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2013/2/12 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
安倍政権は思うツボ
◆軍部は予算が増えて万々歳
中国は9日から15日まで旧正月「春節」の大型連休に入ったにもかかわらず、日本への“挑発行動”が止まらない。
10日の新華社電は、海洋監視船4隻が尖閣諸島周辺の海域を航行していると発表。春節期間中も「海洋権益の第一線をしっかり守っている」とわざわざ伝えていた。
「中国国内世論に向けて、対日強硬姿勢が緩んでいないことをアピールしておく必要があるのでしょう」(外交ジャーナリスト)
中国海軍の艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射事件は、中国政府が「日本政府による捏造」だとありえない全面否定をしたことで、日本側は引くに引けなくなった。小野寺五典防衛相は、「証拠はある。開示も検討する」とヒートアップ。安倍首相も「中国は(事実関係を)認め、謝罪して、再発防止に努めてほしい」と謝罪を要求した。
中国側は表向き、これを無視して静観。レーダー照射を「捏造」としつつも、事実関係をうやむやにして幕引きを図ろうとしているという日本の報道もある。だが、中国事情に詳しい外交関係者は、「中国の国内事情を考えたら、日本への挑発はエスカレートすることはあっても、収まることはない」とこう解説する。
「今回のレーダー照射に関しては、中国の『軍部VS.外交部』という内部闘争も背景にあるのです。当初、外交部は照射について『知らない』と主張していましたが、裏には、春節の休日を取りたい外交部が軍部に対して『休み前に余計なことをしてくれた』という怒りが込められていた。一方で軍部は外交部をバカにし、軽視している。そのうえ日中関係が緊張すればするほど軍事予算が増えるので、挑発行動をやめることはありません」
つまり安倍政権が反応して騒げば騒ぐほど、中国軍の思うツボというわけだ。習近平体制は来月の全人代で正式に発足するが、習氏を支えるのは軍部だというし、新政権の地盤固めに“反日カード”が使われていることを、安倍は冷静に見極める必要がある。
◇
[レーダー照射]米国務省「実際に起きた」
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2013/2/12 日刊ゲンダイ
中国を批判
レーダー照射を「日本のデッチ上げ」と主張する中国に対し、米国がガツンと一撃を放った。
国務省のヌーランド報道官は11日(米東部時間)の記者会見で「われわれは(レーダー照射が)実際に起きたものだと確信している」と話し、日本の立場を支持する姿勢を強調した。
その上で「この問題での(米政府の)懸念は極めて明確で、中国側に対して憂慮を伝えた」ことも明らかにした。
米政府は、中国が尖閣諸島の日本の領空を侵犯するなど対応をエスカレートさせたことで偶発的な衝突も起きかねないと判断。クリントン前国務長官は退任前の先月「尖閣諸島は日本の施政下にあり、日本の施政権を害しようとするいかなる一方的行為にも反対する」などと中国側を牽制する発言をした。米国は、その直後、レーダー照射が行われたことを重視し、中国に対して強硬姿勢を改めるよう求めている。
ヌーランド報道官は、後任のケリー長官も同じ姿勢を引き継いでいるとの考えも示した。
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