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2013-02-20 陽光堂主人の読書日記
今月25日に行われる韓国の朴槿恵次期大統領の就任式に、安倍は特使として麻生や岸田らを派遣し、森喜朗ら総理大臣経験者も出席する予定です。安倍政権は韓国との繋がりが深いですから、統一教会人脈が揃い踏みすることになりそうです。
注目すべきは、生活の党の小沢一郎代表も韓国政府の招きを受けて出席する予定であることです。東京地検特捜部を使って小沢潰しを画策したのは麻生ですから、宿敵同士が席を同じくすることになります。
小沢氏が何故招かれるのかと言えば、北朝鮮とのパイプが太いからという理由以外考えられません。自民党は派閥で朝鮮半島の利権を二分し、清和会は統一教会・勝共連合を通して韓国と結びつき、竹下派は北朝鮮とパイプを築きました。この関係で金丸信らが訪朝し、故・金日成と会談したわけです。
小沢氏はこの北朝鮮人脈を受け継いでいます。統一教会は北朝鮮とも深く結びついていますから、こうした区分けも奥に入れば曖昧となり、背後には米国が存在します。小沢信者の人たちはこうした現実を無視しがちですが、政治の中枢にいると、こうした怪しい関係が付いて回ります。
朴槿恵次期大統領は朴正煕元大統領の娘で、CIAのコントロール下にあります。今回の小沢氏の招聘も、米国の指示あるいは合意のもとに行われたはずです。と言うことは、米国は北朝鮮との関係改善に前向きであることが判ります。
板垣英憲氏は、オバマ大統領が日本と韓国の頭越しに北朝鮮を電撃訪問して国交樹立する可能性が高いという情報を流していますが、米国は金欠で米軍基地の撤収を図っていますから、有り得ない話ではないと思います。オバマはノーベル平和賞受賞には全く値しない行動に終始していますので、ここいらで汚名を挽回する必要があります。
米国の思惑は、北朝鮮と国交回復して経済的利得を得ようというもので、北朝鮮にとっても悪い話ではありません。問題はその金を誰が出すかですが、当然日本ということになるでしょう。戦後賠償は未だなされていないので、我国が出すことになるはずです。
問題は中国とロシアです。米国が北朝鮮と仲良くして利権を漁ることを許さないでしょうから、どうにかして調整する必要があります。我国が金を出すなら、当然中露との関係も修復しなければなりませんが、米国にとって幸いなことに、日中と日露の間には領土問題があります。領土問題をこじれさせて漁夫の利を得ることも可能です。
米朝が国交を回復すれば、極東に激震が走ります。韓国から米軍が撤退しますから、韓国民にとっては朗報となります。米国は日本から撤退するつもりはないようなので、韓国の方が逸早く米国の支配から脱することになるでしょう。(間接支配は続けられるでしょうが…)
米国の「防衛」ラインが日本列島まで下がっても、米軍が日本に駐留している限り、我国の為政者たちは安泰です。彼らの力の源泉は米軍にあるので、これまでも米軍を撤退させないよう阻んできました。米国戦争屋は、もちろんその一味です。
朝鮮半島の緊張が緩和されることは悪いことではありませんが、核兵器と拉致被害者の行方が心配です。拉致問題に蓋をされ、核兵器を所有した統一朝鮮が立ち現れたら、新たな緊張が醸成されます。統一朝鮮は日本に対して核の脅しをかけてくる恐れがあります。
いずれにしろ今のままでは、我国は四面楚歌の状況に追いやられかねません。近隣諸国と関係改善して国益を損なわないような対応をする必要があるのですが、安倍政権には期待出来ません。外交は民主党同様ヘタクソで、米国戦争屋との繋がりも強固です。この国の外交は、波間の木の葉の如く翻弄され続けることでしょう。
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