http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/662.html
Tweet |
レーダー照射を「日本の捏造」と言い切った華春瑩副報道局長(共同)
「レーダー照射」中国“嘘つき”のウラ 秦の始皇帝からの“伝統”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130209/plt1302091439001-n1.htm
2013.02.09 ZAKZAK
安倍晋三首相が、中国に謝罪要求を突き付けた。中国海軍艦艇による、海上自衛隊の護衛艦への射撃管制用レーダーの照射について、中国国防省や外務省が「事実に合致しない」「日本の捏造」と吹聴し始めたことに、一歩も引かない姿勢を示したのだ。黒を白と言い張る“嘘つき国家”に隠された背景には何があるのか。
「中国はそういうことがあったら認めて、謝罪し、再発防止に努めてほしい」
安倍首相は8日夜、BSフジ「プライムニュース」に生出演して、こう語った。言葉こそ穏やかだが、中国の非常識な態度に、怒りを通り越して、あきれ果てたような表情だった。
確かに、中国の国家ぐるみの詐欺師ぶりにはあぜんとするしかない。
ひとつ間違えば武力衝突もあり得たレーダー照射について、中国国防省は7日夕、在北京日本大使館の駐在武官に対し、「警戒・監視用のレーダーは使用しているが、射撃管制用レーダーは使用していない」「日本が対外公表した内容は事実に合致しない」と伝達。さらに、中国外務省の華春瑩副報道局長は8日の記者会見で「日本の捏造」と全面否定したのだ。
日本としては、中国に「ぬれぎぬだ」と言いがかりをつけられないよう、防衛省で慎重かつ詳細なデータを分析・検証し、事実関係を固めたうえで、小野寺五典防衛相が5日、公表しているのにである。
盗人たけだけしいどころか、中国国防省は8日、公式サイトに「近年、日本の艦艇、航空機が中国側の艦艇を長時間、近距離で追跡監視していることが安全問題の根源だ」「中国側に事実を確認せずに一方的にメディアに虚偽の状況を発表した」と、日本側を批判する見解まで掲載した。
これを受け、外務省の河相周夫事務次官は同日、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、「中国側の説明責任を果たしてほしい」と抗議。その後、安倍首相が冒頭のように呼びかけた。
それにしても、中国はどうして、嘘を突き通すのか。
中国事情に詳しいジャーナリストの宮崎正弘氏は「中国は、国家も個人も、自分に不都合なことは絶対に認めない。自分がやっても他人のせいにする。完全な体質だ」といい、こう解説する。
「(紀元前221年に中国統一を成し遂げた)秦の始皇帝が『儒家弾圧』をしてから、こういう思想体系ができた。習近平総書記や中国共産党は、自分たちの不都合を絶対に認めず、権力者への批判も許さない。中国では『天安門事件はない』とされ、『南京大虐殺はあった』とされている。国際社会で嘘つきとみられるより、国内治安が最優先される。もし、習総書記が日本に謝罪したら、権力の座から引きずり下ろされるだろう」
日本政府内には「中国の嘘を暴くため、国際社会にレーダー照射のデータを一定程度公表する必要がある」との声があるが、宮崎氏は「証拠を突き付けられても、中国は非を認めないだろう。国際社会は『日本が正しい』と分かっている。ほうっておくのも手だ」と語っている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK143掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。