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2013年02月10日 「日本人」の研究!
奈良二区から、未来の党で出馬された中村哲治前参議院議員。
この人は、ホントすごい。
メチャメチャ頭がよく、能力の優れた人だ。
惚れ惚れする!
昨日の2月9日に出された彼のブログ
「高所得者への減税が経済成長に繋がらなくなった理由」
http://d.hatena.ne.jp/NakamuraTetsuji/20130209
ここに、明確に分かりやすく、今の経済の問題点と
その対策方法が書かれている。
ここまで、しっかりと問題を把握している人は
それほどいないし、発信力もある。
ほんと、こういう人に力を発揮する場所を与えたいものだ。
簡単に彼の主張をまとめると
今の不況下では、金持ちにお金を集中しても、
新しいイノベーションを起こすような分野には
投資しない。
こんなデフレ不況な状況では、モノが有り余り、
お金の方が価値があるので、みんなお金を持ちたがる。
それに、先進国すべて、モノが供給過剰な状態だ。
モノを供給しても、需要にはけっして繋がらない。
さらに「規制緩和」を今の状態でやっても、
結局は規制を緩和して、モノが増える状況を作ることになり、
デフレをさらに増幅する。
デフレを脱却する順番としては、
「投資」よりも「消費」を増やすこと。
今一番消費を増やす政策とは、
「中低所得者に対して、消費を働きかけること」。
サラリーマンが今一番困っているのは、
「住宅費」と「教育費」。
周りの子供を持つ家庭を見てください。
みんなもう家計は火の車。
この人たちに使えるお金(可処分所得)が増えれば、
そのお金を貯金に回すでしょうか?
明らかに「消費」をするでしょうね〜。
その効果的な政策として、
子供手当てと高校の無償化。
中村さんは大学無償化にも言及しています。
安倍政権の金融緩和と財政出動はいいのですが、
果たしてお金を実際に使う層(中低所得者)まで
お金がまわっていくのか????
というところが大変重要。
中低所得者にまでお金が回らなければ、
結局は回りまわってハゲタカさん達にお金がまわり、
世界一安定したお金である「円」までもが
マネーゲームに使われてしまう。
安倍政権は、「円高、株高に潤ったのだから
企業は社員の給料を上げるように、、、」
と、頼んでいるようですが、
もしそうなったことで、本当に消費に使うと
思われるでしょうか???
「その給料アップって、ず〜と続くの???」
「いったいどれだけの人が、その給料アップに
授かることができるの???」
という質問が、どこかからか飛んで来そうな気がします。
給料アップも大企業だけ。
今の中小企業がアップできるわけがない。
年末に麻生財務大臣がテレビにでていて
金融緩和と財政出動により、それにより企業が
設備投資し、デフレ脱却と景気回復を図る」
と、、、。
「さらに「景気」、「病気」、「元気」は
みんな「気」の問題。
みんなが「気」の持ち方が変われば、
景気はよくなる」
と、確かこんなようなことをいっていた。
では一般の人の立場に立って考えてみよう
「もし給料アップしても、ず〜と続くの〜?」
「うちの会社、ず〜と倒産せずにやっていけるのかな〜?」
「結婚して、子供を生んでも大丈夫なの〜?」
「僕らの世代は、年金もらえるのかな〜?」
などなど、、。
今のような経済構造では、
弱者をドンドン増やすだけ。
そして、それがさらに景気を悪化させることになる。
それよりも、弱者にしっかりしたセフティーネットを
引くことこそ、消費を活発にさせ、
一番の景気回復に繋がる効果的な手段。
上からの景気回復では、絶対にお金は下りてこない。
それよりも直接使う人にお金を手渡す。
それにより、世の中に「モノ」と「お金」が回る。
今の景気回復には「安心」が必要。
だいぶ、私の意見が入り込んでしまったが、
是非皆さん、中村さんのブログを見てください。
彼はすごい!!!
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