http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/736.html
Tweet |
http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/63792433.html
★孫崎享氏の視点ー(2013/02/11)★ :本音言いまっせー!
今日本は歴史的に厳しい時代に入っている。
一気に日本が階級格差を拡大する社会、
米国に一段と従属する社会に突入しそうである。
今、日本にはいくつかの政治課題がある。
@原発の再稼働
ATPP
B増税
C集団的自衛権、これによる自衛隊の米国従属化の一段との進化
D中国との対立の恒久化
こうした中で、安倍首相を中心とする自民党の目指すものは明確である。
日本が独立して以来、最も右寄り、格差社会を志向する政権が出来よう
としている。
国民はこれを志向してはいない。
しかし、いま国民の投票の行き場はない。
リベラル政党は完全に政権をつりうる可能性を消滅させた。
日本は民主主義を標榜しながら、国民の望む政策を実現してくれる
可能性をなくしつつある。
この中、リベラルは結集できるのであろうか。
悲観的見通しの一つが前回の東京都知事選挙である。
私は立派な候補者が出たと思った。宇都宮氏である。
宇都宮氏は日弁連の元会長である。知的水準には申し分ない。
長く多重債務の問題に取り組んできた。この中、暴力団と対峙する
こともあった。
猪瀬氏4,338,936票、65.27%
宇都宮氏968,960票、14.58%であった。
宇都宮氏の票がリベラルの総数ではない。
しかし、現在リベラルの候補が出たとして、多分この程度の票程度しか
期待できない。
来る参議院議員選挙は歴史を変える選挙になるかもしれない、
自民+公明+維新+民主党の一部で憲法改定にまですすむかもしれない。
しかし、今リベラルが勢力を結集する可能性は見えない。
今回の総選挙で苦杯をなめた有力議員が次のように回顧した。
「向こうは金など利益がからんでいる。利益をてにいれるために、
少々のことは目をつぶる。結果として団結する。
他方リベラルは、我が我がと主張して、小さいことでも譲れない。
結集することができない」 今リベラルが勢力を結集する可能性は
見えない。
日本はどうなるのだろう。本当に心配だ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。