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2013/2/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
厳しい"注文"
オバマ大統領に会うため、いそいそと米国まで出掛けた安倍首相。現地で行ったスピーチでは、「JAPAN IS BACK(日本は戻ってきた)」と高らかに宣言し、日本は米国にとって頼りになるパートナーだということを勇ましく主張したそうだ。
だが実態は、日米首脳会談なんていつも同じ。日本が米国に「ポチになります」と頭を下げに挨拶に行っただけである。
米メディアにとっても、日米関係なんて“主従関係”が前提。だから会談前から、安倍に対し厳しい“注文”を記事にしていた。
米ブルームバーグが21日に配信した記事のタイトルは〈オバマは米国の自動車メーカーに日本市場を開放するよう安倍に迫る〉。「フォードやGMの幹部たちがオバマに対し、日本の自動車市場の開放と円安政策の抑制を安倍に会談で迫るよう促した」と伝えていた。
ホワイトハウスのフロマン大統領副補佐官が、21日の電話記者会見で「日本のTPP参加は、自動車と保険市場の開放が大前提」と強調していたが、自動車業界のこうした圧力を受けていたからだろう。
安倍のタカ派思想をヤリ玉に挙げたのは21日の米タイム(電子版)だ。〈安倍は友人のアドバイスを聞けるのか〉というタイトルの記事では、「安倍は日米同盟の修復を最優先事項としてオバマに会いに来る。オバマは安倍の右翼思想が同盟関係を破壊しないかどうか確かめることを優先すべきだ」と書いていた。
米国の国益にのっとって記事を書いているのだろうから当然とはいえ、いつもながらの上から目線だ。日本外交が米従属をよしとしてきたから、こんなことになるのだ。米国事情に詳しいジャーナリストの堀田佳男氏がこう言う。
「米メディアにとって日本の首相は『お土産を持ってやって来て、おどおどした態度でお伺いを立てている』『解決が必要な重大事があるわけではないのに、セレモニーのような会談をして帰っていく』――。長年こんな印象を持たれています。日本軽視は否めないでしょう」
日米が対等な関係なんて、夢のまた夢だ。
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