http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/877.html
Tweet |
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-892.html
2013-02-16 陽光堂主人の読書日記
直径45メートル、重さ推定13万トンの小惑星は、本日未明に無事地球を通過しましたが、前日にロシアのウラル地方で推定直径15メートル、重さ約10トンの隕石が落下し、負傷者は1000人に達しました。この内、200人以上は子供だそうです。
ロシアに落下した隕石は空中で爆発したので閃光を発し、核攻撃と見紛われる出来事でした。一瞬、トチ狂った北朝鮮がロシアに向けて弾道ミサイルを撃ち込んだのかと思いました。実際、ロシアではミサイル攻撃を疑った人も大勢いたようです。
ロシアはよくこういう目に遭うところで、前世紀初頭にも「ツングースカ大爆発」という謎の爆発事件が発生しています。シベリアで約2150平方キロメートルの範囲の樹木がなぎ倒されましたが、原因はよく判っていません。落下した天体が爆発したと見られていますが、隕石などの残骸は発見されていません。ロシアは国土が広いので、落下する確率も高いのです。
今回の隕石落下は予測されていませんでした。目視で確認するしかないらしく、この隕石は太陽の方向からやってきたので見落とされていたようです。通過した小惑星とは侵入方向が違うので、関連はないものと見られています。
隕石の落下による事故は滅多に起きませんが、それでも皆無ではありません。ロシアは、国内10カ所に33基の原発を擁していますが、今回は幸い、被害を免れています。しかし、10トンもの隕石が命中したら、幾ら建物が堅牢でも重大事故に繋がってしまいます。
この点はどこの国でも同じで、我国ももちろん、例外ではありません。政府は原発再稼働に向けシャカリキになっていますが、津波や地震に加えて、ミサイル攻撃や隕石落下にも対応できるよう対策を練る必要があります。
そんなことはできるはずもありませんが、実際に隕石が落下して多数の負傷者を出しているのですから頬かむりできません。今回の事件は天からの警告であり、取り返しの付かない事態に陥る前に原発事業から撤退すべきです。
民主党政権時代から原発輸出に熱心ですが、自国の事故の後始末もできないのに呆れた話です。リトアニアで日立製作所が原発を建設しようとしましたが、国民投票で反対が6割超を占めたため、一頓挫をきたしています。当然と言えましょう。
あちこちに日の丸原発を建設して事故が起きたら責任重大です。その際に対処できるとはとても思えません。金に目が眩むと人間は何をしでかすか分からず、関係者は早急に目を覚ますべきです。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。