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尖閣を守れ!中国撃退の秘策…相手の「戦いのバイブル」逆手に (ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/680.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 2 月 10 日 00:57:26: EaaOcpw/cGfrA
 

尖閣有事に備えて合同訓練する陸上自衛隊と米陸軍。中国撃退のため、その手の内を知ることが肝要だ


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130209/frn1302091435003-n1.htm
2013.02.09 ZAKZAK

 沖縄県尖閣諸島を狙う中国の横暴は、とどまるところを知らない。領海・領空侵犯どころか、海上自衛隊の艦船に射撃管制用レーダーを照射、戦闘寸前まで踏み込んだ。日本が猛烈に抗議すると「照射は日本の捏造」などとしらを切る。自らの目的を達するために手段を選ばない隣国。その手の内がわかる兵法書が存在するという。現地で中国人と渡り合うこと200回以上。日本人商社マンが説く中国撃退法とは−。

 中国が尖閣での挑発行為をエスカレートさせている。先月には、海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦とヘリに射撃管制用レーダーを照射。空軍の戦闘機による日本領空の接近飛行も急増し、空自の戦闘機と接近戦が繰り広げられていることも明らかになった。

 彼らにとって軍事衝突はしめたもので、日本を交渉のテーブルに引っ張り出し、事態収拾の条件として尖閣の領有権を認めさせる腹づもりだ。

 中国情勢に詳しいジャーナリストの宮崎正弘氏は「何度でも挑発を繰り返し、隙を見て相手の領土を占有。思惑通りに譲歩を引き出すのは中国の常套手段です。ベトナムから1974年1月に西沙諸島、88年3月に南沙諸島の一部を強奪したときも同様の手法を取った」と指摘する。

 横暴以外の何物でもないが、彼らにその認識はない。だまされた方が悪く、ほしいものは取る。これが理性を上回り、戦いとなれば手段を選ばない。

 「実は、彼らには相手を屈服させるマニュアルがあり、それを踏まえて動いている」と話すのは、レアメタル専門商社「アドバンスト・マテリアル・ジャパン」(AMJ)の社長、中村繁夫氏(65)だ。

 マニュアルとは、中国古来の兵法書『兵法三十六計』のことで、「有利な立場、不利な立場、同盟を結ぶときなど大きく6つのパターンに分け、それに応じてさらに6つ、計36通りの戦術を戦況に応じて使い分けることを説いている。勝つためのあらゆる手段を網羅し、中国人にとっては戦いのバイブルのような書です」と解説する。

 中村氏は静岡大学農学部大学院を修了後、中堅商社「蝶理」に入社。レアメタル関連部門で輸入業務を担当したが50代半ばでリストラ勧告され、それを契機にAMJを設立した。売上高712億円(2012年3月期)まで成長させた異色のトップとして知られる。

 過去、商談で世界有数のレアメタル産出国である中国に何度も渡航するが、連戦連敗。結果、たどり着いたのが『兵法三十六計』で、交渉を優位に進めるため、逆手に取ることを覚えたという。

 その中村氏の目に尖閣問題はどう映っているのか。領海侵犯などの行為は、同書にある「瞞天過海(まんてんかかい)という戦術に当たる」と話す。

 「戦いの主導権を握っている状況で使う『勝戦計』のなかのひとつです。同じ行動を繰り返し、相手の油断を誘い、隙ができたと見るや一気に攻撃する戦術。現に本来なかったはずの尖閣での領土問題が、すでに存在していたかのような空気をまんまと作り出した」

 中国政府は鳩山由紀夫元首相(65)を引っ張り出し、北京での高官との会談で「尖閣は係争地」との発言を引き出すことに成功した。尖閣は係争地ではなく日本の国土。帰国後、大問題に発展するが、鳩山氏は現地でさらなる謀略にもはめられた。

 「敵を本拠地から誘い出し、自分たちに有利な場所で戦う『調虎離山(ちょうこりざん)』という戦術に鳩山氏ははまった。中国は、南京大虐殺記念館に連れ出し、プレッシャーをかけて衆人環視の中で(鳩山氏に)謝罪させました」(中村氏)

 策謀を重ねて攻勢を強め、レーダー照射までやってのける。やられっぱなしの日本だが、勝機はあるのか。

 中村氏は「日中間の対立が深刻化している現在は、戦況が混乱している状況を示す『混戦計』にあたる。これを打破するには『遠交近攻(えんこうきんこう)』が有効でしょう。『遠きと交わり近きを攻める』。つまり遠い国と同盟を結んで隣接する国を攻めるのです。安倍(晋三)首相が提唱した米国ハワイ、オーストラリア、インドといった民主主義国家・地域が連携して、中国を囲い込む『セキュリティー・ダイヤモンド構想』。これがその戦略に当てはまる」とみる。

 中国に形勢不利と実感させられればしめたもの。『兵法三十六計』に記される劣勢で取る戦術「走為上(そういじょう)」(逃げるが勝ち)となり、おのずと去っていく。

 横暴国家の野望をはねのけるには、手の内を知るのが先決。日本はひるんではいけない。

 【兵法三十六計】中国で5世紀頃まで語り継がれた戦術、計略を6段階計36通りに分けてまとめたもの。作者不詳で編纂は17世紀頃とされる。宋代の将軍が言ったという有名な故事「三十六計逃げるに如かず」に引用されたとの説もある。色仕掛けで敵の力をそぐハニートラップ「美人計(びじんけい)」。偽の情報を流して仲間を割いたり、スパイに偽の情報をつかませて攪乱したりする「反間計(はんかんけい)」。「苦肉の策」の語源となった自身を傷つけて敵をだます「苦肉計(くにくけい)」などがある。

 

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コメント
 
01. 2013年2月10日 07:11:33 : ZlTNOvzzfM
遠交近攻の本来の意味は、遠い国を攻めて領土を奪っても、その後の占領支配が難しいので、まずは遠くの国と結んで、近隣国を攻め落とす方が得策・・・ということのようよ。

02. 2013年2月10日 07:51:01 : Y5Y1H2BuRE
戦って勝つのは、最低の下策で、戦わずして勝つのが最上の策とも書いてあった気がするが。それを、日本がやるべきだ。例えば、中国国内に革命を起こさせるとかね。内側から崩壊させてやるわけよ。中国政府を、中国国内で孤立させる事だね。攻め易きを攻めろ、だから、日本は与し易いと見られてるのかな?。

03. 2013年2月10日 08:30:18 : Leq45E6jPg
>>02
戦前の日本は、蒋介石をかくまう政治ゴロに資金援助する富豪がいたり、なかなかの
ものだったね。

現代は、やはりアメリカ様のご機嫌を伺うのが第一義になってしまって、「国益」が
見えない人しか上に立てない構造だからねえ。

戦後70年近く経つのに、世界で2位3位を争う経済大国が、どうして未だにアメリカ留学
しないと国内の重要ポストに就けないのか、これを植民地根性と言わずして・・・・


04. 2013年2月10日 08:51:44 : HfaJZadT7g
領土、領土、領土、そればかりが主権と考えるアホーが多すぎる。

福島原発事故で多くの人が住んでいた地域は実質領土を失ったようなものだ。
それでも原発再稼働しようとする政権党。電力会社に宣伝するマスコミ。

TPPなど国内の法律も経済の基本政策も国内で決められない。これは実質領土を失ったのと変わらない。今なお欧米の支配下にあるアフリカの諸国。利益はそこに住む人には全く還元されない。中南米の多くの資源利権を握る欧米資本。そういう国の本当の支配者は誰か。

一度よく考えてみることだ。


05. OVNI43free 2013年2月10日 20:18:31 : IhyfVrYJsi8bA : Q7yF03GWXg
 下々がこんなに仲良く戦争ごっこに励んでいるのに、上の方では「中国の方が本当は大切」では浮かばれない。アメリカは本当は中国と戦う気なんかないのに、雰囲気だけ演出して日本の軍事予算を少しでも多く頂戴しようというわけだ。

06. 2013年2月11日 02:33:16 : inPbZNmeXg

>勝つためのあらゆる手段を網羅し、中国人にとっては戦いのバイブルのような書です」と解説する。

策士策におぼれるという。
策を弄するものは、一時利を得たようにみえて、結局はその策によって身を滅ぼしてゆく。策とは、つまるところ狡智に過ぎない。狡さという悪臭が漂うところに本当の繁栄は訪れない。


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