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2013/2/15 晴耕雨読
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民主党が衆議院選挙敗北の総括をしている。
この総括のなかで2009年マニフェスト(政権公約)は「実現性を欠いた」と婉曲に小沢一郎のせいにしている。
実現性を欠いたのではなくて、君たちが自公と一緒になって裏切ったのだよ。
消費税増税をやる、と最初からいっていなかっただろ。
政権運営は稚拙で、党運営ではまとまりがなかったと、ここでも婉曲に小沢のせいにした。
まとまりがない政党にしたのは、君たちでしょ。
小沢一郎を排除して、自公と組んだじゃないか。
まだ小沢のせいにしたいのか。
これでは再建はないよ。
小沢一郎の政治資金規正法違反事案は「冤罪だった」が、「党のクリーンなイメージの損失は甚大」とした。
小沢一郎にかけられた攻撃は、既得権益を奪われそうになった支配層による国策捜査であり、政治裁判であった。
それが、この素人集団にはまだわからないのである。
既得権益支配層の攻撃から、他の政党なら、一丸となって党代表の小沢を守るべきところを、民主党は、小沢の個人的な問題として切り離してしまった。
もともと政権交代など、するべき集団ではなかったのだ。
信義も恩義も知らない。
ただ、無責任で恥知らずな連中である。
民主党は「自民党野田派」の蔑称が物語るように、第2自民党化し、しかも09年選挙で消費税増税はやらないと公約して政権をとったにも関わらず、それを反故にして、自・公と結びつき、消費税増税を可決成立させてしまった。
これが衆議院選挙惨敗の原因である。
民主党。
身に染みついてしまった嘘吐きの習性。
なぜ、衆議院選挙では負けたか。
そうだ、小沢のせいにしよう。
「小沢のせいで、党のクリーンなイメージの損失は甚大」。
クリーンなんて最初からなかった。
ただ真っ黒な菅・野田オッペケペーがいただけだった。
政党や政治家にとって、もっとも大切なのは言葉である。
その言葉への信頼を失った政党・政治家に未来などある筈がない。
民主党は、今後は分裂して、昔の社会党と同じように、まだ民主党と利害で結びついている党員・サポーターを中心に2、30人の小政党に転落してゆくだろう。
自業自得だ。
自民党の伊吹文明衆院議長が、9日に、自民党岐阜県連が開いた政治塾で講演して、「民主党は2つ、3つに分かれるのではないか。
一部は自民党と一緒になり、新しい政党をつくり直すのは十分考えられる」と述べている。
アウトラインはそういうことになる。
民主党の転落先は以下の4つのパターンである。
1 自民党。
2 日本維新の会。
3 民主党に留まる。
4 落選組を中心とした政治家廃業。
野田、前原グループは、松下政経塾のつながりで日本維新の会に行くだろう。
海江田、輿石ら執行部は、民主党に留まる。
落選組の大半は政治家を廃業する。
現在、対米隷属の自・公政権が出来ている。
これに対する、もう一つの対米隷属政権を作るのが、米国を盟主とする既得権益支配層の戦略である。
つまり民主党、日本維新の会、みんなの党による、第2自民党の創出である。
換言すれば対米自立の道の完全な封鎖である。
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