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2013-02-11 07:17:50 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1512(130211)をお届けします。
・安倍首相はオバマ大統領に「TPPに参加します」と明言するようです
安倍首相は月末のオバマ大統領との会談で、「TPP(環太平洋経済連携協定)に参加します」と明言するハラを固めたようです。それは、TPPに関する最近の発言で、必ず繰り返す言葉から見て取れます。首相は必ず「例外なき関税撤廃なら、参加しません」と、なめらかな口調で繰り返しています。すっきりした表情になりました。これが、クセモノです。
TPP反対勢力は、「『例外なき関税撤廃』が阻止できれば、つまりコメなどの関税が認められるなら、『参加』を認めざるを得ないか」といった空気です。そこにつけこんだ集中洗脳です。TPPに異を唱える反対派の根拠を、あたかも「コメ」だけであるかのようにわい小化する作戦がとうとうと進められています。
TPPの本当の問題は、公的医療保険制度の撤廃、食品の安全性基準の根本的な改変、各種共済組合制度など中小零細企業のセーフティーネットの破壊、にあります。それを隠し通して、「TPP参加」を表明する作戦です。
TPP参加によって、日本はアメリカが進めるグローバリズムの中に取り込まれます。アメリカ型の政策を全面的に受け入れた小泉・竹中路線で日本は一気に格差社会に変貌させられました。今度はそれをさらに進めて、日本もアメリカ型の「1%vs99%」の社会に変えられるのです。この政策がお気に入りなのは、もちろん1%に入る人々です。富める人はますます豊かに、貧しい者はさらに貧しくなる社会です。これが、「努力する人が報われる社会」の実相です。
残念ながら、「TPPに反対を主張する人々」は、安倍首相の作戦に有効に太刀打ちできる術を持ち合わせていません。安倍首相に振付しているのは、アメリカと意を通じている経産省や財務省の高級官僚です。もちろん、経団連など大企業も強力にハッパをかけています。
帰国後の国会論戦では、「TPP参加はアメリカとの国際公約。これを反故にすれば、日米同盟が深刻な危機を招く」という”殺し文句”もよういしているようです。自民党内にもTPP反対論が根強くあります。しかし、首相にしてみれば、歯牙にかけるほどのものではありません。
安倍政権は「歴史に残る政権」になるでしょう。日本の伝統的な国の姿を激変させ、アメリカの準州にしてしまった政権として歴史に名をとどめるのだとみます。少し先走りしすぎでしょうか。
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