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ルーズベルト大統領が『琉球群島をすべて中華民国にあげようと思うが、どう思うか』と何度も聞いたのに、蒋介石が断った 遠藤誉
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/121.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 2 月 17 日 16:19:43: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu282.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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「ルーズベルト大統領が蒋介石主席に『琉球群島をすべて中華民国(中国)
にあげようと思うが、どう思うか』と何度も聞いたのに、蒋介石が断った」

2013年2月17日 日曜日

◆中国共産党も知っていた、蒋介石が「尖閣領有を断った」事実 2月14日 遠藤誉
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130208/243504/?bv_ru&rt=nocnt

中国が尖閣諸島の領土主権を主張する最大の根拠は何か。

 一つは日本が日清戦争時代(1894〜95年)に、清王朝が弱体化したことを良いことに、「ドサクサ」にまぎれて釣魚島(尖閣諸島)を清国から不当に奪ったというものである。

 もう一つは2012年9月27日に中国の外交部の楊潔篪部長(外相)が、国連総会で述べた根拠である。それは「第二次世界大戦後、『カイロ宣言』と『ポツダム宣言』などの国際文書に基づいて、釣魚島を含む島嶼は、日本に占領されたその他の中国領土と共に中国に返還された」というものだ。中国共産党の機関紙「人民日報」の日本語版が伝えている。この表現は同紙のウェブサイトからダウンロードした(リンクはこちら)。

 ところが、この二つとも事実とは全く逆であることを証明する決定的な情報があった。

 しかも、その情報は中国共産党の「中国共産党新聞網」(網はこの場合ウェブサイト)、および中国政府の新聞である新華社の「新華網」が載せていた(リンク先参照)ことを、このたび発見した。現在の中国政府の主張と、彼らが(と言っていいだろう)自らのウェブサイトに載せている情報は完全に相反し、決定的に矛盾する。

 記事のタイトルは「蒋介石后悔拒収琉球群島」(蒋介石は琉球群島を領有するのを拒んだことを後悔した)で、発表されたのは2008年1月16日。中国の雑誌「各界」に王幸福という人が書いたものを転載したようだ。その評論を胡平という人が隔週の雑誌「中国人权双周刊」第86期(2012年8月24日−9月6日)に出していることから、筆者はこの情報を知るに至った。

「カイロ会談」での蒋介石とルーズベルトの密談
 この記事で語られているのは、1943年12月23日から25日にかけて行われた「カイロ密談」の内容とその舞台裏だ。

 今回は、ここに書かれている「カイロ密談」の舞台裏を読み解くことによって、尖閣問題の解決を握るカギを模索したい。

 1943年12月1日に日本の戦後処理を巡って連合国側から「カイロ宣言」が出されたことは周知のとおり。後のポツダム宣言のひな形はここで作られた。しかし、その宣言が出される前に当時の中国、すなわち「中華民国」の蒋介石主席とアメリカ合衆国のルーズベルト大統領との間に交わされた機密会談を知る人は、戦中・戦後史の研究家を除けばそう多くはない。イギリスのチャーチル首相は参加せず、蒋介石とルーズベルトの二人だけによる、完全な密室会談だ。

 中国のウェブサイトの記事の内容は「アメリカのルーズベルト大統領が中華民国国民政府の蒋介石主席に『日本を敗戦に追いやった後、琉球群島をすべて中華民国(中国)にあげようと思うが、どう思うか』と何度も聞いたのに、蒋介石が断った」というものである。

琉球群島を巡る権力者の生々しいやりとり
 現在の日本人にとってはルーズベルトの発言はショッキングだろう。「戦後の体制を、米英中ソの四カ国で固めよう」と考えたルーズベルトが、中国の大国化を支援するために気前の良い提案をした、とされるが、ここでは置く。この記事の前半、「米中で琉球群島を共同管理しよう」という提案の部分までは一定程度知られている内容だ(※『日米戦争と戦後日本』五百旗頭真著、講談社学術文庫などを参照)。

 しかし、中国のこの二つのウェブサイトに掲載された内容には「蒋介石がルーズベルトのオファーを断り、断った後に、ひどく後悔し、絶対に口外するなと部下に口止めをした」といった内部情報が生々しく書いてある。この「拒絶と後悔」および「口止め」の部分は、私が知る限りこの時点までは公になっていなかった。中国国外でも、これに注目した動きはなかったようだ。

今回の「カイロ密談の舞台裏」に基づいて今日の尖閣問題を読み解く試みは、何よりもこの情報が中国共産党と中国政府のウェブサイトに書いてある、ということがキーポイントだ。

 詳細は2月20日に発売される『チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車』で述べている。版元の都合を言えば発売後に公開したいところではあろうが、尖閣諸島を中心とした東シナ海情勢が危険な水域に達し始めたので、思い切ってここで公開させていただく。

 以下、二つのウェブサイトに載っていた内容をご紹介する(訳は筆者)。(中略)

 つまりアメリカが当時の中国(中華民国)に「共同出兵して日本を占領しよう」と申し出たのに、中国は「出兵に参加しなかった」ということである。「中華民国」の蒋介石主席は自分が提案した「米中による共同管理」さえ自ら放棄した。なぜなら毛沢東が率いる中国共産党を倒すことに全力を尽くしていて、他国の事などに力を注ぐゆとりはなかったからなのである。

 カイロ宣言を出す前に蒋介石とルーズベルトの二人だけの間で「会談」があったことは、一部の関係者や研究者は知っている。ルーズベルトが我々の感覚からすると、あまりに日本をないがしろにした提案をしたことも、研究論文や書籍に出たことがある。

 しかし、蒋介石が「琉球群島はいらない」と、ルーズベルトのプレゼントを拒否してしまったことをひどく後悔し、「この密談はなかったことにしろ」と部下に命じたことまでは、あまり知られていない。もちろん、中国人の間では何となく囁かれてはいた。だから筆者もそれを追いかけてきた。

 筆者は、この中国側が正式に公表したに等しい「カイロ密談」の内幕を読み解くことによって、尖閣問題解決の糸口が見い出せるのではないかと考えている。

 中国は今、「一つの中国」を大原則としている。

 ならば、「中華民国」の主席だった蒋介石が国際舞台で言明したことは引き継ぐべきだろう。

 日本は決して清王朝が弱体化したのをいいことにしてその「ドサクサ」に紛れて尖閣諸島を掠め取ったのではない。中国の楊外交部長は2012年9月、国連総会においてもこの「掠め取った」という言葉を用いて日本を攻撃した。そして冒頭に書いたように「カイロ宣言」で釣魚島を含む島嶼は日本に占領されたその他の中国領土と共に中国に返還されたと語った。

 しかし事実は全く逆だった。

 1943年11月、カイロ密談が行われていたとき、中国(当時の「中華民国」)は権力の絶頂期にあった。世界の三大強国として米英とともにカイロに集まったほどなのだ。

 もし中国がこのとき「尖閣諸島=釣魚島」に関心を持ち、それを「欲しい」と言えば、100%、ルーズベルトはそれを承認したはずだ。それどころかルーズベルトが「琉球全体を中国にあげるよ」と言っているのに、中国が「いらない」と言ったのである。

 また「カイロ宣言」にある「一切の島嶼」の中に琉球群島(沖縄県)が入っていない根拠を、中国にっとって最も権威ある「中国共産党新聞網」と「新華網」に載せているのだから、現在の中国政府が認めたということになる。(後略)

(私のコメント)


日本の右翼が「ヤルタポツダム体制の打破」とよく言いますが、ヤルタ会談は単なる密約であり条約でもなんでもないということは先日書きましたが、ルーズベルトと蒋介石の秘密会談は日本にとって、とんでもない内容だったようだ。日本は無条件降伏であり、朝鮮半島や千島樺太や台湾の主権を放棄させられましたが、最悪の場合には日本本土も四分割されてばらばらにされるところだった。

アメリカのルーズベルトの考えていた事は、事実上の日本の消滅であり、ちょうどサイパン島のように単なるアメリカの自治領に過ぎなくなる構想だったのだろう。現在でもアメリカに軍事基地は日本全土に展開していますが、大戦後の基本構想から大きくは外れていないようだ。日本政府は単なる自治政府に過ぎず、現在の平和憲法はアメリカ政府に押し付けられたものであり、破棄すればいいだけの話だ。

しかし未だに85ヶ所のアメリカ軍の軍事基地が日本にある以上はどうする事もできない。日本政府は単なる自治政府だから憲法改正から日米安保の破棄に至るまで何も出来ないのは在日米軍基地があるためだ。例えば日本に反米政権が出来て「真の独立」をしようと動けば、横田基地や厚木基地などから米軍の特殊部隊が出てきて日本政府首脳は拘束されるだろう。

鳩山政権は、沖縄から米軍基地を海外に移動させようとしただけで失脚させられた。それだけ今でもアメリカ政府は日本に対して警戒しており、反米政権ができることを警戒している。「株式日記」のように自主防衛と核武装を主張するような政党が日本にないのは、日本が未だにアメリカに占領統治されているためだ。憲法改正手続法すら最近まで作られなかったのはアメリカ政府に監視されて出来なかったのだろう。

このようにアメリカのFDルーズベルト大統領の基本構想は未だに継続しており、日本本土が四分割されなかったのはルーズベルト大統領が死に、ドイツの敗北でヨーロッパではロシアとの主導権争いが表面化してきたから、日本の四分割占領統治政策は放棄された。本来ならば千島樺太北海道はロシアに分割されて、沖縄列島は中国に分割される予定だったようだ。

ヤルタ会談は秘密協定だから、米英ソの最高首脳同士の秘密協定に過ぎず、法律的には何の根拠にもならない。しかし事実上、米ソが軍事的に超大国であり誰もその決定に逆らう事はできない。まことに理不尽な事ですが、日本が勝てる見込みの無いアメリカとの戦争に踏み切った日本政府の責任は問われ続けなければならない。幸運な事にルーズベルトが死に冷戦が始まった事で日本の四分割は反故にされ、琉球列島はアメリカが直接統治することになった。蒋介石は共産党との内戦で参加できなかったためだ。

アメリカによるこのような日本処分は、このまま放置すれば日本はアメリカを脅かすような軍事大国になることを恐れた為であり、日本は愚かにもアメリカの挑発に乗ってしまった。日本の最高首脳や戦略家達はアメリカの意図が分からず大局的な事が分からない。現在でもその状況は変わらず、日本の政治家達はアメリカの言いなりになっている事が日本の利益と思い込んでいますが、米中による日本分割支配構想がかつてあった。

蒋介石は共産党との内戦でその構想に乗りませんでしたが、千島樺太はソ連に分捕られて、アメリカは見てみぬふりをしている。ルーズベルトとスターリンとの密約があったから日本はアメリカとロシアに分割支配されている。つまり千島樺太はロシア領日本であり、そこから南はアメリカ領日本であるに過ぎない。朝鮮半島と台湾は中国領日本であり、単なる自治政府が北朝鮮や韓国や台湾と名乗っているにすぎず、日本は米中ロによって三分割支配されている。

日本が真の独立を回復するには、米中露の超大国を崩壊させなければなりませんが、ソ連崩壊の後はアメリカを崩壊させるべきでしょう。中国はほっておいても崩壊するでしょう。その後はどうすればいいかと言えばドイツが中心となってEUが結成されてユーロが出来たように、千島樺太から台湾に至るまでの大戦前の日本の復活だ。しかし朝鮮半島は地政学的に支配維持が難しいだろう。

状況が許せばフィリピンからマレーシアやインドネシアに至る巨大海洋圏の連合体を作るべきであり、日本の海軍力でロシアや中国からの軍事的脅威を封じ込めなければなりません。尖閣諸島の問題はその前哨戦ですが、中国は日本の覚悟を試しに来ている。アメリカが中国と手を組まなければアメリカも本質的に海洋国家ですが、現状では米中G2による支配を構想しているから油断が出来ない。

忘れられた存在としてイギリスがありますが、EUからの離脱の動きで孤立していますが、イギリスやオーストラリアやニュージーランドとも連携すれば海洋国連合を作る事も構想できる。

 

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コメント
 
01. 2013年2月17日 18:56:20 : ZuvBR3nj2c

 日英同盟を再結成しよう、あの頃日本はうまく回っていた。

 かつて、日本との戦争を目論むアメリカは、イギリスに裏工作をして日英同盟を破棄させた。



02. 2013年2月18日 03:36:42 : sUpHQ8Q75g
この記事も>>01のコメントも
近代史の背後には常に油堕屋国際金融財閥が居たことを
知ってか知らず可無視しておる

> 千島樺太から台湾に至るまでの大戦前の日本の復活だ。しかし朝鮮半島は地政学的に支配維持が難しいだろう。

20世紀までならそういう感性で世界地図を眺めても何とかなったかも知らんが
この21世紀で同じように行くかな?
そもそも誰だって他者による支配は受けたくないはずだから
支配しようつう意欲自体に疑問を持つべきだろう
人としてやって良いことといけないことがあるんじゃないのか?

> イギリスやオーストラリアやニュージーランドとも連携すれば海洋国連合を作る事も構想できる。

大英帝国の成れの果ては油堕菌汚染でどうにもならんよ
ロシアみたいに国家の中枢から油堕菌を放逐して消毒済が確認できたら考えりゃ良い

今の日本にとって最も重要な相手はロシア
米油堕菌の邪魔をどうやって避けながらロシアと手を結ぶかだが
まぁ米油堕菌に日本売渡しを表明した安部にゃできない罠
命と引き換え覚悟つうなら話は変わってくるが
周囲をジャパンハンドラの手先に囲まれてるんでやっぱし無理だろう


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