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2013/2/11(月) 午前 3:45 先住民族末裔の反乱
的外れで検証不十分過ぎる岩上氏の不正選挙検証結果(前編) (先住民族末裔の反乱)
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/729.html
(続き)
> 8.株式会社ムサシにまつわる疑惑
→ムサシについて詳細に調査したブログ「みんな楽しくHappyがいい♪」を取り上げ、次の4つを疑惑として列挙している。
〉(1)「投票箱や投票用紙、投票用紙読取分類機をほぼ独占で扱い、選挙スタッフの派遣や、機器・事務用品の配送・撤収・保管まで行っており、政治的中立性の面でそもそもおかしい」
→機器の受注に関しては、ムサシの広報担当者によると「総務省から受注するのではなく、各自治体から直接注文を受け、公開の競争入札も行っている」という。この点について、総務省選挙課の担当者にも問い合わせたところ、「各自治体が選挙のときに使用するものについては、総務省としては把握しておらず、業者の紹介・斡旋も行っていない」との回答が返ってきた。つまり、選挙の際に、どこの会社の何を使うかは、それぞれの自治体の判断に委ねられているという。
⇒だから何なの?そんなこと日刊ゲンダイの記事に掲載されており今や周知の事実である。
> (2)「独占的に扱っているムサシが投票用紙読取分類機に不正な操作を加えている可能性がある」
→先述の疑惑の千葉4区、宮城2区は小選挙区・比例区とも手作業、東京都の千代田区や大田区、北区などは、小選挙区、比例区、国民審査のすべてで分類機を使用、杉並区や八王子市などは、比例区と国民審査で分類機を使用し、小選挙区は手で分けている。これらの点をふまえると、「投票用紙分類機自体に不正な操作を加えている可能性」は、現段階では低いと考えられる。
⇒疑惑選挙区はムサシを使用していないから不正操作の可能性は低い?まるでネトウヨ並みの思考回路である。これはムサシに票改竄疑惑の内容を把握しておらず、開票場でのチェック機能が皆無である事実認識が欠如していることから起こる無理な結論付けと解せざるをえない。仮に読み取り分類機に不正がないというならば、せめて開票作業直前のテスト運行を各立会人の目の前で行われ、インプット前の文字が改竄されることなく正確に集積されることおを確認する必要があるはずだ。また集計過程の検証を含め、現開票作業統制上の課題を認識せずに“精査”などとは片腹痛い。
> (3)「自民党に献金を行っており、自民党に対して何らかの取り計らいがあったのではないか」
→「特定の意図はない」としても、これは大問題である。選挙システムに携わっている企業なのであるから、当然「政治的中立」を厳守するべき立場にある。「李下に冠を正さず」とのたとえもある。その点から言って、「自民党との癒着」が疑われるような政治献金はすべきではなかっただろう。
> (4)「イカサマ選挙の疑惑がある、菅直人氏が小沢一郎氏に勝利した2010年9月14日の民主党代表選に、ムサシが関わっていたのではないか」
→市場をほぼ独占している状態にあり、自民党に献金を行ったという過去があるというのは、政治的中立性に照らして明らかに不健全であり、国は早急に日本の選挙システム全体の見直しをはかるべきではないかと思われる。安倍政権は、ネット選挙解禁に向けて熱心である。であればなおのこと、現状の検証と、万が一、ミスや不正が起きたとの疑いが生じた場合、すみやかに票を再確認し、疑いを晴らすことのできる制度を構築するべきである。
⇒総論は正しいが、今後の票確認等制度構築は当然のこととして、今回の不正への関わりと失われた参政権について何ら言及されていない。不正選挙疑惑の追及こそが次期選挙に向けての緊急課題である。
以上、岩上氏とそのスタッフによる不正精査を批判したが、彼は私が期待するような気骨あるジャーナリズム精神を持った人間ではなく、権力側及び読者と一定の距離を保ちながら、自らの保身を図る人物なのかもしれない。その一方で読者の関心には人一倍鼻が利くセンスと行動力も見受けられる。今後、上記で検討するといった項目の事後報告に期待するとともに、集団訴訟への上手い役回りを期待したい。
ところで今回福岡1区から、反原発を訴え、無所属で出馬された犬丸さんから、実際の立会人作業の実態を垣間見る報告を頂いたので、ここで紹介する。
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( )は私の独断による補足
・機械(ムサシの読み取り分類機)からは遠く離れたところに座らせられているので何も見えず。やがて目の前に票がきて(犬丸さんの立会人は)目を通したとの事。識別だけなら人の目で十分では?
・(犬丸さんの)立会人は自分の所の票だけしか見なかった。と言ってました。初めてなので疑問がなかったとも言ってました。福岡一区は自民、民主、共産、みんな、無所属の私で計5人。自民は票を触りもせず。みんなは欠席。民主はパラリと見ただけ。良く見たのは共産と無所属の私とのこと。
>
以上から、選管が豪語する「公正選挙」の統制機能の根幹の一つであるはずの立会人チェックが、この程度の脆弱なものであることが窺い知ることができる。繰り返しになるが、分類機にインプットされる票のチェックは全くなされず、立会人を分類作業現場から敢えて遠ざけ、アウトプットされた票の数をざっと確認するだけなのである。私には“公正”を偽装するためのアリバイ承認として立会人が利用されているように思えてならない。
また今後新たに得られた情報を本ブログでも随時取り上げていきたい。
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