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2013-02-26
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女子柔道暴力問題 谷亮子議員が参院文教科学委で質疑 ― スポニチ Sponichi Annex 社会
女子柔道暴力問題 谷亮子議員が参院文教科学委で質疑
参院文教科学委員会で25日、学校でのいじめや体罰、スポーツ指導での暴力行為などに関する質疑が行われ、女子柔道五輪金メダリストで生活の党の谷亮子議員が質問に立った。
柔道女子日本代表の暴力問題発覚後、谷氏がこの問題を国会で取り上げるのは初めて。「選手の所属先と競技団体の意思疎通が十分に図られていないと現役時代から思っていた」と指摘し「競技団体や日本オリンピック委員会(JOC)などすべてがつながるシステムの構築が、体罰や暴力行為の根絶につながる」とした。
[ スポーツニッポン 2013年2月26日 06:00 ]
この件、今朝の朝日新聞(2/26)4面で知ったのだが、無料のネット版には出ていないようなのでスポニチの記事から引用した。何も言っていないに等しい空疎な質問だと思うが、私が引っかかったのは朝日の記事の末尾だ。以下引用する。
質問を終えた谷氏は「私が現役のとき合宿所には多くの観客が常にいた。暴力をふるう環境はなかった」と話した。一線を退いてから3年。女子柔道界に「国民的英雄」がいないことも原因の一つとの思いがあるかのようだった。
(朝日新聞 2013年2月26日付4面掲載記事(土佐茂生記者署名記事)より)
私の感想をひとこと。
ふざけるな、谷亮子!!!
なんとも恐るべきジコチューな発言である。人気者の私が道場にいた時には私を見に観客が殺到したから、指導者は衆目を気にして暴力行為を行わなかったのだと谷は言っているのだ。少なくとも私にはそのようにしか読めない。こんな思い上がった意識を持っているから空疎きわまりない質問しか谷にはできないのだ。山口香氏と谷との隔絶は想像を絶している。
もっとも、谷が本当に指導者の体罰を知らなかったかどうかははなはだ疑問だ。2週間か3週間前の確か『週刊文春』に、谷が柔道指導者の暴力行為を知らなかったはずはない、天才柔道家である自身は体罰を決して受けなかった谷だが、他の選手が暴力行為を受けるのを見て見ぬ振りをしていたと書かれていた。記事は立ち読みで軽く読み飛ばしただけだったが、ありそうな話だと思った。
私は昔、一流のアスリートというのは心技体の揃った人間だと思っていたが、ある時期、プロ野球のトップクラスの選手の一部に著しく「心」の欠如した人間がいることを認めざるを得なくなった。いまや、この認識の対象を五輪の金メダリストにも広げざるを得なくなったことはきわめて残念である。
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