http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/807.html
Tweet |
衆院予算委員会で首都圏の管制区の模型を示しながら質問に立つ日本維新の会の石原慎太郎共同代表(左)。右は安倍晋三首相=12日午後、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影):産経新聞
自慢話とクダマキは家でおやりよ石原老人
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8057.html
2013/2/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
18年ぶり国会再デビュー
◆キレも深みもなし
「独演会にならなければいいが」――同僚議員の懸念が当たった。日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)がきのう(12日)、衆院予算委員会に登場。
「浦島太郎のように18年ぶりに戻ってきた暴走老人です」と切り出すと、質問もそこそこに都知事時代のグチや負け惜しみを連発。1時間40分もの持ち時間をムダに使って長ったらしい講釈を続けた。
安倍首相に憲法改正や防衛問題で自らの主張をぶつけたが、「天皇は日本国の象徴だが、『象徴』の具体的な意味は?」「尖閣問題で国民は冷静な対応を政府に求めているが、『冷静』ってどういうことですか?」と、やたら抽象的な“難問”ばかり。これには安倍も苦笑いだった。
「横田基地の軍民共有化をめぐり、立体模型を勝手に答弁者の演台に置いたのには参りました。NHK中継が入っていたのに、質問席のマイクを通さず説明を始めたうえ、せっかくの模型も石原さんの背中に隠れてカメラに映らない。その点をやじられると、カメラに向かって“おまえが近づいてこい”のジェスチャー。困った人です」(維新関係者)
結局、持ち時間の大半を「尖閣は東京が買い取っていたらよかった」「横田返還は外務省に邪魔された」などと都知事時代のボヤキ節に費やし、残りは白洲次郎、村松剛、開高健、エジプトのナセル大統領、インドネシアのスカルノ大統領、ホーキング博士と「わが人生の時の時」の華麗なる交遊録を披露しただけ。ほとんど質問になっていなかったし、質問する気もないのだろう。野党党首でありながら、最後まで安倍政権を追及する場面はゼロ。1時間40分の質疑時間のほとんどを慎太郎がひとりでしゃべり、安倍首相の答弁は5分足らずだった。
質疑後も記者団に「質問を通じて国民に問題を認識してもらえればいい」「何か文句あるか!」「もう少し歴史勉強しろよ、君ら」とエラソーだったが、自慢話やクダを巻きたければ、自分の家で息子相手にすればいい。維新だって暴走老人を質疑に立たせるだけ、貴重な持ち時間のムダである。
◇
石原氏vs安倍首相の論戦要旨
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130212/stt13021223570005-n1.htm
2013.2.12 23:55 産経新聞
日本維新の会の石原慎太郎共同代表と安倍晋三首相の主なやりとりは以下の通り。
石原氏「現行憲法は第二次大戦の勝者が敗戦国を統治するための即製の基本法だ。現行憲法を廃棄する考えはどうか」
首相「現行憲法のもとは占領期に1週間ちょっとでつくられたと認識している」
石原氏「憲法にある天皇は『象徴』の具体的意味は」
首相「象徴とは、日本国において、権力を持つ存在ではなく、日本の長き歴史と伝統、文化による象徴だと理解している」
石原氏「大まかには正しい。今年、靖国神社に参拝するか」
首相「いたずらに外交的、政治的問題にしようと思わないので、参拝するしないは申し上げない」
石原氏「私は行かなくてよいと思う。ならば、神道の祭主である天皇陛下に参拝していただくよう、奏上してほしい」
首相「天皇陛下の親拝について私がうんぬんする立場ではない」
石原氏「尖閣諸島を日本が『実効支配』している具体的な実態は」
首相「尖閣周辺の領海も接続水域もわが国の海上保安庁が管理している」
石原氏「毅(き)然(ぜん)とした態度をとるべきだ。刀を抜くのはばかだが、鯉(こい)口(ぐち)をパチンと切ることだ」
首相「領土領海を守る決意を示すことだ。日本の実効支配を揺るがせられると思わせてはならない」
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。