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週刊大衆 2月18日号
また泣いちゃう?
民主党と最大支持団体・連合(日本労働組合総連合会)との関係が微妙になってきた。1月7日、連合の新年交歓会に安倍首相が現われ、こんな挨拶をした。
「6年前の首相のときは出み席しなかったが、今年は巳年。私も一皮剥けて出席させていただいた」
そんな首相に、古賀伸明・連合会長はにこやかに拍手を送っていた。ところが、同会に出席した民主党の海江田万里代表は、挨拶をさせてもらえなかった。
「古賀会長は、首相挨拶の返礼として自民党本部を訪ねています。小池百合子広報本部長がわざわざ1階の玄関に出迎えるほどの対応で、石破幹事長と30分ほど会談しました。古賀氏が"自民党と連合で各レベルの政策協議をしたい"というと、石破氏は"連合の皆様方のいろんなご要望、ご意見を真摯に聞くのは、党として当然"と頷いた。さらに古賀氏は麻生副総理とも会談しています」(事情通)
安倍自民党は、参院選に向けて連合の票が欲しい。連合も野党転落の民主党に頼っていても展望が見えない。そんな双方の思惑が両者の急接近の背景にある。
それにしても長年、民主党を応援してきた連合の様変わりぶりはなぜか。
本誌特捜班の疑問に、連合幹部が小声で答えた。
「古賀会長は、もともと小沢一郎さんと親しかった。政権交代した09年総選挙でも、2人で全国行脚した間柄。小沢さんを追い出したいまの民主党にはウンザリしている。とりわけ労組を毛嫌いしている若手議員が増え、"だったら、応援しても意味がないじゃないか"と考えているんだよ」
民主党内でも、連合色が強くなると労働組合党と見なされて幅広い支持が集まらないという意見もある。
もっとも、連合とて与党・自民党にスリ寄っても、利益が守れる保証はない。
来年度予算の中に雇用や賃上げに関する内訳は見られないし、29日の経団連と連合のトップ会談でも、「現在の経営環境では賃上げは無理」と突っぱねられている。
連合に見放された民主党もつらいが、連合にも次の展望があるわけではない。
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