http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/439.html
Tweet |
日銀人事について地元議員に陳情しました (TPPもあるでよ♪)(塵壺 -ちりつぼ-)2013年02月25日 | 政治
みなさんこんにちは。
安倍総理が渡米中をいいことに、あることないこと盛り上がっていた日銀人事ですが、ほぼ固まりつつあるようですね。
本日25日の新聞紙上では総裁候補に黒田氏、副総裁候補に岩田規久男氏がほぼ内定、両氏も承諾したという記事が出ました。
ここまでは良いんですが、問題はもう1人の副総裁候補に
日銀プロパーの中曽氏・雨宮氏があがっているということ。
これではマズいので、地元の衆議院議員事務所へ電話で陳情しました。また、午前一杯つかってFAXも送りました。
議員は外出中、秘書の方もあいにくタイミングが合わず、電話窓口の女性の方にお話を聞いていただきました。
こういうことは初めてでメチャ緊張しました。女性の方は本当に感じが良くて、話しやすくてありがたかったです。
ここにFAXの内容を載せておきます。参考になさってください。
ありがとうございました〜 m(_ _)m
---------------------------------------------------------
陳情(至急案件です)
お世話になっております。大阪府豊能郡の◯◯◯と申します。いつも公務お疲れさまです。
早速で恐縮ですが、◯◯◯◯◯先生に1)日銀人事と2)TPPについて陳情がございます。どちらもエンドが見えている至急案件です。
アベノミクス支持、TPP反対の立場からお話させていただきます。
内容は、25日10時頃に□□事務所電話口の◯◯様にお伝えしたことをまとめたものです。
◯◯様は私のつたない話を誠実に聞いてくださいました。その節はありがとうございました。
1】日銀人事
今朝の読売の記事です。日経にも同内容の記事を確認しております。
日銀総裁に黒田氏提示へ、副総裁は岩田規氏…政府
政府は、3月19日に辞任する日本銀行の白川方明(まさあき)総裁の後任に元財務省財務官の黒田東彦(はるひこ)・アジア開発銀行(ADB)総裁(68)を充てる案を衆参両院に提示する方針を固めた。
デフレ脱却に向けて、金融緩和に積極的で、国際金融の分野で発信力が強い黒田氏が適任と判断した。3月19日に任期満了となる山口広秀、西村清彦の両副総裁の後任の1人には、金融緩和に積極的な論客として知られる岩田規久男・学習院大教授(70)を充てる方針だ。
複数の政府関係者が24日、明らかにした。残る副総裁候補には、日銀内部から起用する方向で調整しており、中曽宏理事(59)と雨宮正佳・大阪支店長(57)の名前が挙がっている。
黒田氏は、財務省で国際金融を統括する財務官を経て、2005年2月からADB総裁を務めている。ADB総裁の任期は16年11月まで。民主党内には、「任期途中で黒田氏がADB総裁を辞めると、後任総裁のポストを中国に奪われるのではないか」との懸念があり、この点について政府に説明を求めるとみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130224-OYT1T01057.htm?ref=rssad
(2013年2月25日03時01分 読売新聞)
総裁の黒田候補と副総裁の岩田規久男候補についてはリフレ色が強く、就任後もアベノミクスを推進してくれるはずです。
問題は、あと1人の副総裁枠にどちらも日銀プロパーの中曽・雨宮両氏があがっていることです。どちらも不適任です。もっといえば、安倍政権にとって致命傷になりかねません。
中曽・雨宮両氏が不適任の理由は2点あります。
1)どちらも民主党時代含めてデフレ脱却阻止の直接の戦犯であること。
2)日銀職員ないし日銀派はすでに政策会合に(委員含めて)大勢いるのでこれ以上不用であること。
中曽・雨宮両氏は「白川は金融緩和派だ、もっと金融を引き締めろ」と言っていた筋金入りの緊縮派・デフレ推進派です。はっきり言ってアベノミクスの敵です。
白川総裁を事実上更迭しておいて、両氏のどちらかを副総裁に置くというのは、今だけ偽装恭順している日銀の思うツボです。絶対に避けなければいけません。
3人のうち2人はリフレ派を入れるから、あとの1人は日銀派にして人事のバランスをとろうという考えは間違いです。3人の正副総裁でバランスをとってはいけません。3人の正副総裁と6人の理事の合計9人でバランスをとるべきです。
日銀の政策は総裁や副総裁のリーダーシップでは決まりません。3人の正副総裁と6人の理事の合計9人による多数決で決定されます。
現在、アベノミクス派は木内理事と佐藤理事の2人のみです。今回の人事で、3人中2人をリフレ派にしても4:5で手が届きません。
3人全員をリフレ派で固めることで、やっとはじめて互角以上の5:4が見えてきます。3人全勝が絶対条件であり最低条件です。
1人でも日銀派になれば安倍総理は負けです。アベノミクスは失敗します。デフレは脱却できません。参院選も勝てません。衆参のねじれは続きます。
復興、安全保障、憲法改正など、強い政権運営が求められる事案について、第二次安倍政権は力を発揮することなく参院選後の総辞職が濃厚となります。
逆に、3人全勝となれば、すべてがいい方向に動きます。日本の天王山はここにあります。◯◯議員には尚一層、中央へ発信していただきたく存じます。
また、人事がどのような結果になっても、今回の教訓を活かして、日銀法改正は必ず実現していただきたく存じます。日銀人事については以上です。
2】TPP
私はTPP参加も交渉参加も反対です。医療・保険・情報・金融などの多方面の非関税障壁について日本国の主権を大きく毀損するものだからです。
先日の日米首脳会談での安倍総理のご対応は、先の総選挙で自民党が掲げた公約である「TPP交渉参加の6項目の判断基準」をしっかりと踏まえたものでした。
この6項目をアメリカが呑むとなれば、事実上、日本をTPPに入れることは不可能になります。仮に参加したとしても、それはもうTPPではなくFTAです。
1)政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。
2)自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。
3)国民皆保険制度を守る。
4)食の安全安心の基準を守る。
5)国の主権を損なうようなISD条項(注)は合意しない。
6)政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。
しかし、その後のメディアの報道はひどいものです。「安倍総理がTPP交渉参加を決意した、近くに発表がある」という誤った発信をしています。
1)にのみ焦点をあて、他の5項目には触れず、交渉参加に前向きだと印象操作しています。このキャンペーンに対して、政府と自民党は抗議すべきです。
2)〜6)についても公平に報道するようメディアに求めてください。また、記者会見等の国民への説明には「聖域なき〜」だけでなく逐一5項目について触れてください。
公約をねじ曲げる報道についてはこういった抗議や対応をしないと、結果的に安倍政権と自民党は公約違反、国民を裏切ることになります。TPPについては以上です。◯◯議員、よろしくお願い致します。
以上、長文駄文で大変失礼いたしました。これからも◯◯◯◯◯議員、◯◯◯◯◯様はじめ秘書の方々、スタッフの皆様、自民党を応援して参ります。ありがとうございました。
http://blog.goo.ne.jp/yu_kawahara0416/e/90f84d5f616d4ec457669b3e4d9590fb
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK144掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。