http://www.asyura2.com/13/senkyo143/msg/654.html
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「やっぱり現実問題として、今経費をどこで節減していくかと言えば、もう答えなんぞ多く(の方)が知っておられるわけで。高額医療というものをかけてその後、残存生命期間が何カ月だと、それに掛ける金が月一千何百万(円)だ、1500万(円)だっていうような現実を厚生(労働)省が一番よく知っているはずですよ。
チューブの人間だって、私は遺書を書いて「そういうことはしてもらう必要はない、さっさと死ぬんだから」と渡してあるが、そういうことができないと、あれ死にませんもんね、なかなか。」(麻生太郎)
昔は、医療も発達していなくて、風邪やちょっとした病気で、ポックリ苦しまずに死んだんだよね。
現代日本人は「生きる」ことに限りなく執着しているが、医療の発達は本当に「幸福」なのか?
下の記事を読んでも「麻生太郎の延命治療拒否宣言は間違っていた」と言えるだろうか?
そして自分は延命治療を受けると言えるだろうか?
高額医療制度のお陰で負担上限は月8万円(このため医療費膨れ上がる)だが、それでも家族にとっては世話は大変だろう。
それに大阪・奈良では生活保護の医療費が青天井なのをいいことに、NPO、ヤクザや政党系・宗教系病院が、高額医療制度を大切なシノギにしているようで、「命を守れ」を名目に反対する面々もいるようだ。
「命を守れ」・・・
そんなに単純な問題じゃないと思う。
☆時間がくるとポタポタ入れる
「特養ホームで、何の反応もなく寝たきりで、朝昼晩時間がくると「胃ろう」で栄養剤をポタポタ入れて、ずっと生き続けている人たちを目に本当にびっくりしたんです。人間こうまでして生きていかなければならないのか、と。」
「胃ろうは局部麻酔で10分くらいで終る簡単な手術なのですが、診療報酬は約1万点もあり、病院の請求額は約10万円です。それに対し自己負担はわずか1万円。だからこんなに数が増えるんです。簡単に儲かるわけですから。終末期医療は、数日で数百万円も稼げることもある、医師にとってはドル箱なのだ。」
「ある患者の夫が言った。
『女房が物事を認識できているのであれば、胃ろうでも何でもつけて一日でも長く生きていてほしいが、 亭主の私のことはもちろんのこと、自分が誰かもわからない女房を、 胃ろうをつけてまで生かすことは、世話になった女房に恩を仇で返すようなものだ。俺にはできない。』
そう言って胃ろうをつけずに特養ホームへ帰りたいと訴えた。
(石飛幸三医師)http://www.geocities.jp/shimilw/minji.html
・・・・
「看取り」という死に方/石飛幸三
http://www.youtube.com/watch?v=UPoULjrjzMA
☆死なせてもらえない医療
・・・終末期の経管栄養(胃ろう、経鼻栄養)に疑問を持ちながら働いているという長野県の看護師の方は、実父が口から食べられなくなった時、「点滴のみで静かに逝かせてあげたい」と医師に申し出たところ、「今の日本の状況では、経管栄養は必要な医療行為であり、やらない訳にはいかない」と言われた・・・・
自分だったらと考える
[わん太]2012年5月23日
私の仕事は看護師です。現場の病棟では3割が気管切開され気管の管が挿入されています。これだけでも辛いことですが、全体の9割は持続の点滴注射か、胃瘻からの栄養注入でライフラインが繋がれています。ほとんどの人は意志疎通がなく体も動かず植物の様な状態です。
痛みには反応し吸引したりケアに苦痛を示すことはあります。こういう体で毎日が過ぎ、何年が過ぎていきますが、もし自分だったら拷問に等しいことだと考えてしまいます。医療の選択をほとんどのケースで家族が託されていますが、延命の手段を選ばない=餓死させる=殺してしまう。
という感情がどこかにあるのでしょうか?
選択を託された身内の方もどちらを選択してもお辛いとは思います。もちろん話せなくても眠っている状態でも、いてほしいと心底望む家族もいます。しかしそこで本人はどう望んでいたのかは知る手段がないのも現状です。
延命を否定することは自分の仕事を否定することですが、この連鎖を無限に継続していってはならないと考えてしまいます。
・・・
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=27013
☆母親から『認知症なので殺してくれ』と毎日言われていた
認知症なので殺してくれ(北海道認知症介護ネットワーク)
http://nintisyo.at.webry.info/201301/article_3.html
「枕で口と鼻をふさいだ」93歳の母を殺害、68歳の娘を兵庫県警が逮捕
2013.1.11 01:38 [殺人・殺人未遂]
母親(93)を殺害したとして、兵庫県警垂水署は10日夜、殺人容疑で神戸市垂水区名谷町の無職、李正子容疑者(68)を逮捕した。李容疑者は「母親から『認知症なので殺してくれ』と毎日言われていた。枕で口と鼻をふさいだ」と供述しているという。
逮捕容疑は8日ごろ、市営災害復興住宅7階の自宅で、母親の育子さんを殺害したとしている。
李容疑者は10日夕、JR垂水駅前の交番に出頭。署員が自宅を確認したところ、育子さんが介護ベッドの上で死亡していた。
・・・・
☆コロシテオクレ
「彼女の心臓は刻々モニターされ、人口呼吸器に繋がれ、膀胱にはカテーテルが設置され、輸液をさげた金属の柱がベッドサイドに立てられ、おまけに彼女は手足を縛られていた・・・
・・・「お母さん、今日は具合はどう」と聞いて手を握った・・・
懸命に人差し指で字を書いている。それは何回も書いているうちに何を書いているのかはっきりしてきた。息子は愕然とした。
コ・ロ・シ・テ・オ・ク・レ
この本は自分が医師であるながら、迂闊で、母の絶望的な苦痛に気づくことが遅かった息子がその母に捧げるものである。」
(「医療に頼らない理想の最後」塩田芳享)
☆病院ビジネスの闇~過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用
・・・
いま、不透明な"病院ビジネス"が横行している。
たとえばホームレスを病院に連れて行き、過剰な治療や検査を受けさせ、医療報酬を得る。あるホームレスには90もの病名がつけられ、数千万の医療費が払われていた。もちろん、受け取るのは病院だ。
とある介護施設に集められた高齢者は鼻から栄養を注入されていたが、退院させると自力で食事ができるようになった。医療報酬が支払われる条件に該当する患者を集め、その条件を守るために介護されているように見える。
恐るべきレポートだった・・・
http://trynext.com/diary/2010/05/23-2340.php
・・・『病院ビジネスの闇』を読了しました。やはり第2章以降に、大和郡山のY病院以外にも不正がはびこっている様子が取材、レポートされていました。
第2章は、行路病院ネットワーク。行路とは行き倒れの意味。この場合、生活保護受給者です。そういう人を人を受け入れるとは見上げた病院だ、と思うでしょ。そうでない。検査や治療漬けにして、保険からまるまるお金を取る。もう検査や治療が尽きたら、別の病院の同様の患者とトレードする。
で、新しい患者が来たら、新しい病名を付けて、またゼロから検査、治療を重ねる。レセプトのチェックが1か月ごとに、横並びで行われる。特定の一人を時系列で調べることはしない。だから、病院を変わり、病名が変わると、不正に気付かないのだとか。
Y病院が患者をトレードしていた病院は、70院にも膨れています。
取材陣は、医療コンサルなど、いかがわしい人物に次々接触します。コトリバス、寝たきりアパートなどなど、恐ろしい実態が次々と紹介されていました。コトリバスとは、乞食を取るバス。街を巡回して乞食を乗せて病院へ。Y病院が入院なら、こちらは外来を利用した不正診療、不正診療報酬詐欺です・・・
http://blog.goo.ne.jp/nakayoshi_2009/e/9add1ba71176ca92e53e727b5968df67
<参考リンク>
■<麻生財務相の発言>早速バッシングが始まったが、僕は、麻生さんが言ってることにシンパシーを感じるんだけどね。
http://www.asyura2.com/12/senkyo142/msg/841.html
※時間がかかりましたが、左巻きの人への反論がまとまりました。
麻生発言・医療政策に関連するということで政治板に投稿します。
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