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まるでマフィアのボス…誰かカン違いの麻生財務相を何とかしてくれ!
http://gendai.net/articles/view/syakai/140987
2013年2月16日 日刊ゲンダイ
G7声明でもトンデモ発言
日米欧に新興国を加えたG20がモスクワで始まった。日本からは麻生財務相らが参加。15日、羽田を飛び立ったが、その映像を見て仰天した国民も多いのではないか。写真のようにソフトを斜めにかぶり、マフィアのボスのようないでたちだったからだ。自分の趣味で格好をつけるだけなら文句はないが、その麻生は何を勘違いしているのか、最近は暴走発言ばかりが目立つ。やっぱり、この男はひん曲がった口を封印し、おとなしくさせないとダメだ。
麻生財務相といえば、G20の直前に開かれたG7の声明について、とんでもない発言をしている。G7はアベノミクスの円安政策について、「為替レートは市場で決まるべきだ」「我々の財政・金融政策は為替レートを目標にしないことを再確認する」「為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与え得ることに合意している」との声明を出した。どう読んでも、日本の円安政策に対する牽制なのはすぐ分かる。
ところが、麻生は記者会見し、「(安倍政権の)デフレ対策の政策が為替相場のために使われていることはないと、正しく認識された」と発言した。つまり、G7各国が「円安を容認した」と解説したわけで、市場はこの発言に反応。円安、株高に振れた。そうしたら、すぐにG7の関係筋が「誤った解釈だ。(声明は)円の過度な動きに懸念を示したものだ」と麻生発言を真っ向否定したのである。その後、円安が円高に振れ、株価も急落したのは周知の通りだ。
<市場には怒りが渦巻いている>
財務大臣が誤った情報を発信したために、市場は右往左往の大混乱になったのである。これだけでも麻生は丸坊主モノだが、懲りていない。マフィアのような格好をして、「勝手に世の中(の株などが)上がっている。日本だけ(円安の)トリックをしているように思われるのはかなわん」なんて息巻いていた。果たして、円安を苦々しく思っている欧米各国首脳がどう思ったか。麻生の発言がいちいち、市場や各国の神経を逆なでしているのである。東海東京証券のチーフアナリスト、斎藤満氏はこう言った。
「黙ってりゃいいのに、無用の混乱を引き起こした麻生発言に市場の怒りは渦巻いています。麻生発言のせいで、かえって、日本の円安政策が注目され、G7筋から否定的な談話を出されたからです。ふつう、財務担当大臣は為替のことには言及しないし、慎重な発言をする。それでなくても、アベノミクスで好調な日本市場にはさまざまな見方がある。謙虚にすべき場面なのに、大臣がエラソーに言ってはダメなのです」
麻生に限らず、安倍政権の重鎮は浜田宏一内閣官房参与が「1ドル=100円」などと口を滑らしていて、本当に口が軽い。
誰かが麻生らを黙らせなければ、ダメである。
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