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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130219-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 2月19日(火)7時6分配信
昨年12月の総選挙で惨敗を喫した小沢一郎氏だが、改革への情熱が消えたわけではない。『小沢一郎 嫌われる伝説』著者で政治ジャーナリストの渡辺乾介氏が、自民党と解散について小沢氏に聞いた。
──旧体制の政治技術的なしたたかさというのは相当なもので、野党に転落した時の自民党は、徹底的にスキャンダル攻勢をかける。
小沢:日常の選挙活動でも、それはもう民主党なんかよりはるかにやっています。それはやっぱり大事だと思う。自分の目的に対する執念、そのためにはどんなことを我慢してもやるという執念ですね。そして、それが民主主義の原点だと私は思います。
だから、野党になった自民党は政権を取るために、多少の違いはいいからとにかく皆でまとまろうとする。そこが大人というか、したたかさというか。
民主党が一生懸命やっていたら、政権党に3年半いながら、こんなに負けるわけがない。僕は(民主党時代に)「大衆の中に、国民の中に入れ」と言ってきた。しかし、そう言えば言うほど煙たがられました。
だけれども、国民と直接触れ合うことなく、国民が何を求めているのか、何を期待しているのかがわかるはずがない。残念ながら、そうした政治活動が民主党にはほとんどなかった。結局、永田町で会合ばっかりやって、地元で自分を支援してくれた人たちの意見の吸い上げが全然できていない。それがこんなに負けてしまった最大の原因ですね。
──民主党は、総理大臣自身が負けるとわかっていて解散し、江戸城の無血開城のごとく政権を自民党に譲り渡した。
小沢:当時の選挙の担当者、責任者たちが、選挙中や選挙後に、「筋肉質になってすっきりした」「これだけ負けてよかった」なんて言っていたんでしょう。二百何十人も殺したのに、「これでよかった」と言うのは信じられない。どういう精神構造をしているのか。
それは多分、巷で言われているように、彼らなりの思惑があったんじゃないですか。要するに、自民党も過半数に届かないだろう。自分らもほどほど生き残れば連立を組めるという打算ですね。それを狙って解散したとしか考えようがない。
自分たちが「自民党ではダメだ」と訴えて政権を取りながら、自民党と結ぶことを前提にして政治行動をするというのは、本当にむちゃくちゃで、邪な考え方です。でも、そうとしか解釈できない。何で解散したのかは、今でもわかりません。
──その民主党は、検証作業と称する党再建論争の最中です。
小沢:へぇ、そんなことをやっているの?
※週刊ポスト2013年3月1日号
民主が敗因総括 創生素案で分析
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013021602000112.html
2013年2月16日 東京新聞 朝刊
民主党は十五日、衆院選惨敗を総括する党改革創生案の素案をまとめた。主たる敗因は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐる迷走などの政権運営の稚拙さや、消費税増税をめぐる党内対立から分裂に至った経緯にある、などと分析した。二十四日の党大会に一次報告として提示される。
素案は、(1)政権運営の検証(2)衆院選の検証(3)党改革創生に向けた七項目の第一次提言−の三部で構成。
政権運営の検証では、二〇〇九年衆院選マニフェストについて「立法化の見通しや予算の裏付けが不十分で実現性を欠くものとなった」と認めた。「与党でありながら政権を支えるという意識が希薄だった」とも述べ、「党内のバラバラ感を拡大し、さらなる政権の支持低下を導いた」とした。
衆院選の検証では、解散時期について「首相の大権である解散を妨げることはできないが、時期は多くの国会議員にとって納得できないものであった」と強調。「党内のごたごたは分裂騒ぎへと発展し、候補者の努力で党への不信感を乗り越えるのは容易ではなかった」と野田佳彦前首相下の執行部を暗に批判した。
党改革への提言には、改革政党としての旗を掲げ、実行▽新綱領議論で、簡潔で揺るぎのない理念を打ち出す−などを挙げた。
素案の当初案では、解散時期に関して「(野田前)首相は時期を見誤った」と断言したが、「個人批判につながる」との指摘が出て、表現を和らげた。
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