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2013-02-24 見るべきほどのものは見つ
枝野元官房長官インタビュー要旨 (時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013022400071
少し長いですが、お読みください。
『−東日本大震災から間もなく2年を迎える。
振り返って「この2年は」という状況になっていない。避難している方などはもっとそうかもしれないが、私にとっても現在進行形だ。
−初動対応で菅政権に厳しい評価があった。
情報集約ができなかった。特に福島第1原発事故で東京電力から情報が来ず、行政の情報も必要なタイミングで必要なところに上がって来なかった。緊急時の情報集約システムを再構築しないと、多分同じことが繰り返される。われわれの政権でも手が付けられなかったし、まだ手が付いていないだろう。
−情報集約システムは体系化できるか。
事態を把握できる人間が、判断を首相官邸に直接上げるという一般的なルールはできる。だが、それが誰なのかは事態によって違う。例えば福島原発事故の場合、全てを把握できていたのは吉田昌郎所長(当時)だった。誰が掌握できるのかは、事態に応じて考えざるを得ないと思う。
−緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による拡散予測の公表が遅れた。
明確に文部科学省の問題だ。私が「SPEEDIは使っていないのか」と聞いたら、「使っていません」と言った。意図的だったと思う。
−よりよい対応はあり得たか。
震災初日に、吉田所長の認識を私が共有できていれば、記者会見(の内容)だって全然違ったし、(原発周辺住民への)避難(指示)も違っただろう。
−自民党政権ならうまくいったと思うか。
少なくとも政治や行政のレベルで原発事故の拡大を止めようがあったかといえば、誰がやってもなかったのではないか。
−当時の菅直人首相の対応に批判がある。
菅さんが首相だったことのマイナス部分は間違いなくあった。一方で東電に乗り込まなければ、ずっと情報が官邸に来ないまま物事が進んでいた。功罪相半ばして、評価は軽々には出せない。
−安倍政権は国家安全保障会議(日本版NSC)をつくる方針だ。
一般論としては否定しないが、安全保障に関わるセンシティブな情報を扱うのに会議体がいいのか。警察、公安調査庁、外務省などが本当に自分たちの手の内を全部さらすのか、首をかしげる。例えば内閣危機管理監がそれぞれの情報組織の幹部と信頼関係をつくり、秘密が守られる中で危機管理監を通じて官房長官と首相に情報が伝わるような構造の方が、機能するのではないか。
−安倍政権は「2030年代の原発稼働ゼロ」を見直す方針だ。
自民党の考え方は間違いだと思うし、民意とも違うと今も思っている。国民が原発推進の政権を選んだ以上、どうしようもないが、原発をやめるには20年、30年かかる。推進したい人たちが一時的に政権を担っていることをもって、原発をやめることができないわけでは全然ない。』(2013/02/24-14:10)
>菅さんが首相だったことのマイナス部分は間違いなくあった。<
菅も菅だったけど、枝野だって人のことを言える立場じゃないでしょう。
この人が 「ただちに影響はない」 って言い続けて、被災者も国民も緊急事態だという感覚が薄れてしまったんじゃないの?
それで自分たちだけは完全武装して被災地に行ってたくせに、『震災初日に、吉田所長の認識を私が共有できていれば、記者会見(の内容)だって全然違ったし、(原発周辺住民への)避難(指示)も違っただろう』なんて、本当に良く言うよと思う。
おまけに最後の言葉
「推進したい人たちが一時的に政権を担っていることをもって、原発をやめることができないわけでは全然ない。」
これは簡単に言うと、「原発をやめることも可能だ」 って言いたいわけ?
この人って、どうしてこういうおかしな言い方をするんだろう。
これも弁護士言葉なのか。
日本人なら普通の日本語で話してもらいたいものだ。
そういえば、当時の国会で民主のおバカ議員が「厳しい上司のもと寝食を忘れて働くことを指す『枝る』という言葉がネット上で流行ったが、発災後73日たっていかがか?」 って大事な質問時間を使って思いっきりヨイショしていたっけ。
「枝る」なんてマスコミが言ってただけで、全然流行ってなどいなかったのに。
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