http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/424.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201302/article_22.html
2013/02/25 21:12 かっちの言い分
安倍政権になって、日本の立場を主張しているように見えて、実は全て米国の要求通りに事が運んでいる。TPP参加しかり、原発ゼロの撤回しかり、沖縄基地の辺野古への移転しかりである。この中でも、辺野古移転に向けて埋め立て許可も申請すると言われている。
この件に対して、沖縄知事の仲井真氏が不許可の示唆をしたという。
「ボールを投げ返そうか」=辺野古埋め立て不許可示唆−仲井真沖縄知事
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013022500178
沖縄県の仲井真弘多知事は25日午前、政府が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設先としている同県名護市辺野古沿岸部の公有水面埋め立て許可を3月にも知事に申請した場合の対応について、「ボールを投げ返しましょうかね」と述べ、許可しない姿勢をにじませた。県庁で記者団の質問に答えた。
また、仲井真知事は「辺野古移設は、誰が考えても時間がかかる。すぐできると政府は思っているのか」と、不快感をあらわにした。
名護市の稲嶺進市長も同日、市役所で記者団に対し、安倍晋三首相が日米首脳会談で普天間の辺野古移設を進める考えを伝えたことに関し、「オール沖縄で県内移設に反対している中での発言で、とても理解できない」と反発。埋め立て申請が出されても、「はっきり受けられないと伝えたい」と述べた。
正直言って、仲井真知事は民主党政権時代の基地移転に対して再三反対していた。その時は、元々自民党寄りの仲井真氏だから、民主党政権にいい顔をしていないのだと思っていた。自民党政権になったら態度を変えてOKを出すのだろうと、穿った見方をしていた。実際、今の政治はやると言ったことはやらないし、やらないと言ったことはやるし、検察は勝手に時の総理候補を潰す時代である。特に50年も同じ政権で利権を享受してきた勢力は、相反する政治体制に対しては拒否反応を示す。体の中に出来た抗体が、異分子に対して攻撃反応を示すようなものである。
米国はオスプレイの飛行もハワイでの飛行は止めた。その理由は自然保護団体から野生動物に悪影響があるから止めてほしいと言われたからである。沖縄では人に対して危険だから止めてと言っても止めない。日本はバカにされているとしか言えない。
報道の話が本当なら、仲井真氏の今までの言動は本物だということになる。ただ、これもワンクッションのポーズということもあり得る。今の政治は俄かには信じられない。この辺のやりかたは、自民党の手練手管ということもある。今回のTPPについて、オバマ大統領に聖域があることを認めさせたと安倍首相が述べているが、米国は何が聖域であるか述べていない。取りあえず、日本を土俵に乗せればしめたものだと思っていると思われる。日本も何が聖域項目とするかは全く述べていない。どうなるか全くわからない。
米国はしたたかである。何せ、イラクが核兵器を持っているとして勝手に戦争を仕掛ける国である。またビンラディンが米国にとって極悪だったとしても、他国の主権を侵犯して勝手に殺して遺体を連れ去り、遺体を海に放棄する国である。自分たちの利害に関わることには手段を選ばない。このような国と交渉するのである。
民が居て国がある。民の総意を実現するのが政府であるが、今の日本は米国ありきである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 鳩山元首相、民主離党の考え 「別の行動をしたい」:好きな政治家ではないが対米外交は評価 あっしら 2013/2/25 22:16:05
(0)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK144掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。