないんじゃないか。
そんな意見すら現実味を帯びつつある。このまま処分保留で釈放の可能性もあるのだ。
この日の勾留理由開示公判で、東京地裁は証拠隠滅の恐れがあるなどとして、片山の勾留の必要性を認めた。が、弁護側は強気だ。公判後の会見でも「(検察は)私たちの知らない証拠を突きつけ、徹底的に(片山を)調べてほしい」と自信をのぞかせていた。
それもそのはずだ。
「犯人がメールに画像を添付した雲取山や江の島に片山が行っていようが、弁護側の『まったくの偶然』という主張を突き崩すだけの決定打が検察にはない。江の島の防犯カメラに、片山が猫に首輪をつけた瞬間が残っていれば話は別ですが、それも、やはりなさそうです」(捜査事情通)
また、犯人が送ったとされる最後のメールに添付されていた江の島の野良猫の画像が、片山が以前使っていた携帯電話に保存され、消去されていた。片山はその携帯電話を1月に都内で売却したとされる。
それについても、弁護側は「(画像は)ニュースサイトからダウンロードした」「(機種変更後に売却する際に)初期化しただけ」と主張。証拠隠滅で消去したわけじゃないというわけだ。
確かに矛盾はない。
片山に不利な証拠があるとすれば、米国のサーバーに保存されていた遠隔操作ウイルスから、片山が派遣先の会社で使っていたPCを示すデータが見つかったことだ。
「それにしたって、そもそも捜査当局には、遠隔操作で4人も誤認逮捕したという“負い目”がある。『心当たりがない』という片山の訴えを覆すだけの、よほどの新証拠がなければ、厳しい状況に変わりはない。要するに、警察も検察も詰めが甘い。きのうの勾留理由開示公判には検察官2人が出廷しましたが、何も意見を述べず、ただ片山の発言を熱心にメモしていただけでした」(司法ジャーナリスト)
裁判傍聴に関する著書多数で、この日の公判も傍聴した阿曽山大噴火氏がこう言う。
「報道のイメージとは対照的に、片山容疑者はハキハキと話し、弁護人や裁判官よりも堂々と振る舞っているように見えたのが印象的。ただ、もし他に真犯人がいて、計算ずくで片山容疑者をはめたとしたら、相当な能力の持ち主でしょう」
勾留期限まで残り4日。これでホントに起訴できるのか。
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[PC遠隔操作裁判] 弁護側の"奇襲"に検察はどう出る!? (日刊ゲンダイ)
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